みんカラ車買取相場表の使い方と注意点。他の買取相場と比較してみた

みんカラ使い方

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車の相場を調べる方法の一つに「みんカラ車買取相場表」を使うというものがあることをご存知でしょうか。

この記事では、みんカラ車買取相場表の使い方や注意点、そして他の買取相場と比較したときのメリットとデメリットについて解説します。

 

なお、買取で損をしないためのポイントは「出来るだけ多くの見積もりを比較するか」ですが、そんなときにおすすめなのが「カーセンサー」の一括見積もりサービスです。

1000社ある提携買取会社の中から最大30社の見積もりを比較できるので、より良い査定を引き出せるでしょう。

 

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みんカラとカービューそして車買取相場表

みんカラの車買取相場表

引用:みんカラ

車買取相場表の存在を知らない方でも、みんカラは見たことや聞いたことがあるあるのではないでしょうか。

それは車などの性能や評価を調べようと思ってネットを検索すると、高確率で上位ページにみんカラがヒットするからです。

まずはみんカラとはどのようなサイトなのか改めておさらいしながら、みんカラ車買取相場表がどのようなおのなのか説明します。

 

みんカラとはどのようなサイト

みんカラは「みんなのカーライフ」の略称で、2004年から続く自動車専門のコミュニティサイトです。

みんカラ上では、車好きの人々が車関連のみにかぎり情報交換したり意見交換したりするので、オーナーだから感じる口コミが見られます。

みんカラ自らが「日本最大級のクルマSNSサイト」というように、国内では圧倒的なユーザー数です。

月間ページビュー 約3億5000万PV
月間ユニークユーザー 約1000万UU
パーツレビュー投稿 約988万件
整備手帳投稿 約618万件

 

みんカラとカービューの関係

みんカラは、2022年6月30日までは株式会社カービューによって運営されていたサイトでした。

カービューといえば今でもクルマ情報総合サイトとして運営されていますが、2022年7月1日にヤフー株式会社に吸収合併されています。

この関連が分かると車買取相場表がどのような繋がりで提供されているのか理解できると思いますが、つまり「みんカラ買取相場」は中古車査定仲介サービスなのです。

これに関しては、いくらみんカラの運営元がカービューだとしても「ウザい」という声が上がっています。

レビューなどを見ている分には問題ないようですが、みんカラの利用には多少の注意が必要かもしれません。

 

車買取相場価格表とは?

みんカラとは?

引用:みんカラ

ここまで見てきてお気づきの方は多いでしょうが、みんカラの「車買取相場表」とはズバリ「カービューが提供する買取相場」のことです。

ここで簡単にみんカラ車買取相場表に触れておくと、個人情報などの登録なしに買取相場を知ることができます。

詳しい使い方は後で解説しますが、この個人情報なしというところが大きなポイントとなります。

よく車の査定というと見かける口コミは、「鬼のように営業電話が鳴りやまない」といったものですが、電話番号などを登録しなければ心配は無用です。

ただみんカラ自体が車好きのためのサイトから営業色が強くなっているとの指摘があり、これまで通りのサイト運営がされるのか心配になります。

 

みんカラの車買取相場表の使いかたと内容

みんカラ中古車査定の使い方

引用:みんカラ

みんカラの買取相場表ですが、サイトを一見するとそれがどこにあるのか分かりにくいと思います。

みんカラのトップページを見ると一番下に「車買取・中古車査定」というリンクがあり、ここをクリックするとカービューの「車買取トップ」へ移動します。

つまり完全にカービューへの誘導なのですが、真ん中にある入力項目は無視して上の「買取相場を調べる」をクリックして先に進みましょう。

そこから「メーカー」→「車種」という順番に選択すると買取相場が表示されます。

 

だいたいの相場を確認する方法

みんカラで買取相場を調べていくと、以下の3つに分かれて価格が示されていくことが理解できます。

  1. かなり大雑把な買取価格帯
  2. グレードごと走行距離別のざっくりとした価格
  3. 詳しい査定への誘導

最初に出てくる価格はかなり幅があって、たとえばアルファードを調べてみると「214.5万円~553.4万円」と約338万円もの差があるものです。

しかもサンプルとしてピックアップされているのは、2018年式で走行距離3万キロのアルファードとなっています。

これが1番目の「かなり大雑把な買取価格帯」で、ほとんど参考にならないといっても良いものです。

その下には「トヨタ アルファードを一括査定した人のクチコミ・評判」があり、愛車の条件に近い口コミがあればこちらの方が参考になるかもしれません。

その下にはアルファードの歴代モデルの解説のリンク画像があり、簡単なモデル情報を確認できます。

 

みんカラの車買取相場表を確認する

みんカラの車買取相場表
先ほどの解説のリンク画像の下を見ると噂の「車買取相場表」があるのですが、5つのグレードについて走行距離5万キロと10万キロの2パターンで、合計10個の相場が表示されています。

表記を見ると「買取カービュー独自の調査に基づくアルファードの年式・グレード・走行距離別の買取価格相場一覧表です」とあります。

見ると分かるのですが、金額は独自調査の中央値とみられ参考にはなるとは言い難い相場額です。

この相場表より、そのすぐ下にある「買取相場シミュレーター」のほうが使えて、「年式」「グレード」「走行距離」を選択できるので、より実勢価格に近づきます。

とはいえこのシミュレーターの価格も、実査定の金額と20%前後はズレが生じるといわれています。

 

みんカラではざっくりとした価格しか分からない

ここまでの相場は、3段階のうち2つ目までですが、さらに詳しい価格を知りたい方は無事(?)カービューの一括査定へ誘導されて、鬼のような営業電話を食らう羽目になります。

一括査定の利用は、愛車を高く売るために必要ですが、他の一括査定サービスと比較してからでも遅くはありません。

ここまでの流れを総合すると、みんカラの車買取相場表はざっくりとした価格しか分からず、それを撒き餌とした一括査定への誘導だといえるでしょう。

 

みんカラと他の買取相場との比較

車買取相場の比較

みんカラの車買取相場表は、ネットなどを見ると「個人情報を入力しなくても相場が分かる」と書かれていることがあります。

これは半分正解ですが、先ほど説明したとおり大雑把な価格しか分からないのが事実です。

そこで他にも車買取相場を知る手段や、それとみんカラの車買取相場表との違いについて調べた結果を見ていきましょう。

 

匿名でだいたいの相場を調べられるサイト

 

車買取相場を詳しく知りたいと思うと、ほとんどのサイトは一括査定へ誘導されてしまいます。

つまり携帯電話番号などの個人情報の入力が必要で、当然のように執拗な営業電話を覚悟しなければなりません。

また個人情報を入力しない場合は、やはりみんカラの車買取相場表のように大雑把な価格しか分からなくなります。

一つ変わった方法になるのですが、中古車の販売金額から大体の相場を逆算する方法もあり、カーセンサーの中古車情報の活用がオススメです。

カーセンサーの中古車情報は50万台を超えるデータがあり、トップページの上にある「中古車」から進むと簡単に絞り込めます。

中古車の販売による利益は、10%~20%が多いと言われているので、中間マージンなども計算して販売価格の75%程度が相場だと思っておけば「遠からず」といえる金額だといえるでしょう。

 

オークション相場を調べるサイト

中古車の買取相場に大きな影響を与えているのは、中古車専門の業者が取引する「オートオークション」です。

このオークションは一般の人は参加できないもので、そこでの落札価格がディーラーを含めた多くの業者が車の買取価格の参考にされています。

オークションでの価格は、オークション代行業者のサイトなどで確認できるので、みんカラの車買取相場表よりは精度の高いデータといえます。

ただ実際のところは車の状態に左右されるので、あくまで相場であって愛車の査定額と一致しません。

 

国産メーカー系の相場リサーチサイト

一般的にディーラーの下取り価格は、車買取業者の買取価格と比べて低いと言われています。

しかし下取り価格とはいえ、相場を知る一つの目安になるのも確かで、それを知る方法を紹介します。

トヨタ公式サイトでは「下取り参考価格情報」、日産の公式サイトでは「下取り参考価格シミュレーション」というサービスを提供しています。

これらのサービスでは、「メーカー」「車名」「年式」「グレード」などを入力することで、おおよその下取り金額を確認できます。

トヨタ公式サイトでは、国産車の下取り価格しか確認できませんが、レクサス版だと外車もOKとなっていて、ユーザー層の違いが表れているのでしょう。

これらの下取りシミュレーションは、いずれも匿名で確認できるので気軽に試すことができます。

 

しっかり調べたいなら実車の査定

実車の査定

 

 

個人情報を明かさずに査定価格を知ることはできず、知れたとしても目安の金額にすぎません。

考えてみれば当たり前のことですが、一部の情報だけで買取り金額を提示することはできず、その金額も保証できないのです。

ここからは、冷やかしではなく実際に車を売ろうと考えている方に向けた、オススメの査定方法を説明します。

 

買取業者による査定の差

愛車を少しでも高く売却したいと思うのは当たり前のことですが、車を買い取る業者は少しでも安く買いたいと思っています。

つまり車買取業者に足元を見られてしまったら、個人vs買取のプロの勝負は付いてしまったも同然です。

ところで車買取業者によって査定額にはどれくらいの差が出るのでしょうか。

この方が査定してもらったモデルは分かりませんが、100万円未満の価格帯で20万円以上の差はかなり大きいといえます。

このように大なり小なり査定額には差が出るのが普通なので、1社だけに査定依頼するのは損をする可能性が大きくなるでしょう。

 

実際に売るなら一括査定

車の一括査定

 

査定をしてもらい見積もりを取る作業ですが、自分で車買取業者を探し一件ずつ連絡をとるのは手間の多さを考えると現実的ではありません。

そんな時に便利なのが車買取の一括査定サービスを利用することです。

自分で複数の買取業者に査定を依頼しようとすると、何度も個人情報や車の車体情報を伝えたり、買取店に足を運んだりといった手間が大きな負担になります。

しかし一括査定サービスを利用すれば、個人情報や車の情報は一度のWEB入力で済みますし、住んでいる地域に対応できる業者を簡単に探せます。

査定も出張査定を利用すれば、何件も車買取業者を回る必要もありません。

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一括査定の利用方法と注意点

ネットで「車の一括査定」を検索すると多くのサービスがヒットしますが、それぞれに特徴があるので、利用はよく調べてからにしましょう、

一括査定サイトで差が顕著になるのは、提携している車買取業者の数と、一度に取ることのできる見積り数です。

サービス名 提携業者数 最大同時見積数
カーセンサー 1,000社以上 30社
MOTA 200社以上 20社
ズバット車買取 200社以上 10社
カービュー 300社以上 8社
ナビクル 100社以上 10社

 

みんカラと関係の深いカービューもありますが、カーセンサーがサービスボリュームで圧倒しています。

ただ一括査定サイトの利用で気を付けなければならないのは、サイトへ登録後すぐに鳴りやまなくなる営業電話です。

「一括査定サイト→鬼電」のコンボは、ネットを見ればたくさんの事例を見ることができます。

これを避けるためには、あらかじめ車買取業者の評判も調べておき、見積もり依頼をする業者絞ることです。

また一括査定サイトによっては、連絡方法をメールにする要請もできるので、鬼電対策としてはある程度有効になります。

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連絡方法をメールにする要請も可能!/

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カーセンサーの評判

カーセンサー評判

一括査定サイトの最大手であるカーセンサーは、リクルートが提供する車一括査定サイトという安心感がポイントです。

提携業者が1,000社以上と多いので、地方であっても最適の車買取業者が見つかりやすいので一括査定サイトでは一番のオススメです

車買取業者からの連絡方法をメールに依頼できるのですが、それを無視する業者はいるので使い方に工夫が必要になります。

どうやらユーザーの希望無視で鬼電してくるのは、特定の大手業者のようなので、業者選択で評判の悪いところを外すのも手です。

高く売るならカーセンサーを賢く利用するのが近道のようです。

 

まとめ

まとめ

 

みんカラの車買取相場表は、それ単独ではあまり使い勝手の良いものではなく、本当に愛車の査定相場知りたければ使えないことが分かりました。

みんカラを使っていて相場を知りたくなると、高い確率でカービューに誘導され鬼電攻撃を食らってしまいます。

記事でも解説したとおり、一括査定サイトにも特徴があるので安易にカービューの一括査定に申し込まないほうが良いでしょう。

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