ベンツCクラス中古の注意点6選!選ぶときに失敗しないコツ

このサイトは当社の取材調査を元に記事を作成しております。サイトには一部プロモーションが含まれている場合がございます。

メルセデス・ベンツのラインナップの中で、Dセグメントに位置するCクラスは何かと悪口をいわれる、つまりそれだけ人気モデルなわけです。

そのようなベンツCクラスですが、一部から「Cクラスの中古車は注意が必要」などと言われています。

この記事では、人気の高いベンツCクラスの中古車を買う上での注意点を詳しく解説します。

ズバット車販売

引用:https://www.zba.jp/

\非公開の車も探せる/

ズバット車販売を見てみる

 

ベンツCクラスの基本

ベンツCクラスは、一つ上のEクラスとともにメルセデス・ベンツの屋台骨を背負う中核モデルです。

2023年に日本で一番売れたベンツブランドもCクラスで(9,240台)、その人気が分かりますよね。

ベンツCクラスの中古車の注意点へ行く前に、その特徴や歴代モデル、そしてベンツCクラスの中古車相場を確認しておきましょう。

 

現行型Cクラスの特徴

現行型ベンツCクラスは、「すべての想像を超えていく」という自信満々なキャッチコピーとともに2021年6月にデビューした5代目モデルです。

時代の流れなのか、ベンツCクラスも全車マイルドハイブリッドが採用され、省燃料化とドライバリティの向上が図られています。

しかしフルモデルチェンジで驚かされたのは性能や質感の向上だけではなく、先代モデルから約150万円も価格がアップしたことです。

世界的に新車価格が急騰していて、復活したクラウンセダンも730万円からというお値段になっていて驚きです。

ベンツCクラスには、オーソドックスなセダンと欧州市場では根強い人気を誇るステーションワゴンがありますが、セダンのグレードと価格は次のようになっています。

 

グレード エンジン 駆動方式 価格
C200アバンギャルド 1,494ccガソリン FR 698.0万円
C200dアバンギャルド 1,992ccディーゼル FR 713.0万円
C200アバンギャルド 4MATIC 1,494ccガソリン 4WD 731.0万円
C350eスポーツ 1,997ccガソリン FR 995.0万円

 

現行型ベンツCクラスのボディサイズは全長4785mm、全幅1820mm、全高1435mmで、先代より80mm長く、10mm幅広くなっています。

価格が大幅に上がってしまったため、所得が伸びない日本では「かつてのEクラス」くらいの高級車になってしまいましたが、さらに上のSクラスを彷彿とさせるような仕上がりになっているベンツCクラスです。

 

先代モデルまでのCクラス

先代までのCクラス

ベンツCクラスの誕生は1993年のことで、バブル期に「赤坂サニー」や「小ベンツ」と揶揄された190シリーズ(W201型)の後継車種となります。

今では一般的になった「小さな高級車」の先駆けともなったベンツCクラスは、世代を重ねるごとに質感が高くなっているこが大きな特徴です。

もしベンツCクラスで4代目以前のモデルを探そうと思えば、現実的には3代目(W204型)か4代目(W205型)になります。

ベンツCクラス好きに語らせると、3代目で一気に完成度が高まり4代目が最高傑作という評価らしいのですが、逆にいえば「2代目Cクラスまでは避けた方が良い」ということでしょう。

実際に初代や2代目モデルの頃までは、C/E/Sというベンツヒエラルキーが確かに存在していて、一部の噂では「C如きでベンツオーナー気どりかよ!」とベンツディーラーのスタッフが陰口を叩いていた・・・なんて言われていました。

これが典型的な「古い考え方」のようで、今ではかつてのようなカースト制度はないようです。

 

Cクラスの中古車相場

メルセデス・ベンツというブランドで、実質的なエントリーモデルといえるベンツCクラスですが、中古車価格の相場がどうなのか気にならないでしょうか。

もちろん新車でベンツCクラスを買える方には関係のない話ですが、実は車に詳しくない人にとっては「ベンツ」とは次のような存在のようです。

つまり、中古のベンツCクラスであっても、ほとんどの人はモデルなど見分けが付かないのです。

そんな中古車を肯定するための免罪符を披露したところで、ベンツCクラスの3代目から現行型までの中古車相場を見てみましょう。

 

モデル 販売期間 平均価格 価格帯
現行型5代目 2021年7月~ 557.5万円 360万円~808 万円
4代目 2014年7月~2021年6月 225.4万円 117万円~457.1 万円
3代目 2007年6月~2014年6月 81.5万円 22.8万円~198 万円

 

3世代を並べてみると違いが大きいことが分かりますが、中古のベンツCクラスだったら、ズバリ4代目W205型が一番の狙い目だといえます。

4代目とはいえ、2018年6月までの前期型とそれ以降の後期型に分かれますが、選ぶポイントは次のとおりです。

  • 前期型でも完成度が高いのでコスパは高め
  • さらに装備が重質して満足度の高い後期型

4台目W205型は、前期型と後期型で200万円近い価格差があるので、あとは状態の良し悪しが重要なチェックポイントといえます。

 

ベンツCクラスの中古車選びの注意点6選

ベンツCクラスの中古車で注意するポイント

憧れのベンツCクラスが中古車なら何とか買えるかも?と思っても、心配なのは一部の噂でいわれている「Cクラスの中古車は注意が必要」は本当なのかということですよね。

そこで、ベンツCクラスの中古車選びで注意すべきポイントを6つに絞り、その対策なども説明します。

 

「ベンツは壊れやすい」という話の真実

よく「ベンツは壊れやすい」という話を聞くことがありますが、これは本当のことなのでしょうか。

これはある意味でいえば本当のことであり、考えようによっては勘違いでもあります。

メルセデス・ベンツを始めとしたドイツ車は、長時間・長距離を高い速度域で走行する場面が多く、それを前提とした設計になっています。

一方、ストップ&ゴーの多い日本向けの国産車は、それほど高いボディ剛性やブレーキ性能を持たず、高温多湿な環境に合わせた車作りです。

つまり、想定している利用シーンが異なることから、ベンツCクラスにとってはストレスの溜まる環境だといえるでしょう。

そのため「ベンツは壊れやすい」というより、「日本において日本車が壊れなさ過ぎる」といったほうが正しい認識なのかもしれません。

このようにトラブルなく走っているベンツCクラスのほうが圧倒的に多いので、まるですぐ壊れるようなイメージは外れているといえるでしょう。

 

ベンツCクラスの中古車は前オーナーの扱いで全てが決まる

先ほど日本車とメルセデス・ベンツの設計の違いについて説明しましたが、決定的に違う点が一つあります。

メルセデス・ベンツなどのドイツ車は、交換できる部品は徹底的に交換して「いつまでも新車の乗り味を保つ」ための設計がされています。

それに比べて日本車は、なるべく部品交換せずにゆっくりと車全体が劣化するような設計だといえます。

つまり、ベンツCクラスに乗っていると「予防的部品交換」と称する修理代がやたらとかかってくるので、「修理に金がかかる」印象になりがちです。


部品代も高いので、ベンツCクラスを維持するにはそれなりの覚悟が必要です。

このようなベンツCクラスなので、中古車の場合は前のオーナーがしっかりメンテナンスしていたのかどうかが、非常に重要なポイントになります。

新車でベンツCクラスを買う場合、3年間の無料保証プログラムに加え、保証を延長する「メンテナンス保証プラス」へ加入することが一般的です。

ただ、中には保証を延長せず3年後も乗り続け、ろくにメンテナンスをしていないオーナーもいるので、そんな人の手放したベンツCクラスは危険な香りがします。

ベンツCクラスの中古車選びは、大事にされた車かどうかの見極めで全て決まるといえるでしょう。

 

Cクラスでありがちな故障と高い修理費用

Cクラスは維持費が高い

先ほども言ったとおり、部品交換前提の設計になっているベンツCクラスは、タペットカバーパッキンやオイルパンのパッキン、パワステホースなどゴム部品の交換は絶対です。

また歴代Cクラスで聞きがちな故障は、エアコンのコンプレッサーやオルタネーターで多く見られます。

これらの故障に見舞われると、軽く20~30万円の出費が必要になるので、故障する前に予防的部品交換をしていたほうが被害は軽く済むでしょう。

また4代目ベンツCクラスで人気のAMGラインは、エアサスの状態チェックが最重要ポイントとなります。

ちなみに正規ディーラーでエアサス一式を交換すると100万円コースなので、場合によってはベンツを専門に扱う修理屋さんで社外パーツやリビルド品を使うのもアリです。

 

ディーゼルモデルは地雷?

トルクが太く燃費も良いディーゼルエンジンは、ベンツなど欧州車で多く採用されています。

ただ、ディーゼルエンジンにはガソリンエンジンにはない、様々な部品が使われており、これらが故障するとすぐに数十万円コースの修理代が飛んでいきます。

故障は怖いベンツのディーゼルですが、今のエンジンは非常にフィーリングも良く、乗っているオーナーの評判は上々なので、やはりメンテナンスが重要ということになるでしょう。

つまりは、お金さえかけてやればディーゼルも決して地雷ではなくなるのです。

 

W205以降は故障しにくい

W205タイプ以降は壊れにくい

4代目W205型のベンツGクラスは、それまでのモデルから飛躍的に品質が向上し、故障も少なくなったと言われています。

恐らく「壊れやすい」といわれるベンツCクラスは、それ以前のモデルのイメージなのでしょう。

ただ4代目ベンツCクラスも登場から10年経過するところなので、センサー類や電装系部品の故障は多くなっているようです。

これらも「交換前提」だと割り切れなければ、どこかの誰かのように「ベンツはすぐ壊れる」と言いふらすクレーマーになってしまいます。

 

注意が必要なのは古いCクラス

3代目以前のベンツCクラスは、現段階でかなり古いうえに4代目以降と比べると品質は落ちてしまいます。

中古車市場を見回しても、初代や2代目のベンツCクラスは20台も出回っていない状況です。

特に2代目までのベンツCクラスは、あからさまなコストカットが見られる、メルセデス・ベンツ暗黒期のモデルだといえます。

3代目モデルにしても中古車の数は限られているので、あえて選ぶ理由はないでしょう。

 

Cクラスの中古車選びで失敗しないコツ

Cクラスの中古車選びのコツ

ベンツCクラスは、中古車選びの腕の見せ所といえるようなもので、失敗するととんでもない出費を強いられる可能性があります。

そこで、ベンツCクラスの中古車選びで失敗しないためのコツを、誰でも出来そうなことに絞って説明します。

 

販売店選びが大事なポイント

中古車の中でもベンツCクラスのような輸入車は、中古車販売店選びで成否の7割以上が決まるといっても過言ではありません。

もっとも無難な選択肢は、正規ディーラーの認定中古車を買うことですが、値段がお高めなところがデメリットです。

このように買える車が見当たらず、滅多に見ることのないオペル車を勧められるかもしれませんが、足を運んでみる価値はあります。

間違ってもこのような駐車販売店には近づかないようにしましょう。

 

心配だったらズバット車販売を活用しよう

ベンツCクラスの中古車は、高年式モデル以外は簡単に状態の良し悪しは分からないものです。

そんなベンツCクラスの中古車選びでお悩みの方には、ズバット車販売を利用してみることをオススメします。

ズバット車販売は、市場に出回っていない非公開車両から自分の希望に合う車を紹介してもらえるサービスです。

毎日約500台も入庫してくる中古車の中から、あなたにピッタリなベンツCクラスを提案してくれます。

中古車の見極めに自信がなくても、スバブーンなら専門知識を持った車探しのプロに任せることによって、安心して希望する車を探すことができます。

またズバット車販売であれば、国産車なら100日以内、輸入車なら30日以内であれば返品ができるので、お試し的に利用することも可能です。

 

まとめ

まとめ

ベンツCクラスが、メルセデス・ベンツの入門車的存在だったのは過去のことになり、今では高級車に近いモデルとなってしまいました。

検証してみた結果、「ベンツCクラスは先代モデル以降であれば、あまり故障を心配しなくてよい」というのが結論です。

とはいえ、雑に扱われたベンツCクラスであれば、やはり故障しやすい地雷車になってしまうので、この記事を参考にして状態の良いベンツCクラスの中古車を探してみましょう。

ズバット車販売

引用:https://www.zba.jp/

\非公開の車も探せる/

ズバット車販売を見てみる