クラウン10年落ちの買取相場は？ 買取業者徹底比較

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この記事では、10年落ちクラウンの買取相場と、業者ごとの違いについて徹底比較していきます。

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10年落ちのクラウンの特徴と買取相場

出典：トヨタ自動車公式WEBサイト

1955年に登場した初代クラウンから、2022年9月にデビューした現行型ですでに16代目になりました。

では10年前のクラウンとは何代目モデルにあたり、買取相場はどのようになっているのか、モデルやグレードの特徴を含めて見ていくことにします。

10年落ちクラウンとは何代目モデル？

クラウンで10年前のモデルといえば、2012年12月から2018年6月まで販売されていた14代目クラウンが該当します。

14代目クラウンと言われてピンとこない方も、「ピンクのクラウン」と聞けば分かるのではないでしょうか。

「CROWN Re BORN」のキャッチコピーとともに発表会でお披露目された”ピンククラウン”は世間を驚かせましたが、実際に販売したのでさらに驚きでした。

しかし14代目クラウンが驚かせたのはピンクだけでは終わらず、鮮やかな空色と若草色をクラウン生誕60周年記念の限定仕様車「空色edition」「若草色edition」として発売しています。

もちろんトヨタのフラッグシップモデルらしい装備を搭載していましたが、カラーが大注目された14代目クラウンだったのです。

グレードごとの買取相場

14代目クラウンには、廉価グレード「ロイヤル」と上位の「ロイヤルサルーン」、そしてスポーティーな味付けの「アスリート」の3つのグレードに分かれます。

ロイヤルとロイヤルサルーンの10年落ちモデルの買取相場は、54万円前後となっていますが、さらに詳しいデータをいくつか見てみましょう。

【2013年式ロイヤル・ロイヤルサルーン買取額】

出典：一括査定.com

程度の良いモデルの場合、比較的高値で買取られていることが分かると思いますが、28万km走行したモデルで24万円ほどとなっているケースもありました。

次にクラウンで上位グレードに位置するアスリートの買取事例を見てみます。

【2013年式クラウンアスリート買取額】

出典：しゃろう

クラウンアスリートの10年落ちモデルの買取は、93万円前後となっているので、セダン人気が落ちたと言われるなかでも中々のリセールバリューだといえます。

参考までにクラウンアスリートの新車価格を見ると、14代目クラウンに設定されたグレードで367万円～618万円となっていました。

走行距離による違い

車の買取金額を左右する要素として車の走行距離があり、走行距離が少ないほど買取金額は高くなる傾向があります。

そこで10年落ちクラウンが走行距離によって、どの程度買取相場が変わってくるのか確認してみましょう。

【2013年式クラウンの走行距離別買取相場】

走行距離が増えると買取金額が低下していくことが分かりますが、グレードや車両の状態によって変わってくるので、あくまで参考値として理解しておきましょう。

10年落ちクラウンを買取業者ごとに比較

トヨタを代表するセダンだったクラウンの10年落ちモデルについて、大まかな買取相場を確認しました。

しかし実際に売るとなると、買取業者ごとでどれほどの違いが出てくるのか気になるところです。

そこで買取業者の中で、10年落ちクラウンの買取実績を公開しているところを中心に確認し、その違いと買取業者に対する口コミも確認してみましょう。

ガリバーの買取実績

引用：ガリバー

ガリバーは、日本全国に約460店舗を展開する中古車販売・買取の大手企業で、株式会社IDOM（旧称ガリバーインターナショナル）が運営しています。

輸入車専門店やSUV専門店など車カテゴリーに特化した販売店を展開するなど、最近は新しい取り組みも見られる業界の巨人です。

ガリバーの公式サイトには、クラウンの買取実績が詳しく掲載されているので、グレードや年式、走行距離などに分けていくつかピックアップしてみましょう。

出典：クラウンの買取相場（ガリバー）

ガリバーの最近6ヶ月（2023年7月20日時点）にけるクラウンの買取実績は94件となっており、他の人気モデルと比べてかなり少ないことが分かります。

ただそれ以前の買取実績は多いようで、ピンククラウンが店頭に並んでいたという口コミがありました。

この辺りは、さすがにガリバーが中古車大手だという証です。

ネクステージの買取実績

引用：ネクステージ

ネクステージは、中古車業界のなかにあって新規出店攻勢を続ける勢いのある企業で、2023年11月期の決算で売上高5,000億円を目指しています。

またネクステージは中古車の買取や販売だけではなく、正規輸入車ディーラーの経営にも参入しており、業界の注目株といってよいでしょう。

出典：クラウンの買取実績例（ネクステージ）

ネクステージのヴォクシー買取実績は約380件公表されていますが、買取り時期が最近のものだけではないので、買取金額が高いように見えてしまいます。

ネクステージの公式サイトにも記載されていますが、高価買取を保証するものではないので、あくまで参考値です。

カーセブンの買取実績

カーセブンは、全国に約150店舗を構え中古車の買取りと販売を行っており、全都道府県に対応できる大手業者の一つです。

イメージキャラクターを努める小倉優子さんのテレビCMを、皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。

車買取業者のなかでは、「珍しく」と言っては失礼になりますが、ネットなどで悪い評判をあまり聞かないのがカーセブンの特徴であり良さです。

ただ評判と買取額とは必ずしも一致しないものですし、カーセブンがクラウンを買取した実績を確認してみましょう。

出典：クラウンの査定情報（カーセブン）

カーセブンで10年落ちクラウン（2013年式）の買取実績は11件（2023年7月20日現在）しかないため、比較的高めな買取事例になってしまいました。

その他の車買取業者は？

ガリバーと並ぶ車買取業者大手のビッグモーターは、非上場企業のためか買取実績などの情報開示が非常に少ない企業です。

最近は保険金の不正請求問題などもあり、あまり関わらない方が良いのかもしれませんが、クラウンの査定を受けた方の口コミがあります。

この一例だけでは何とも言えませんが、買取価格に対してかなり利益を上乗せして販売している事実は確認できます。

2013年式のクラウンは、中古車自体の流通量が極端に少なく、カーセンサーを調べても4台しかヒットしません。

クラウンは平均保有期間（約12年）が長めのモデルなので、むしろこれから買取事例が増えてくるのでしょう。

廃車にしたらいくらになるのか

もし10年落ちのクラウンが盛大な事故車だった場合は、「廃車買取」をしてくれる業者に売るもの選択肢です。

ところで10年落ちクラウンを廃車買取で売却した場合、いったいいくらくらいで引き取ってくれるのでしょうか。

その金額は平均で12～13万円にしかならず、事故車の場合は部品取りや資源回収で消えてしまいます。

もし事故車でなければ、普通に車買取業者へ売却したほうが得なので、余程のことがないかぎり選択肢からは外しましょう。

クラウン売却の口コミ

中古車市場で流通している車を見ると分かりますが、多く取引されているのはミニバンやSUV、軽自動車などの人気車種です。

逆にクラウンなどのセダンタイプは、流通台数も少なめで「人気がないから」と買い叩かれる可能性があります。

そこで実際のクラウンを売却した方の口コミを確認することで、業界の買取状況を確認してみましょう。

もちろんクラウンとはいえ、個別のコンディションはバラバラなので、その点も踏まえて分析します。

良さそうな口コミ

まずはクラウンを売却して満足できた事例を確認しますが、愛車への思い入れなども勘案して見ていきます。

このケースは売却時点で8年落ちのクラウンですが、17万5千キロ以上走っていたのに125万円で売れています。

予想外の買取額で嬉しさ溢れる口コミですが、ここでもビッグモーターが悪く書かれています。

査定額が妥当なのか悩まれていますが、かなり妥当な金額ではないでしょうか。

ただ査定依頼をもっと増やせば、もう少し金額が上がる可能性は否定できません。

悪い口コミ

クラウンの査定額や売却について満足できなかったり期待外れだったり、イマイチだった方の口コミも確認してみましょう。

この方は中古で買った14代目クラウンを1年で手放したようですが、画像を見るかぎり10万円で買い叩かれたようです。

黄色いフォグランプが懐かしさと哀愁を誘うツイートで、決して満足できていないことが伝わってきます。

ビッグモーターで人を馬鹿にしたような査定額を告げられ、怒って速攻帰ってしまった例です。

単独査定が危ういことを示す例でもあるので、気を付けなければなりません。

10年落ちクラウンの買取金額に満足できないとき

10年落ちクラウンの買取金額は、中古車市場の流通台数を考えるとこれから実例が増えていくでしょう。

基本的に買取金額は、中古車市場での人気に左右されるのですが、買取業者の思惑も考えておく必要があります。

セダン人気が低いことを口実に、少しでも安く買い取って、高く転売しようとするのが車買取業者です。

そんな思惑に振り回されて、出された査定額に満足できない場合の対処法を考えてみましょう。

カーセンサーの一括査定を利用しよう

10年落ちのクラウンを売却しようと思っても買取業者と単独交渉をしてしまうと、ほぼ100％買取業者側にイニシアチブを取られてしまいます。

その結果どうなるかといえば、満足できない買取金額を提示されるという結果になりがちです。

そんな事態を避けるためにオススメなのは一括査定を利用することで、1社でも多くの見積もり額を比較することです。

一括査定サービス選びのポイントは、提携事業者数や、最大同時見積数ですが、その点を比較するとカーセンサーの一括査定が最高の選択肢といえます。

カーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、比較対象が多くなるのが特徴です。

10年落ちクラウンの買取実績も豊富

カーセンサーは、ユーザーと車買取業者をつなぐ一括査定サービスで、クラウンの買取実績も豊富です。

クラウンは中古車市場で特定ユーザーに人気があるモデルなので、多くの業者を競わせることで買取価格を上げることができます。

それにトヨタ系の車買取で安心感のある「トヨタのクルマ買取（旧T-UP）」と提携していることも、クラウンの売却ではプラスのポイントです。

またしつこい営業電話なども、上手く対策をとることで最小限におさえられるので、ヴォクシーを高価売却したい方は、カーセンサーの一括査定を利用してみましょう。

まとめ

10年落ちのクラウンの買取相場と、より具体的な実例位ついて解説してきたのですが、あらためてセダン人気が落ちている現実が理解できました。

10年落ちのクラウンは14代目モデルで、ユーザー層は50～60代がメインと言われており、若年層を狙った15代目クラウンに飛びつかず乗り続けている可能性が高そうです。

そう考えると10年落ちクラウンの売買は、これからが本番になるのかもしれません。

もし古いクラウンの売却をお考えでしたら、この記事を参考に相場について考えておきましょう。

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