ガリバーフリマがやばい。売れないって本当？買ってみた人達も感想を徹底調査

ガリバーフリマがやばい

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中古車売買の大手ガリバーが提供する「ガリバーフリマ」は、車の個人売買を仲介するサービスです。

日本ではまだまだ認知度の低い「車の個人売買」で、日本の中古車流通では5％前後に留まっていますが、アメリカなどでは約30％の中古車が個人売買されているようで、今後は日本でも一般的な選択肢になっていくでしょう。

ところでガリバーフリマには、良い噂だけではなく悪い噂や口コミも多く、利用を躊躇してしまう原因の一つになっています。

そこで今回はガリバーフリマの実態について、売った人や買った人の感想を中心に以下のよう徹底調査していきます。

・ガリバーフリマのサービス内容・特徴

・ガリバーフリマに車を出品するメリットとデメリット

・ガリバーフリマで車を購入するメリットとデメリット

・ガリバーフリマがおすすめの人とは？

買取で損をしないためのポイントは「いかに多くの見積もりを比較するか」ですが、そんなときにおすすめなのが「カーセンサー」の一括見積もりサービスです。

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ガリバーフリマのサービス内容と特徴

ガリバーフリマ

引用：https://gulliver-frima.com/

車以外の分野ではメルカリやヤフオクなど、個人売買が浸透してきていますが、それに比べると車は動く金額が大きくなることが特徴です。

ガリバーフリマの評判を見る前に、まずはどのようなサービスなのか内容と特徴を説明します。

 

ガリバーフリマは個人売買の仲介

個人売買の基本は、個人間で価格交渉をして売り手は車を引き渡し、買い手は代金を支払い車の所有者登録などを変更します。

しかし個人売買ではトラブルが多いのも事実で、「代金を支払ったのに車が引き渡されない」や「売った車の登録が変わっていないので自動車税の請求がきた」という事例を目にします。

ガリバーフリマは、このようなトラブルにならないよう個人売買の仲介をしてくれるサービスです。

車の売却代金の支払いや手続の代行、そして車の引き渡しまでガリバーフリマが行ってくれるので、個人売買に関する不安を取り払ってくれます。

 

ガリバーフリマの特徴

ガリバーフリマ特徴

ガリバーフリマの特徴は、先ほど説明したとおり不安の付きまとう個人売買に対して、中古車売買の大手ガリバーが保証してくれる点です。

車の売買は、登録や税金など一般的な個人売買より手続きが複雑ですが、このような煩雑なこともガリバーフリマが代行してくれるので、売り手と買い手の双方にとって負担が少なくなります。

取扱い台数の多さも特徴で、常時8,500台以上の中古車が登録されていて、全国に約460ある店舗ネットワークで個人売買をサポートしています。

 

ガリバーフリマの運営会社

ガリバーフリマの運営は、中古車売買の大手ガリバー同じ株式会社IDOMですが、普通の人にとってはあまり聞き覚えのない社名ではないでしょうか。

それもそのはずで、2016年7月までは株式会社ガリバーインターナショナルという商号でした。

個人売買の仲介事業は、2015年9月に「クルマジロ」という名称でスタートし、2017年6月にガリバーフリマに名称変更しています。

運営会社情報（2022年2月現在）

商号 株式会社IDOM
本社所在地 東京都千代田区丸の内2丁目7-2 JPタワー26階
代表者 羽鳥由宇介・羽鳥貴夫
資本金 41億5,702万円
売上高 3,067億円（連結：4,595億円）
従業員数 3,725名（連結：4,464名）

 

ガリバーフリマに車を出品するメリットとデメリット

ガリバーフリマ　メリットデメリット

ガリバーフリマの基本的なサービスが分かりましたが、車を個人売買で売りたいと思っている人にとって、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

まずは車を出品する人にとってのガリバーフリマを考えてみます。

 

個人売買を完全サポートで安心

個人売買を完全サポート

いざ車を個人売買で売ろうと思っても、自分の車の価値や取引の進め方など、分からないことが多いものです。

ガリバーフリマは、こうした出品者に対してスタッフが丁寧にサポートしてくれるので、安心して取引準備を進めることができます。

個人間とはいえ売り手としては「少しでも高く売りたい」と思う一方で、強気すぎる値段を付けて「売れなかったら困る」という心配があるでしょう。

ガリバーフリマでは、車の相場をチェックできる機能もあるので、それを参考にして出品価格を設定することができます。

設定した価格は後から変更できるので、例えば売れないようだったら価格を下げて様子を見るなど、売れるためのアドバイスも受けられます。

また個人売買で一番の心配である「トラブル」も、ガリバーフリマが仲介することで避けられるので、その点でも安心感が違うでしょう。

 

値段がつかないような車が売れることも

ゼロ査定者

ガリバーフリマのメリットの一つが、他の中古車買取業者では値段がつかないような車でも売れる可能性があることです。

これはガリバーフリマの買い手側の特徴にも関係するのですが、一定数「動きさえすればどんな車でも構わない」というユーザーがおり、そのため買い手が見つかります。

しかし価格については過度な期待はできないので、「こんな車でも売れるのか」くらいに思っておきましょう。

 

売れるまでは手数料なしで車を乗り続けられる

ガリバーフリマは、あくまで個人売買の仲介なので、出品者は買い手が見つかるまでは愛車に乗り続けることができます。

また出品して売れるまでの間は、手数料などは一切かからないので、「買ってくれる人がいるなら売っても良い」くらいに考えている人にとっては便利なサービスです。

 

ガリバーフリマ出品者の良い口コミ

ガリバーフリマで売る人の良い口コミ

ガリバーフリマに愛車を出品した人のなかで、好意的な口コミを集めてみましたので、出品を考えている方は参考にしてみてください。

 

個人売買なので売れない可能性がある

ガリバーフリマは、個人売買であって売れるという保証がない点には注意が必要です。

フリーマーケットの基本といえることですが、出品した車に興味を持って買いたいという人が現わらなければ、出品したままの状態になってしまいます。

これは「愛車を是非売ってしまいたい」という人にとっては、大きなデメリットになりうることなので、その場合は買取業者への売却を検討すべきでしょう。

 

手数料が高くもしかしたら損をしていることも

手数料が高すぎる

ガリバーフリマは、出品中は手数料が掛からないのですが、買い手が見つかって売れたときに手数料がかかるシステムになっています。

手数料は出品者が売りに出した車両の代金によって決まり、具体的には下表のとおりです。

出品者受取金額 仲介取引出品の手数料 直接取引出品の手数料
～200,000円 18,000円 9,000円
200,001円～

250,000円

 38,000円 19,000円
250,001円～

300,000円

 43,000円 21,500円
300,001円～

350,000円

 48,000円 24,000円
350,001円～

400,000円

 53,000円 26,500円
400,001円～

450,000円

 58,000円 29,000円
450,001円～

500,000円

 63,000円 31,500円
500,001円～

500,000円

 68,000円 34,000円
800,001円～

1,000,000円

 69,000円 34,500円
1,000,001円 出品者受取金額の7％ 出品者受取金額の3.5％

結構な手数料がかかるので、中には「車買取に売っていたほうが良かった」という可能性もあります。

つまりガリバーフリマの利用では、手数料まで考慮する必要があるのです。

 

ガリバーフリマ出品者の悪い口コミ

ガリバーフリマで売る人の悪い口コミ

ガリバーフリマで車を売った人たちの悪い口コミを見てみましょう。

 

ガリバーフリマで車を購入するメリットとデメリット

ガリバーフリマで車を買う人のメリットとデメリット

ガリバーフリマで車を買う場合も基本的に個人売買なので、やはりメリットとデメリットが存在しています。

ここではガリバーフリマで車を購入する人についての注意点を見てみましょう。

 

なかなか見つからない掘り出し物が見つかるかも

中古車販売店では、基本的に「売れる車」を優先的に販売するため、レアで珍しい車にお目にかかれません。

しかしガリバーフリマでは、ちょっと見かけないような掘り出しものが見つかる可能性があり、それが大きな魅力となっています。

人とは違う変わった車を探している方には、ガリバーフリマはおすすめといえます。

 

車両価格に消費税がかからない

個人売買だから消費税なし

新車でも中古車でも、販売店で購入すると必ず消費税がかかりますが、ガリバーフリマは個人売買なので消費税はかかりません。

現在の消費税率は10％なので、これがかからないのはかなり大きな差といえるでしょう。

ただ消費税がかからないのは車両価格に対してであり、後述するガリバーフリマへ支払う手数料には消費税がかかります。

 

ガリバーフリマで購入した方の良い口コミ

ガリバーフリマで車を購入した方で、良かったと思っている方の口コミを見てみましょう。

やはり掘り出しものがあるようですね。

 

車両の状態が思っていたのと違う可能性も

車両状態が思っていたのと違う

ガリバーフリマに出品されている車は、ガリバーのスタッフが車両状態をチェックしているのですが、それは「週履歴」と「走行距離」だけなので、普通にガリバーが販売している中古車とは違うものです。

そのためガリバーフリマで車を購入して実車をみると、思っていたより車両状態が悪いケースが見られます。

エンジン・サスペンションの不調や、社内が汚れている・タバコ臭いなど、クレームを付けたくなる（付けられないのですが）ような車両もあるのです。

 

購入者にかかる手数料が高い

購入者にも高すぎる手数料

ガリバーフリマで車を購入すると車両代金以外に、出品者の「仲介取引出品の手数料」と同額の購入者手数料がかかります。

またそれ以外にも、購入した車の名義変更に必要な手続きおよびこれに関連する手続きの代行料等として、以下の費用が必要です。

  • 登録手続き代行手数料（実費含む）39,000円
  • 車庫証明 12,000円（※車庫証明が不要な場合は手数料は不要）
  • ナンバー変更手続き 8,000円
  • 最寄りのお店への陸送 39,000円～（※離島の場合は実費との差額が発生）
  • 購入した車の自動車税（※購入のタイミングによってはガリバーが代行納税するため、相当額が発生

結構な額が必要となるので、ガリバーフリマでみる車両価格にプラス15～25万円かかると思っておきましょう。

 

ガリバーフリマで購入した方の悪い口コミ

ガリバーフリマで車を購入した方の、悪い口コミを確認してみましょう。

 

カリバーフリマがオススメの人

ガリバーフリマおすすめ

ガリバーフリマで車を売る人と、車を買う人のメリット・デメリットが分かりましたが、それを踏まえてガリバーフリマがおすすめの人を考えてみます。

まず車を売る人では、「売れるかどうか分からない車を売りたい」や「売れるなら売ってもいいが、それほど真剣に考えていない」といった人に、とりあえずの選択肢としてガリバーフリマは良い選択肢です。

次に車を買いたい人では、「走れば良いので少しでも安い車を探している」人や、「なかなか見つからない希少車を探している」人に、ガリバーフリマはおすすめです。

ただどうしても車を高く売りたいような場合は、ガリバーフリマだけではなく選択肢を広げる方が良いでしょう。

 

まとめ

まとめ

今回はガリバーフリマの評判について、売ってみた人と買ってみた人のそれぞれの立場から検証してみました。

ガリバーフリマは、あくまで個人売買が基本なので、良い意見にしても悪い意見にしてもフリマらしい特徴が出ています。

いずれにしても個人売買も選択肢の一つではありますが、最大30社もの事故車買取り業者の査定を比較できるカーセンサーの一括査定サービスなども、ガリバーフリマと並行して利用することをおすすめします。

ただ日本の中古車流通で、今後個人売買は増えていく可能性が高いので、ガリバーフリマの今後からは目が離せません。

 

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