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cx5《マツダ》10万キロの下取り価格相場は?買取業者徹底比較
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この記事では10万キロ以上走り込んだCX-5の下取り価格(買取価格)はどの程度が相場となっているか徹底調査していきます。
また、カーセンサーでは、最大30社もの買取業者に対して一括査定が行えます。下取り価格は車両の状態によっても変わりますので、査定に出して現物を見てもらうのが確実です。
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目次
マツダCX-5とは

まず、CX-5がどのような車であるかを簡単に解説します。この車がどのような価値を持っているかを知っておきましょう。
CX-5の特徴
CX-5はマツダが販売するミドルサイズのクロスオーバーSUVです。
初代CX-5は2012年に発売され、マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を全面採用した初めての車種として注目を集めました。とくにクリーンディーゼル車に搭載された「SKYACTIV-D(2.2)」はV8ガソリンエンジンに匹敵する大トルクを発生したため、驚かれたのです。
また初代CX-5は、生命力と躍動感を表現したマツダの新デザインテーマ「魂動 ~Soul of Motion~」を全面的に採用した初の市販車ともなります。それまでのマツダのデザインイメージを払拭し、新しいイメージを作り出した立役者ともいえます。
シリーズは計2世代
CX-5シリーズは、2023年現在、計2世代のモデルが存在します。
| 世代 | 型番 | 発売年、販売期間 |
| 初代CX-5 | KE系 | 2012年~2016年 |
| 2代目CX-5 | KF系 | 2017年~ |
2012年に初代モデルが発売され、その後、わずか5年後の2017年に2代目が発売されています。
2代目は、初代のコンセプトを継承しつつ、正常進化したモデルとなり、外観は鼓動デザインをさらに追及しより優雅なフォルムに、内装の質感や装備もより高品質なものとなりました。マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」もさらに進化し、クルーズ・コントロール機能の向上や、歩行者検知、標識検知等の追加など、さまざまな改良が施されています。
CX-5、10万キロの下取り相場はどれくらい?

10万キロのCX-5はいくら程度で下取りして貰えるのでしょう。
買取相場のおおよその目安は以下のようになります。
| 年式 | 10万キロでの買取価格(中央値) |
| 2017年 | 1,091,140円 |
| 2016年 | 764,065円 |
| 2015年 | 651,020円 |
| 2014年 | 575,340円 |
| 2013年 | 471,280円 |
| 2012年 | 420,540円 |
参考:https://shauru.jp/kaitori/satei/cx-5/satei/100000kiro/
ご覧のように、走行距離10万キロのCX-5の下取り相場は、2017年式以外は100万円以下となっています。年式が1年古くなると約10万円程度、買取価格が下がっていく傾向です。
ただし2017年式は、2代目のKF系となるため、買取価格が比較的高額です。走行距離10万キロを超えていても100万円前後の値が付くことが多いです。
同じ年式で走行距離が違うと?
「価格.com」掲載の査定データのうち、同じ「XD プロアクティブ」グレード×2017年式のCX-5において、走行距離の異なる3つの車両の買取データをピックアップしました。
| 車両データ | 査定額 |
| XD プロアクティブ 2017年式 (6年落ち)90,001~95,000km走行 ボディカラー不明 修復歴なし | 査定額 90~130 万円(査定社数:3社) |
| XD プロアクティブ 2017年式 (6年落ち) 45,001~50,000km走行 レッド系 修復歴なし | 査定額 120~170 万(査定社数:5社)
|
| XD プロアクティブ 2017年式 (6年落ち) 25,001~30,000km走行 ホワイト系 修復歴なし | 査定額 155~165 万(査定社数:1社) |
ご覧のように1行目の約10万キロ(90,001~95,000km走行)走行しているCX-5の査定額は90~130 万円となっています。一方、走行距離の少ない2行目、3行目の車両は、それよりも高い査定額が提示されています。
このように、同じ年式のCX-5であっても、走行距離が少ないほど査定額は高くなります。
もう一つ、以下は「グーネット買取」が公開する、走行距離別のCX-5平均査定価格データです。
| 走行距離 | 平均査定価格 |
| 1万㎞ | ‐ |
| 2万㎞ | 175.3万円 |
| 3万㎞ | 152.9万円 |
| 4万㎞ | 137.5万円 |
| 5万㎞ | 127.6万円 |
| 6万㎞ | 114.5万円 |
| 7万㎞ | 105.0万円 |
| 8万㎞ | 94.3万円 |
| 9万㎞ | 85.5万円 |
| 10万㎞ | 85.5万円 |
ご覧のように、走行距離が増える毎に、平均査定価格は下がっていく傾向にあります。おおよそ1万キロ毎に平均査定価格が10万円ほど下がっていく傾向です。
走行距離が多いと、エンジン、ボディ、駆動系など、各部の劣化は早まり、車としての寿命が縮まっています。また走行距離10万キロの車両というのは、中古車を探している買い手側にも敬遠されやすく、なかなか買い手が見つからないことが多いです。
そうしたことから、業者側も走行距離10万キロの車両というのは買取にしにくく、買取る場合は査定額はどうしても安く見積もる形になってしまいます。
CX-5、10万キロを買取価格を6社で比較

それでは、CX-5を売りに出すと、実施にどの程度の買取価格が付くのでしょうか。
ここでは、買取実績を公表している大手6社の買取価格を表にまとめます。走行距離10万キロのCX-5にスポットをあて、それぞれの業者のデータを抽出しました。
| 業者名 | 概要 | タイプ | 10万キロでの買取価格 |
| ガリバー | 中古車買取販売大手(東証プライム上場) | 店舗型 | 最高140.4万円、最小26.2万円 (10~11万km未満走行での買取目安) |
| ネクステージ | 中古車買取販売大手(東証プライム上場) | 店舗型 | 57.2万円 (XD 平成24年式(2012年式) 103,091Km レッド) |
| カーセブン | 中古車買取販売チェーン大手 | 店舗型 | 40.0万円 (XD 平成24年式(2012年式) 112,200km アカ) |
| 楽天カー車買取 | 楽天が運営する車買取仲介サービス | オークション仲介 | 最高88.4万、最小36.6万 (2014年モデル、~100,000kmでの買取目安) |
| ズバット | 一括査定サービス大手 | 一括査定 | 40〜47万円 (2012年/平成24年(11年落ち)100001km〜110000kmの相場目安) |
| グーネット買取 | 大手中古車情報検索「グーネット」が運営する一括査定サービス | 一括査定 | 85.5万円 (走行距離10万kmでの平均査定額) |
※2023年2月現在の情報
それぞれの買取業者で集計方法が異なるため、価格にバラつきはありますが、買取価格が低めのXDグレード×2012年式×走行距離10万キロの組み合わせですと、どの買取業者でも買取価格は40万円~60万円程度が目安となってきます。
年式が新しい、価値が高いグレード、人気カラーなどの場合は、プラス査定となることがあります。しかしそれでも走行距離が10万キロを超えている場合、買取価格は高くとも100万円であることが大半であり、100万円を超えるケースは稀です。
高額査定ケース
中には10万キロ越えでも高額査定されるケースもあります。以下にいくつか例を紹介します。
| 買取業者 | 車両情報 | 買取価格 |
| ガリバー | XD Lパッケージ 黒 平成29年式(2017年式) 10万km走行 | 154.7 万円 |
| ネクステージ | XD プロアクティブ 4WD 平成29年式 (2017年式) 126,418Km ガンメタリック |
107.8万 |
| カーセブン | XD プロアクティブ 平成28年式(2016年式) 115,600km クロ | 81万円 |
「Lパッケージ」や「プロアクティブ」は、もともとの車両価格も高くプラス査定のされやすいグレードのため、10万キロ越えのCX-5でも、買取価格が100万円を超える例もあります。
反対に「XD」や「20S」といった一般的なグレードの場合は、買取価格は低めになることが多いです。なお「XD」や「20S」で比べると、クリーンディーゼルエンジンの「XD」よりも、ガソリンエンジンモデルの「20S」の方がやや買取価格は高めです。
CX-5は中古車市場で人気モデル

スタイリッシュなデザインが魅力的なCX-5は、SUVの中でもひと際人気の高い車種であり、中古車市場においても安定した需要があります。
マツダの中古車の中でも人気車種となり、ズバットの「マツダの人気車種ランキング(買取取引台数)」では、1位がデミオ、2位がCX-5となっています(2023年1月現在)。
そうした人気の高さから、CX-5自体は比較的高額買取が狙いやすいモデルであり、1年落ち2年落ちのまだ年式の新しい車両、走行距離1万キロ未満のまだ走り込んでいない車両であれば、買取金額が250万円以上、300万円以上となることも珍しくありません。
しかし10万キロ越えは買取価格も低くなりがち
人気のCX-5ではありますが、走行距離が10万キロを超えると高額買取は難しくなり、ここまで記載しましたように10万キロの車両では、買取価格は数十万円~100万円程度が目安となってきます。
CX-5は海外の需要もありますが、国内の需要が強力であるため、中古車の多くは国内で流通します。しかし国内のCX-5を求めるユーザーは、都会派SUVということもあり良い状態の車両を求めていることが多く、走行距離の多い車両というのは敬遠されがちです。
そうした事情もあり、走行距離が10万キロを超えているCX-5は、どうしても買取価格が低くなりやすいのです。
モデルチェンジが近い可能性あり
CX-5はフルモデルチェンジが早い車であり、初代は2012年発売、2代目は2017年に発売となり、わずか5年で世代交代が行われています。
そして2023年現在、すでに2代目の発売から5年が過ぎているため、次のフルモデルチェンジが近いと各所で予想されています(ただし2022年モデルで大きな改良が行われたため、フルモデルチェンジは当分ないという見解もあります)。
フルモデルチェンジが行われると、既存の車両が旧世代となっていくため、買取価格が下がる恐れがあります。特に現行型となる2代目KF系は、フルモデルチェンジによる買取価格低下の影響をうけやすいため、売却を検討している方はフルモデルチェンジの動向もチェックしておきたいところです。
CX-5の買取Q&A

最後に、CX-5の買取における疑問点などについて、Q&A方式で回答していきます。
人気のカラーは?
CX-5の買取において人気のカラーは、「ジェットブラックマイカ」と、有償色である「スノーフレイクホワイトパールマイカ」です。CX-5は都会派SUVということもあり、こういった黒系や白系のカラーは安定した人気を持ち査定でもプラスとなりやすいです。
もう一つ、現在のマツダのイメージカラーである赤色「ソウルレッドクリスタルメタリック」もファンが多く人気カラーとなっています。
人気のグレードは?
CX-5の買取において人気のグレードは、エクステリアやインテリアを上質なものとした「Lパッケージ」、先進安全装備を充実した「プロアクティブ」です。CX-5は都会派SUVということもあり、こうした高級感あるグレードや装備の充実したグレードのリセールバリューが高くなっています。
カスタムカーや故障車は買取ってもらえる?
CX-5は純正状態が好まれる車であるため、カスタムカーや改造車などは、買取ってはもらえますがマイナス査定となりやすいです。
故障車や事故車においては、人気モデルということもあり、軽度な故障、修復が完了しているものであれば、10万キロ越えの故障車でも買取って貰えることが多いですが、こちらもマイナス査定の要素となります。
なお事故で大破してるような状態ですと一般的な買取店での売却は難しいため、廃車専門の買取業者などを利用するのがおすすめです。
まとめ

以上、10万キロのCX-5の下取り相場、買取相場について解説しました。
CX-5は人気のモデルであるため、走行距離10万キロを超えた車両でも、大抵の場合は買取ってもらえ、数十万円程度の値が付きます。
しかし10万キロ超えた車両というのは、走行距離の少ない車両に比べると厳しい目で査定されがちであり、買取業者によってはあまり良い価格を提示してくれないこともあります。そのため、良い値段を付けてくれる業者を根気よく探すことも高値売却を目指す上では大切です。
カーセンサーでは、最大30社もの買取業者に対して一括査定が行えます。査定は無料で行え、査定額に満足いかない場合は売却を却下もできますので、気軽に利用でき、愛車の市場価値を知ることができます。
複数社で査定してもらい、10万キロを超えたCX-5にも良い値段を提示してくれる業者を探してみましょう。
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