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ランチア ストラトスの中古車は買える!?流通ルートや価格を調べてみた
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この記事では、「ランチア ストラトスの中古」について、X(Twitter)などの声を交えまとめてみました。名車の中古車事情について知り、車の売買にお役立てください。
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目次
名車ランチア ストラトスはどんな車?
出典:Wikipedia
まず、ランチアストラトスという車はどのようなモデルだったのでしょう。ここではストラトスの特徴や歴史、功績などを紹介します。
ランチア ストラトスとは?
「ストラトス」は、イタリアの自動車メーカー「ランチア」が1970年代に生産していたスポーツカーです。車名のストラトスは、「成層圏」という意味の英語の“stratosphere”が由来といわれています。
デザインはカウンタックのデザイナーとしても有名なマルチェロ・ガンディーニによるもので、「成層圏」という名が相応しいスペースシャトルのような独特の見た目をしています。
ラリーで勝つために生まれた車
ストラトスは、WRC(世界ラリー選手権)を勝ち抜くことを目的に開発されたホモロゲーションモデルとなります。WRCに出場できる車両は、一定数生産された市販車をベースとし公認範囲内で改造を加えたラリーカーとなるため、ストラトスは1973年より量産化が行われ、合計492台の個体が生産されたと言われています。
そのように一応は市販化された量産車という扱いになりますが、ボディ、エンジン、サスペンションなどはレースに勝つための設計となるため、一般的な乗用車のものとはだいぶ異なります。運転席も無駄なものは一切取り除いたレーシングな空間となっています。
ストラトスの主要スペック:
ストラトスの主要スペックは以下となります。
エンジン:2418cc 60度V6 DOHC
最高出力:190PS/7000rpm
最大トルク:23kgm/4000rpm
ホイールベース:2180mm
全長:3710mm
全幅:1750mm(ストラダーレ仕様)1,860mm(コンペティツィオーネ後期Gr.4仕様)
全高:1114mm
車両重量:980kg(ストラダーレ仕様)
乗車定員:2名
駆動方式:MR
心臓部にはフェラーリ・ディーノ206GTに使われていた2.4LV型6気筒エンジンが搭載され、最高出力は190PSとさほど高くはないもの、車両重量が980㎏と軽いため、鋭い加速性能を誇りました。
注目すべきは全長やホイールベースの短さであり、特にホイールベースに関しては、短いといわれている軽スポーツカーよりもさらに短い数値となっています。この異質とも呼べるボディサイズにより圧倒的な回頭性を備えておりましたが、あまりにクイックで独特の動きをするため乗りこなすのに苦労したドライバーも多かったようです。
功績
ストラトスは、当時のラリーカーとして他を圧倒する力をみせつけ、1970年代WRC草創期のあらゆるラリーコースを席巻しました。1974年~1976年までWRCのマニファクチャラーズタイトルを3年連続で獲得するという快挙を成し遂げ、伝説的な名車として語り継がれていくことになります。
また、WRC以外にもモンツァなどでの地元サーキットレース、ル・マンなどの24時間耐久カテゴリなどでも活躍しました。
ランチア ストラトスの中古は希少性が極めて高い
出典:Wikipedia
ストラトスは非常に希少性の高い車であり、中古車はそもそも見つからないことも多いです。ここではストラトスならではの特殊な中古車事情について解説します。
流通数自体が極めて少ない
ストラトスはWRCの出場権を獲得するために”形だけ”量産化された市販車であるため、もともとの生産台数が極めて少ないです。総生産台数は492台といわれていますが、以下の投稿のように498台という噂もあります。
いずれにしても数えられるほどしか生産されておらず、その上既に50年も前の車であるため残存している個体は減ってしまっています。そのため、そのほとんどはコレクター品として収集家や博物館などで丁重に保管されており、中古車として流通するが少ない車なのです。
中古車はほとんど出回っていない
一般的にストラトスが中古車して掲載されることはほとんど無く、『カーセンサー』や『グーネット』といった一般向けの中古車情報サイト(情報誌)では、検索をかけてもたいていの場合はヒット数は0の状態です。
中古の価格目安は?
ストラトスは極めて希少な車であり、取引履歴も少ないため、目安価格が捉えにくい車です。参考として2020年に海外オークションにて、日本円で約7100万円で落札されたという話もあります。
その多くは5000万円以上で取引されることが多いようであり、状態が良い個体などであれば1億円に近い額で取引されることもあるようです。
ランチア ストラトスの入手ルートは?

希少なストラトスですが、一般人が入手したい場合はどのような方法で買えばいいのでしょうか。ここでは中古のストラトスの入手ルートを解説します。
出回るとしたら専門店になる
ストラトスは、基本的に一般的な中古車販売店には出回らない車のため、クラシックカー専門店やスーパーカー専門店などを探すことになります。国内にもいくつかストラトスを保有しているショップがあります。ただし保有はしていても展示品などの扱いで販売していないケースもあるため、販売されている個体を見つけるのははさらに長い道のりとなるでしょう。
価格情報は「ASK」が基本
根気よく探せば、まれにストラトスがショップのホームページなどに販売車種として掲載されることもあります。ただし価格などは「ASK」が基本であり、詳細な部分は外部に公開されないことが多いです。ショップと連絡をとり、対面で確認することになるでしょう。
オートオークション経由で見つけられることも
「オートオークション」には旧車、名車も出品されています。ストラトスのような伝説的な名車は競売ではさらなる高値が目指せることもあり、敢えてオークションに出品されるケースもあります。
ただしストラトスの価値が高い分、オークションでは驚くべき高額になる恐れもあるため、価格は覚悟する必要があります。
業者と信頼関係をつくっておく
ストラトスの在庫があったとしても、一見さんやまだ付き合いの薄いお客には、在庫があること知らせなかったり、購入を拒否されるケースもあります。
こうした名車と呼ばれる中古車を買う場合、普段から業者と良い信頼関係を作っておくことも大切です。
ランチア ストラトスのレプリカについて
出典:Wikipedia
ランチア ストラトスはこれまで数多くの「レプリカ」車が作られています。ここではストラトスのレプリカについて解説します。
レプリカとは?
「レプリカ(レプリカ車)」とは、名車や希少車をモチーフにした車、複製品のことを指します。車のレプリカの場合、すべてを複製するわけではなく、コピーをするのは外観のボディデザインだけであることが多いです。一方、エンジンや足回りなどの内部構造については、既製品を流用したり、独自のものとして造るのが一般的です。
ストラトスはレプリカが多い
ストラトスは生産後早い段階から希少車であったため、1990年代頃より多くのレプリカ車が作られてきました。
以下にこれまでストラトスのレプリカ車を製造した代表的なメーカーを列挙します。
・Handmade Cars製
・リットンカーズ(Litton Cars)製
・C.A.E.(Carlson Automotive Engineering )(カーソン オートモーティブ エンジニアリング)製
・ネーピアスポーツ(Napiersport Ltd.)製 別名SuperStratos
・ホークカーズ(別名:ホークリッジ、旧名:Transformer Cars)製
・アタカ・エンジニアリング(AER)製
・LB Specialist Cars(Lister Bell Automotive社が社名変更)製
走りも楽しめるレプリカ車「the STR」
ストラトスのレプリカ車の中でも特に注目したいのは、「the STR」です。このモデルはイギリスのLB Specialist Cars社が製造するレプリカであり、2019年頃より生産されており、ストラトスのレプリカ車としてはまだ新しい部類に入ります。
レプリカ車の中には、見た目はオリジナル同様でも、走行性能に難があるモデルもありますが、この「the STR」は走りの面も作り込まれ高評価を得ており、普通に乗って楽しめるレプリカストラトスとなっています。
ランチア ストラトスに関するQ&A

最後にランチアストラトスに関する疑問点や注意点をQ&A形式でまとめます。
ストラトスは左ハンドル?
オリジナルのストラトスは左ハンドル仕様です。レプリカモデルであれば右ハンドル仕様の個体もあるようです。
ストラトスの駆動方式は?
ストラトスの駆動方式はMR(ミドシップエンジン、リアドライブ)です。MRは回頭性が高くピーキーな駆動方式でありますが、ストラトスの場合、極端に短いホイールベースや軽くコンパクトなボディが影響し、一般的なMR車よりもさらにピーキーな操作性となっているようです。
ストラトスの新型は出る?
ストラトスの次期新型モデルについて、開発などに関する情報は現状出ていません(2025年4月現在)。伝説的なモデルであるため、開発が決まれば大きなニュースとなるでしょう。
なお2019年に、イタリアのカスタムカービルダー「マニファットゥーラ アウトモビリ トリノ社(以下、MAT社)」がフェラーリF430スクーデリアをベースに「ニューストラトス」というモデルを25台限定発売してます。こちらはストラトスの正式な次期モデルではありませんが、単なるレプリカとも少し異なり、特殊な位置づけとなっています。
ストラトスが購入できた場合の注意点
仮にストラトスの中古車を購入できた場合でも、一般的な車とは置かれている環境が異なるため、以下のような点に注意する必要がでてきます。
・すでに50年以上前の車であるため、故障が発生しやすい
・修理用の交換パーツなどもほとんど流通しておらず、メンテナンスに苦労する
・修理やメンテナンスを経験したことのある整備士も少ない
・大変貴重な車であるため、盗難やいたずらに遭う可能性も高い
など
保有し維持していくには、何かと心配が募る車でもあるため、オーナーになるには相応の覚悟が必要になるでしょう。
まとめ

以上、ランチア ストラトスについて解説しました。
今回紹介したように、ストラトスは名車の中の名車であり、非常に希少です。本来は博物館などで観覧するような車であり、稀に中古車市場に出回ることもありますが、購入するのにしても多額の費用も用意しなければなりません。
そのため一般人が購入・保有するのは現実的ではなく、「夢」の車と捉えておくのが賢明でしょう。
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