車は乗り潰すor買い替え?メリットとデメリット徹底比較!

Ride it out or transfer it.

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車に関して永遠に続く論争の一つが、「乗り潰したほうが得vs買い替えた方が得」というもので、まるで「賃貸住宅vs持ち家」と似たようなテーマです。

どちらが正しいということもない話ですが、それぞれのメリットとデメリットを知れば自分に合ったカーライフを送れるでしょう。

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乗り潰すっていうけど車の寿命はどれくらいなのか?その真実

車の寿命はどれくらいなのか

よく「車を乗り潰す」って話は聞くのですが、そもそも車の寿命というのはどの程度のものなのでしょうか。

この命題も見解の分かれるところで、極論を言ってしまえばお金をジャブジャブつぎ込みさえすれば100年でも乗り続けられます。

とはいえ現実的ではない話は置いておき、現実的な車の寿命について考えてみましょう。

 

車業界でよく聞く「10年10万キロ限界説」は本当なの?

一昔前までの定説(のように語られていた話)で「車は10年若しくは10万キロで限界」というものがあります。

この話は本当なのかというと、実際には「ほとんどウソだけど、一部ではマジ」というところが真実です。

今では考えられない話ですが、昭和40年代くらいまでの日本車は「安かろう、悪かろう」でした。

そんな時代であれば10年や10万キロ持つかも怪しかったわけで、ディーラーの営業の立場で考えれば「もう新しい車に変えましょう」と言えるわけです。

 

しかし今の日本車であればメンテナンスを適切に行っている前提でいえば、20年や20万キロも余裕で乗ることができます。

ただ、長く多くの距離を乗っていれば維持費がかさんでくるのも事実なので、トータルの金銭事情だけでは判断できません。

 

走行距離や経過年数と維持費の関係

走行距離と経年劣化

10年10万キロが車の限界ではないにしても、走行距離や経過年数が増えてくると維持費が高くなるのは事実です。

まず走行距離で考えるなら10万キロを目安として高額部品の交換が増えてきて、維持費が高いと実感するようになってきます。

 

乗り潰す前提で考えたら10万キロくらいで訪れる「大型メンテナンス」は通過儀礼なのですが、そこでめげてしまう人が多いのでしょう。

 

愛車にどれくらい維持費をかけてもいいのか判断しよう

最初にも言ったとおり、車という耐久消費財は維持費さえ惜しまなければ100年でも乗り続けられるものです。

しかし現実的にそういった事例が少ないのは、維持費を惜しまないほど車に愛着を感じていない方が多い結果でしょう。

 

高級車になるほど年式が古くなると維持費が驚くほどかかりますが、それでも所有し続ける方こそ愛着王といえます。

悩みどころとなる判断とはいえ、自分の気持ちに正直になって考えるべきです。

 

車を乗り潰すのと買い替えする場合の支出差を知ろう

トータル出費の比較

車を乗り潰すのと買い替えるのを、経済的な面で比較をすると一つの判断基準になります。

そこで、いくつかの前提条件を設定して「乗り潰したほうが得vs買い替えた方が得」の現実をシミュレーションしてみることにしましょう。

 

乗り潰しと買い替えの単純比較

車を乗り潰す場合は維持費がどれくらい掛かるのかがポイントになりますが、とりあえずは最も単純な出費比較をしてみます。

300万円の新車を税金が高くなるタイミングの13年目で乗り替える(乗り潰す)のと、5年ごとに乗り換える場合を比較してみましょう。

ちなみに車検費用は「毎回20万円」としておきますが、当然ながら実際は違います。

 

経過年数 出費内容 乗り潰す場合 買い替える場合
初年度 車購入 300万円 300万円
3年目 車検費用 20万円 20万円
5年目 車検費用 20万円
車購入 300万円
7年目 車検費用 20万円
8年目 車検費用 20万円
9年目 車検費用 20万円
10年目 車購入 300万円
11年目 車検費用 20万円
13年目 車検費用 20万円
車購入 300万円
トータルコスト 700万円 960万円

 

かなり単純な比較ですが、車を乗り潰す方が260万円お安く済むことが分かります。

ただ、このような結果になるためには車が壊れないということが大前提になるので、長く乗ることで修理代が嵩むほど差は縮まってしまうでしょう。

とはいえ、最近の車の耐久性や信頼性を考えれば、メンテナンスさえ怠らなければ乗り潰す方が経済的だといえます。

 

かなり大きなポイントになるリセールバリュー

先ほどのシミュレーションでは5年ごとに乗り替える場合のリセールバリューを考慮していませんでしたが、実際には下取り(もしくは売却)価格が期待できます。

ここで大きな差が出てしまい、人気車種を買って5年ごとに乗り替える場合購入価格の50%以上の価格で売れることが普通です。

そうだとすれば5年ごとの購入価格は150万円以下で済むことになり、買い替えの方がお得になってしまいます。

 

なんと買ったときより高く売れるような車も存在しているので、リセールバリューが良ければ断然買い替えのほうがお得です。

逆に考えればリセールバリューの低いクルマほど、乗り潰しの方が経済的だといえるかもしれません。

 

乗り潰すメリットとデメリットを知ろう

乗り潰すメリットとデメリット

買った車のリセールバリューまで考えると乗り潰しがお得なのか、はたまた買い替えの方がお得なのか悩ましい問題となってしまいます。

そんな難しいことはさて置いたにして、乗り潰す場合の(一般的な)メリットとデメリットについて考えてみましょう。

 

トータルでかかる費用が安く済むのが最大のメリット

車にかかるコストで一番大きなものは「車の購入費用」で、乗り潰す場合のメリットは購入費用を抑えることができることでしょう。

最近の自動車は新車価格が高騰しまくりで、軽自動車でさえ乗出し価格が200万円越えは珍しいことではなくなっています。

 

ホント感覚的には10年前の2倍くらいになったような新車価格です。今後も値上がりしそうなので、乗り潰すという選択肢は経済的には合理的選択肢でしょう。

 

長く乗るなら新車がオススメな理由

長く乗るなら新車

今の車は耐久性も増しているので、大事に乗りさえすれば20~30万キロでも乗ることができ、年数でいっても20年は余裕です。

ただ、そのレベルまで乗り続け乗り潰すつもりなら中古車ではなく新車購入が絶対的にオススメだといえます。

その理由は単純明快で、新車を購入すれば全てのメンテナンスを自分で行っているので「思わぬ故障」というリスクを極限まで減らせます。

これが中古車の場合は、メンテナンス履歴が不明瞭なケースが多く、思わぬ故障のリスクも高まるでしょう。

 

全ての中古車が地雷とは言いませんが、リスクが高まるのは確かな事実です。

 

雑な人には向かない「乗り潰す」という選択

乗り潰してメリットを得るためには、なにより長く乗ることが絶対条件になります。

そして長く乗り続けるためにはマメなメンテナンスが何より大切で、そう考えると点検に出すこともしないような雑な人には「乗り潰す」という行為は不向きです。

 

車を支える消耗品のタイヤですら見もしない人がいるようなので、このような人は決して車を乗り潰そうと思わないことが世の安全のためです。

 

定期的に買い替えるメリットとデメリット

買い替えるメリットとデメリット

20~30年前までは定期的に買い替える方が多かったイメージですが、一時期前はそのようなサイクルが実在していました。

バブル期過ぎ位までは「車検ごとに買い替え」ということも多かったのですが、今の時代で考えられるメリットとデメリットについて考えてみましょう。

 

故障やメンテナンスを深く考えなくてもいい

最近の車は本当に高品質になったもので、3年くらいはノーメンテナンス(オイル交換を除く)で何の問題もありません。

つまり新車で買いメンテナンスパック(国産車の場合有料のケースが多い)に入っていれば、2回目の車検までディーラーへ任せっきりで乗ることができます。

車に神経を使いたくない人にとっては、定期的な車乗り替えはストレスフリー選択だといえるでしょう。

 

場合によってはタダで新車に乗り続けられる

先ほどもメルセデス・ベンツ「Gクラス」に口コミを紹介しましたが、ランクルやアルファードなどは下手すると新車価格より高く売れる事例があります。

もしリセールバリューが良すぎる車に乗り続けられたら、永遠に車購入費を払わずに済むことも可能です。

 

最近でいえば再販された「ランクル70」は破格に高値で中古車が流通しているといいます。

一部のプレミアカーを除いて乗り潰しではあり得ない経済的利益なので、チョイスするモデルによっては乗り換えが断然お得です。

 

やはり高額になる出費がデメリット

リセールが極端に高いモデルを除けば、短期間で新車(あるいは中古車)へ乗り替え続けるのは、トータルコストが高くなりがちです。

 

まさに「新車貧乏」という言葉がしっくりくるケースですが、マジの車好きはリセールを考えるという経済観念がないものです。

 

中古車を安く手に入れ長く乗るという選択肢も

お得に中古車を買うという選択肢

車を乗り潰すか乗り替えるかという論争は、新車を前提として語られることがほとんどですが、中古車という選択肢を考えれば別の見方ができます。

そこでリセール面を考えたうえで中古車を買った場合がどうなのかを考えてみましょう。

 

程度が良くコスパも良い中古車という選択肢

先ほども触れたとおりリセールバリューの高いクルマは、走行距離が長くなったモデルでも不思議なほどの価値があります。

これを別の視点で考えると「工業製品として不当に高い金額」という見方もでき、逆に考えると不人気車は「程度が良くても安く買える」ということになります。

つまりリセールバリューの低いクルマほど、高年式車や走行距離の短い中古車でも割安で手に入れられるので、乗り潰すにはもってこいの1台を見つけられるでしょう。

 

そもそも「不人気車なんて買いたくない」というならオススメしませんが、道具としての車選びと思えばコスパの高い買い物です。

 

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引用:https://www.zba.jp

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まとめ

まとめ

車を乗り潰すか買い替えるかは、経済的事情による制約が大きく影響するものです。

どちらがお得なのかはトータル費用の差だけではなく、現金一括購入かローンを組むか、日本車か外車かなど、様々な要因に左右されます。

ただ、確実に言えることは「正当な値付けがされていない中古車」がコスパ最強なことで、好き嫌いを超えたお得さだけであれば一番のオススメです。

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