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中古車の買い方まとめ。 買ってはいけない時期があるって本当⁈
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中古車を買うときに難しいポイントは、年式や走行距離が同じような中古車でも値段が違うことで、素人目にはその違いがよく分からないものです。
中古車とはいえ決して安い買い物ではないので、基本的な注意点を知ってこくべきでしょう。
この記事では、中古車の買い方について押さえておくべきポイントを詳しく解説し、後悔しない中古車選びをサポートします。
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目次
中古車の買い方次第であり得る損得

中古車を購入する方法はいくつかあるのですが、中古車販売店での購入や最近であれば新車ディーラーの認定中古車を選ぶことが一般的です。
ただ、中古車というのは車の状態もピンからキリで、最近は悪徳業者による押し売りのような事例も目にします。
まずは中古車の買い方で注意すべき基本的な事項をおさえ、簡単に騙されないような基礎知識を学びましょう。
中古車選びは販売店選びで決まる
記憶に新しいことですが、保険金の不正請求に端を発したビッグモーターの問題は、中古車市場全体への不信感を招いています。
とくに中古車売買を巡るトラブルが度々ニュースになり、全国の消費生活センターなどに寄せられたビッグモーターに関する相談件数も激増しているようです。
このような事例を見ると、どの中古車を買うという以前に、どの販売店から買うかということがいかに重要なのか分かります。
中古車販売店選びのポイントはいくつかあるのですが、よく言われているものは以下のとおりです。
- 実店舗を構えている販売店にする
- スタッフの質を見極める
- しっかりとした保証制度がある
- 諸費用などが明確になっている
これだけ見るとビッグモーターなども合格してしまいそうですが、少なくともこちらの質問に誠実な回答をしてくれ、お客様目線の提案をしてくれることが最低条件です。
狙った中古車の相場を知っておこう

中古車選びで重要なポイントは、欲しい車を絞っておき、その中古車の相場を知っておくことです。
漠然と中古車販売店へ行ってしまうと、セールスにとっては鴨がネギを背負ってきたようなものに映るでしょう。
もちろん中古車の相場にも幅があり、具体的に価格相応の価値があるのかどうかは実車を見てみなければわかりません。
しかし、その判断は比較対象があるからこそできるものなので、ネットなどの中古車情報を活用しましょう。
ネットでは、車種やグレード、年式や走行距離などの基本情報以外にも、補償の有無や修理歴など、細かく確認できます。
中古車とはいえ大きい買い物なので、手間は惜しむべきではありません。
中古車価格が高くなる要素や時期
中古車価格は、多くの商品と同じように需要と供給のバランスで決まり、また売れる時期かそれ以外の時期かなど、複数の要因が絡んでいます。
分かりやすい例を挙げれば、2022年8月頃をピークに上昇を続け「中古車バブル」とも言われた状況でした。
その時は世界的な半導体不足やコロナ禍によるサプライチェーンの混乱により、新車の納期が異常なまで延びていました。
新車が手に入りにくいため需要が中古車へ殺到し、ニーズが大幅に増えたことで中古車価格が急騰した理由です。
このときのケースは特殊だったのですが、時期によっても中古車の価格が変わることがあります。
聞いたことがあると思いますが、新車が一番売れる時期は年度末の3月で、そのタイミングで多くの下取り車や買取車が発生します。
つまり4月や5月は多くの中古車が市場に出回り、また中古車販売も一息つくタイミングなので、安く買う狙い目だといえます。
お得に中古車を買うためのポイント

今すぐ中古車を使いたいとか、特定の人気車を中古で買いたいとかなら話は別ですが、少しでもお得に中古車を買うなら多少の工夫が必要です。
中古車は新車と違って一つとして同じものはないので、相場だけでは分からない部分もあります。
そこで中古車をお得に買うため最低限知っておくべき知識と工夫について、その理由を含めて考えてみましょう。
中古車屋の閑散期に買う
どんな業種にも繁忙期や閑散期があるものですが、中古車にも存在して当然のように閑散期の方が安く買える可能性が高まります。
では中古車業界における閑散期はいつなのでしょうか。一般的には以下の時期が狙い目だと言われています。
| 中古車が安くなる時期 | 安くなる理由 |
| 4月~5月 | 中古車の販売もひと段落し、中古車の供給量も増えるため。 |
| ボーナス支給前(5月、11月) | ボーナス支給前は消費者の購買意欲が高まりにくいので、売れづらい時期です。 |
| GW明け | GW前は車の需要が高まるが、その反動で連休明けは需要が低くなるため。 |
| お盆 | お盆は縁起担ぎもあって消費が落ち込みます。また、暑く外出控えで客足が遠のきます。 |
これらの時期は安くなるのが一般的な傾向ですが、販売店によってはどうしても売りたい時期が異なったり、担当者レベルではある月の末日まで売りたかったり、イレギュラーなケースもあります。
やむを得ず車を買い換えることになった・・・結構な値引きと引き換えに2月末登録になってもた。はよ今の車売らなアカン。
— Hay (@nicky69hay) February 24, 2014
このようなケースは新車販売でも見られるのですが、販売会社によっては決算月も異なるので、アンテナは広く張るようにしましょう。
モデルチェンジ直後が狙い目

自動車メーカーが販売しているモデルのほとんどは、定期的なフルモデルチェンジを行っており、そうなると現行車種だったモデルも型落ちになります。
中古車価格は現行モデルの方が高くなるもので、フルモデルチェンジのタイミングで旧型モデルは安くなります。
またフルモデルチェンジの間に行われるマイナーチェンジでも、やはり同じような傾向が見られるので、あえて古いモデルを狙うのも得策です。
ただ、まれにフルモデルチェンジ後の新型が失敗作扱いをされることがあり、逆に中古車価格が上がってしまう事例もあります。
R34までしかスカイラインじゃない、v35以降は失敗作っていう人いるじゃん。それに対してv35,36好きな人が怒るのはとてもよくわかる。けどその怒ってたひとが、v37とかなにあれ、あんなのスカイラインじゃないって言うの、おかしくない?
— たっつん@Sparkle (@tobaTskyliner) September 2, 2017
また新モデルの人気が凄すぎて、中古車価格の方が高くなるような300系ランドクルーザーや新型アルファードのようなケースもあるので、欲しいモデルの特徴などはよく調べておきましょう。
年式が変わってしまう1月はオススメ
中古車の情報で重視されるのは年式と走行距離ですが、売れなければ増えない走行距離と違って、年式は必ず毎年古くなっていきます。
年式が1年増えてしまうタイミングは、毎年1月1日なので数日前と品質は何も変わらないのに、古く見えてしまうため価格は下がり、かなりお得だといえるでしょう。
できれば事前に欲しい中古車情報を調べておき、年が明けた1月に同じ中古車の価格を確認することをオススメします。
リセールバリューも気にしよう

中古車選びでは、ついつい販売している価格に目を奪われてしまいますが、買った中古車を手放すことまで考えておくと、トータルの負担額が大きく変わることがあります。
これは新車であっても中古車であっても同じで、不用になった車を売るときのリセールバリューは車種によって大きく違うものです。
リセールバリューが高い車というのは、基本的に需要の大きな人気車種で、結果的に中古車価格も高い傾向があります。
例えば現在人気のSUVが3年後いくらで売れるのかを示す残価率は、下の表に示したとり大きな差があります。
| モデル名 | 買取相場 | 新車価格 | 残価率 |
| ジムニーシエラJC | 208万円 | 205.7万円 | 101.1% |
| ランドクルーザー(200系)ZX | 680万円 | 697.4万円 | 97.5% |
| ハリアーZレザーパッケージ | 340万円 | 423万円 | 80.4% |
| C-HRハイブリッドG | 207万円 | 304.5万円 | 68.0% |
| CX-5 XDプロアクティブ | 196万円 | 322.8万円 | 60.7% |
このデータは走行距離3万km以下の平均値ですが、ジムニーシエラJCは3年乗ったあとに価格が上がっているので、3年間タダで乗ったうえにお金を貰えることになります。
希望の土地見てると少し雪が心配なところが多いから、これはいよいよジムニーシエラ並ぼうかな。リセールの鬼らしいからいざとなったら売ればいいし。
— ちゃま (@ch_k_m_gt) August 10, 2020
このようにリセールバリューを意識することで、お得さが大きく変わることが理解できるでしょう。
安いからといって飛びつくのは危険
中古車情報を見ていると、同じ年式で似たような走行距離なのに値段の差が大きいモデルを見かけることがあります。
深く考えないと「お得な中古車」だと勘違いしそうですが、安くなっているのにはその理由があるものです。
問題は、その理由が納得できるものなのか、はたまた買ってはいけないような理由があってのことなのかでしょう。
たとえば高い方の中古車に純正のカーナビが付いていて、それより10万円安い別の中古車にはナがないとします。
これであれば安い理由にも納得ですが、そのような理由を説明してくれない中古車販売店には注意が必要です。
なかには事故車や水没車を、事実を隠して販売している業者もいると言います。
もちろん安いから必ず粗悪品ということもないので、必ず比較対象となる価格を調べて、安い理由をしっかり考えることが大切です。
人気車や人気カラーは安くなりづらい

中古車価格は需要と供給のバランスで決まってくるので、人気のあるモデルやカラーだと安くなりづらい傾向があります。
つまりリセールバリューの高い車といえますが、中には新車より高い値段で売られているようなケースもあるので、やはり相場を知ることが大切です。
また中古車の中でも軽自動車は価格が落ちない傾向があり、軽トールワゴンでもN-BOXなどはリセールバリューが良いことが知られています。
あまり割高な中古車だと新車購入すら視野に入ってくるので、「人気車ですから」というセールストークを鵜呑みにせず、冷静に判断するようにしましょう。
中古車購入での成功事例と失敗事例

中古車の購入では良質な販売店を見つけることが重要で、良い中古車と巡り合えるかどうかは、販売店選びでほとんど決まるといっても過言ではありません。
また、自分の目でしっかり確認することや、相場を知ることも重要で、楽をして失敗するような事例も見られます。
ここでは中古車購入に関わる成功例や、思わぬ大損をした失敗例を確認してみることにしましょう。
残念な失敗事例
中古車選びの難しさは、良質か悪質かを見た目だけでは判断できない点にあります。
それと気を付けなければならないのが「予算」に拘り過ぎることで、判断を誤る原因になりがちです。
この事例は典型的な「安物買いの銭失い」ですが、中古車の値段には相応の理由があるものなので、しっかり理由を聞きだすことが必要です。
この方の場合、それこそ最初から新車にしておけば損をしなかったので、安易な中古車選びはリスクが大きいことを知りましょう。
納車後5分でロードサービスを呼ぶような故障なので、はっきり言って不良品を売りつけられた事例です。
売りつけた中古車量販店とやらの対応がどうだったのかは分かりませんが、事前に販売店などの口コミ確認は必須だといえます。
中古車購入が上手くいった人

中古車購入が上手くいったと思える人のほとんどは、値段に対して「故障しなかった」「愛着を持った」など、コスパの良さを感じています。
つまり新車では当たり前のことでも、中古車にはある程度疑いの目を持って購入しているということです。
中古車で買って17万キロ越えまで故障らしい故障がないということは、このオーナーさんのメンテナンスもしっかりしていたのでしょう。
事故車や水没車は論外ですが、まともな自動車であればメンテナンス次第で10万キロオーバーでも余裕で使えます。
つまり失敗する中古車は、前のオーナーか販売店か、どちらかに大きな問題があるということです。
しっかりとした中古車選びさえすれば、コスパが良くて満足できることが分かります。
新車であっても中古車であっても、大事に乗りメンテナンスすることが、何にもまして重要です。
まとめ

2022年に高騰していた中古車相場も落ち着き、新車の納期も短くなってきたので、これから良質でお手頃な中古車も増えてくるでしょう。
ただ、良質な中古車に混じって一定数の粗悪品があるのも事実です。
そんな粗悪な中古車を買わされないために、本記事を参考にして良い販売店や担当者、そして中古車そのものを見分ける目を養いましょう。

引用:https://www.zba.jp/
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