メリット・デメリットは⁉︎シエンタとフリードを徹底比較!

Sienta and Freed Thorough Comparison

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ファミリー層にとって強い味方のコンパクトミニバンで、他を寄せ付けない強さを持つのがトヨタ・シエンタとホンダ・フリードです。

本記事では、永遠のライバルといえるシエンタとフリードを徹底比較することで、選ぶポイントとなるメリットとデメリットを明らかにします。

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シエンタとフリードというガチンコライバルの最新情報

シエンタとフリードの最新情報

ミニバンの中でもシエンタとフリードは、比較的リーズナブルな価格帯でありながらファミリー層の心を鷲掴みにする充実装備が魅力です。

かなり似た部分もある両車ですが、まずはシエンタとフリードの現行モデルについて最新情報を押さえておきましょう。

 

トヨタ・シエンタのグレードと価格

トヨタ・シエンタの現行モデルは、2022年8月にデビューした3代目モデルですが、そのエクステリアデザインは驚くほど先代モデルを踏襲しています。

それというのも2代目モデルが大いにヒットしたからで、フルモデルチェンジにあたってはキープコンセプトが色濃いといえるでしょう。

そのグレードと大きく分けると上位から「Z」「G」「X」と別れて、それぞれにガソリン・ハイブリッド、2WD/4WDの5人乗りと7人乗りが設定されています。

 

グレード 乗車定員 駆動方式 車両価格
Z HYBRID 7人 FF 3,036,600円
4WD 3,234,600円
HYBRID 5人 FF 2,996,600円
4WD 3,194,600円
ガソリン 7人 FF 2,686,600円
5人 FF 2,646,600円
G HYBRID 7人 FF 2,727,500円
4WD 2,925,500円
HYBRID 5人 FF 2,687,500円
4WD 2,885,500円
ガソリン 7人 FF 2,377,500円
5人 FF 2,337,500円
X HYBRID 7人 FF 2,430,000円
4WD 2,628,000円
HYBRID 5人 FF 2,390,000円
4WD 2,588,000円
ガソリン 7人 FF 2,035,200円
5人 FF 1,995,200円

 

売り手の調査になりますが、トヨタモビリティ東京が独自に調査した、東京で売れている人気グレードは、最上位グレードの「Z」が約84%となっていて、「G」の12%、「X」の2%と続きます。

皆さんお金に余裕があるのか、最上位グレードの人気が突出していることに驚きです。

 

2024年6月デビューのフリード

2008年5月、「This is サイコーに ちょうどいい Honda!」というキャッチコピーでデビューしたホンダ・フリードは、2024年6月にデビューした現行型で3代目になりました。

フリードの実用性とデザイン性の高さは、モデル末期まで売れ続けた先代モデルの人気でも分かります。

現行型フリードは、シンプルさが売りの「Air」と、クロスオーバー的な装いの「Crosstar」という2つに分かれ、それぞれに5人乗りと6人乗りが設定されています。

 

グレード 定員 駆動方式 車両価格
AIR AIR 6人 FF 2,508,000円
4WD 2,739,000円
AIR EX 6人 FF 2,697,200円
7人 FF 2,741,200円
e:HEV AIR 6人 FF 2,857,800円
4WD 3,088,800円
e:HEV AIR EX 6人 FF 3,047,000円
7人 FF 3,091,000円
CROSSTAR CROSSTAR 5人 FF 2,812,700円
6人 FF 2,856,700円
e:HEV CROSSTAR 5人 FF 3,162,500円
6人 FF 3,206,500円

 

シエンタとフリードの販売推移

シエンタとフリードは永遠のライバルと言われて久しいのですが、販売台数はどの程度拮抗しているのか気にならないでしょうか。

フルモデルチェンジの時期が2年近く違うので単純比較はできないものの、最近1年間の販売台数を確認してみましょう。

 

年月 シエンタ フリード
2024年7月 11,441台 8,442台
2024年6月 8,987台 7,424台
2024年5月 8,820台 4,280台
2024年4月 10,337台 4,535台
2024年3月 9,082台 9,532台
2024年2月 8,613台 7,171台
2024年1月 9,810台 5,487台
2023年12月 9,390台 6,684台
2023年11月 11,194台 5,843台
2023年10月 10,668台 5,050台
2023年9月 11,611台 5,839台
2023年8月 9,636台 4,590台

 

こう見てみるとシエンタがかなり優位に立っているように見えますが、そもそもの生産能力に違いや、フリードがモデル末期だったことを考慮すれば、フリードに侮りがたい実力があったことが分かります。

 

これだけ売れていたフリードをフルモデルチェンジするのは、ホンダとしてはN-BOXのフルモデルチェンジくらい勇気が必要だったでしょうが、新型フリードの出来はどうなったのでしょうか?

 

シエンタとフリードを徹底比較!その特徴を知ろう

シエンタとフリードを徹底比較

ともにコンパクトミニバンながら微妙に魅力が違うシエンタとフリードで、それがゆえにそれぞれの確固たる支持者がいます。

トヨタとホンダがガチンコ勝負しているシエンタとフリードを徹底比較して、それぞれの特徴と魅力に迫ってみましょう。

 

エクステリアデザインを比較!両車の特徴とは?

シエンタとフリードのエクステリアデザインを比較すると、もうライバルとは思えないほど違った方向を向いた2台です。

シエンタの初代モデルは車好きが見向きもしないような魅力の無さが特徴だったのですが、2代目からは驚くほど魅力的なデザインになりました。

一言でいえば「ヨーロピアンテイストを身にまとった、洒落たミニバン」で、現行型となってより一層魅力が増しています。

一方のフリードは、初代から一貫して「コンパクトミニバンの完成形はこれだ!」という強い意志が感じられるデザインで、機能美こそが魅力だと分るデザインです。

現行型になってリアの垂直さが際立ち、相対的にフロンドウィンドウの傾斜が目立つ点には賛否があるようですが、よりミニバンらしくなったとも捉えられます。

このエクステリアデザインは好き嫌いがはっきり分かれるので、あえてどちらが良いのかは言えないポイントです。

 

インテリアと安全装備の充実度を比較

シエンタとフリードのインパネデザインなどは基本的に似たようなデザインになっていますが、内装の質感に関してはフリードの方がワンランク上を行っています。

両車のエントリーモデルが50万円以上の価格差があることを考えれば当然なのかもしれませんが、フリードのインパネは広範囲が表皮に包まれていてシエンタより上質です。

安全装備については互角といえる内容で、シエンタはトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しています。

フリードの方はといえば全車に「Honda SENSING」を標準装備していますが、気になる点は先代モデルが「単眼カメラとミリ波レーダー」を使っていたのに対し、新型フリードが単眼カメラのみになった点です。

カメラ性能は大幅に上がったようですが、複数センサーから単一センサーに変わった点はコストカットかと疑われても仕方ありません。

 

シートアレンジと3列目の使いやすさ

シエンタとフリードは、コンセプトは似ていても細かな点を見ていけばかなり違うキャラクターを持っていることが分かります。

分かりやすくいえば、普段3列目を滅多に使わない人ならシエンタ、そうでなければフリードといえるくらい3列目シートに違いがあります。

シエンタの3列目シートは2列目シートの下の収納でき、ラゲッジスペースを大きく使える変わりに、その収納作業は面倒です。

一方フリードの3列目シートは跳ね上げ式で非常に楽な操作で済みますが、収納スペースという面では不利になっています。

それほど多用しないであろう3列目シートより、シエンタとフリード最大の違いは2列目シートにこそあります。

シエンタの2列目シートは3人掛けのベンチシートしかないのですが、フリードにはベンチシート以外にセパレートシート仕様があって、むしろこちらの方がフリードの本命タイプです。

乗車定員が1名減る代わりに座り心地や使い勝手もよく、シート間は3列目への通路にもなっています。

小さいお子様のいる家庭なら、シートアレンジとラゲッジスペースの違いは大きなポイントなので、どちらが便利なのか実車を見てみることがオススメです。

 

誰もが気になる燃費対決

燃費を比較

シエンタとフリードは、パワーユニットにも大きな違いがあり、走りにおいてもキャラクターの差が見られます。

シエンタは1.5リッター直列3気筒エンジンで、それにハイブリッドシステムを加えたモデル展開です。

一方のフリードは、排気量こそ同じ1.5リッターですが直列4気筒エンジンなので、走りのスムーズさや静かさはフリードの方がリードしています。

しかし燃費勝負となるとシエンタがリードしていて、あとは試乗してみたときのフィーリングとお財布との検討になるでしょう。

 

モデル グレード 燃費(WLTCモード)
シエンタ HYBRID Z 2WD(7人乗り) 28.2km/L
G 2WD(7人乗り) 18.3km/L
フリード FREED e:HEV AIR EX 25.4km/L
FREED AIR 16.5km/L

 

気になる納期はどうなっているの?

ここ数年は新車の長い納期が話題になっていましたが、シエンタとフリードの納期はどのようになっているのでしょうか。

まずはデビューから2年近く経過しているシエンタの納期ですが、最新情報では以下のような納期です。

  • ガソリンモデル 2ヵ月程度
  • ハイブリッドモデル 2~3ヵ月程度

かなり納期が短縮されたようで、これくらいであればヤキモキすることもありませんね。

一方デビュー間もないフリードの納期ですが、やはりというか以下のように長くなっています。

  • ガソリンモデル 6~9ヵ月
  • ハイブリッドモデル 9ヵ月以上

フリードの人気は「e:HEV AIR EX」に集中しているようで、意外なのは「CROSSTAR」への注文がそれほど多くないことです。

早くフリードを手に入れたいのであればCROSSTARが狙い目なのかもしれません。

 

その先も考えよう!リセールバリュー対決

車を購入するときに考慮しておきたいのがリセールバリューで、長い目で見たときの経済性に大きな影響を与えるポイントです。

もちろんリセールバリューは、走行距離や車の状態などで大きな差が出るもので、実際には個別の査定でしか分かりません。

ただ、傾向を知っておくことは重要なのでシエンタとフリードのおおよその残価率を掲載しておきます。

 

3年後残価率 5年後残価率
シエンタ 32%~91% 23%~77%
フリード 40%~71% 43%~70%

 

さすがトヨタ車というべきなのか、リセールバリューに関してはシエンタの方が有利なようです。

 

シエンタとフリードに対する口コミも徹底比較

シエンタとフリードの口コミを確認

シエンタとフリードに対する口コミも確認していきますが、罵詈雑言や極端な「自分の車アゲ」を排除して確認してみましょう。

 

シエンタへの評価とは

シエンタのターゲット層は「ヤングファミリー層」で、実際のオーナーも若めの家族が多いようです。

 

ファミリー層向けの使い勝手の良さには文句がないようですが、車好きの男性にとっては個性的なエクステリアに好みが分かれるようです。


シエンタだけではなくフリードでも同じ事が言えますが、お子さんが3人いると手狭になるようです。

実際に「3人目の妊娠が分かったのでシエンタからノアへ乗り換えました」という話も多く聞かれます。

ただ、そのサイズ感や使い勝手の良さなど、シエンタのユーザー評価は高いといえます。

 

デビューしたてのフリードの評価

デビューしたてのフリードは、購入希望者全てに行き渡っていませんが、幸運にも納車になった方の口コミを見てみましょう。

 

新型フリードは、こと「走り」という部分においてはシエンタに勝っています。これはガソリンモデル、ハイブリッドモデル双方に言えることで、このような感想になるのでしょう。

 

ホンダが想定していた6倍の受注があるようで、このように諦めた方も多く見られます。ホンダには増産を頑張ってほしいものです。

 

シエンタやフリードをお得に手に入れる方法

シエンタやフリードをお得に手に入れる方法

シエンタやフリードを手に入れる方法は、新車を買うか中古車を買うかの二択ですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

そこでシエンタやフリードをお得に手に入れるために考慮すべきポイントを考えてみましょう。

 

新車を手に入れるなら納期も考慮しよう

お金に余裕がありさえすればシエンタやフリードを新車で買いたいものですが、納期のことを考慮しないと生活計画が成り立たなくなります。

とくにフルモデルチェンジしたばかりのフリードは異常に納期が長期化しているので、よく考えてから決断するべきです。

一方でシエンタの方は納期もこなれており、新車を早く手に入れたいならオススメかもしれません。

 

意外とねらい目なグレードとは?

シエンタとフリードで、装備の充実具合を考慮してオススメされるグレードは次のようになります。

  • シエンタ「Z(ガソリン:FF)」 ・・・ 268万6,600円/7人乗り
  • フリード「e:HEV AIR EX」 ・・・ 304万7,000円/6人乗り

売れ筋ではあるのですが、こう見るとかなり価格が高くなったことが分かります。

一昔前であればヴォクシー&ノアやステップワゴンが新車で買えた価格ですが、これが今どきの新車では当たり前です。

 

カーセンサーを利用して中古車を買という選択肢

経済状況やシエンタ・フリードを買う目的にもよりますが、コスパを考えるなら中古車の購入も視野に入れましょう。

そこでオススメなのがカーセンサーを利用することで、カーセンサーを利用してシエンタやフリードの中古を検索すれば、お眼鏡に叶う中古車が見つかり、貴方と中古車販売店を仲介してくれます。

また中古車を買うにあたって下取り車があるなら、これもカーセンサーを利用して売却することで少しでも高く売ることが可能です。

リクルートが運営するカーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、査定額の比較対象が多くなり高い売却額が期待できるサービスです。

買うにも売るにも、カーセンサーのようなサービスを上手く利用しましょう。

 

まとめ

まとめ

ファミリー層の強い味方といえるシエンタやフリードは、モデルチェンジを重ねるたびに使い勝手が良くなり、ついでに価格も上がり続けています。

あれば家族生活を充実させてくれるシエンタやフリードでも、新車を買うハードルは高くなっているので、中古車も視野に入れて検討することがオススメです。

シエンタやフリードであれば先代モデルでも満足度は高いので、ぜひ検討してみてください。

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