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BMWの中古はやめたほうがいいってホント?
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巷でまことしやかに言われていることに、「BMWの中古車はやめたほうがいい」なんて格言じみた言葉があります。そこでこの記事では、BMWの中古車はやめておくほうが無難なのか、それともデマなのかを詳しく検証していきます。

引用:https://www.zba.jp/
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目次
BMWの中古が地雷視される理由

「○○○の中古車はやめとけ」というフレーズは、とくに輸入車で多く聞かれるものです。
では、BMWの中古車がやめたほうがいいと言われるのは、いったいどのような理由があるのか考えてみましょう。
今では昔話になったBMWは壊れるという噂
BMWを語るとき必ず言われることが、「BMWは壊れやすい」という話で、その原因についてももっともらしく語られています。
例えば「BMWは電装系が日本車より故障しやすい」と聞くことがありますが、これを正確にいうなら「故障しやすい時代もあった」です。
BMWの電装品も最近では、DENSO製やカルソニック製が使われているので、故障率は日本車とほとんど変わりません。
また、欧州車(特にドイツ車)は、湿度の高い日本の風土に合わないという意見も目にします。
これも今となっては昔話のようで、昔あったような「天井落ち」などのトラブルは聞かなくなりました。
さらに言えば、これらは「故障」というよりは、メンテナンス不足の範疇なので、誤ったイメージが今も残っていると言えます。
BMWは高級車だから中古が敬遠される?
BMWと聞けば高級車のイメージがあり、実際に一番安い1シリーズでも398万円というプライスです。
これだけ高額な車になると、経済的な余裕がなければ新車を買うことは難しく、必然的に購入層は高所得者になるのも納得ではないでしょうか。
こうした傾向から、BMWのメインユーザーは新車にしか目がいかないことが多く、中古車は値段を下げなければ売れないことになります。
つまり新車価格と比べると割安感があり、人によっては安すぎるから裏があると感じてしまうのです。
そして、そう感じてしまった人の口から「BMWの中古はやめとけ」というセリフが出ることになります。
不思議なほど安く見える新古車の存在

これも少し前までの話ですが、新車同然のBMWが100万円近く安く売られている光景を目にしたものです。
この理由は、BMWの販売店がノルマを達成するために新車を自社登録したうえで、新古車として大量に販売していたことによります。
購入者にとっては有難いことなのですが、BMWはある意味で「ブランド品」なので、新古車の安売り販売はどのような影響があるでしょうか。
それはブランドイメージの低下として跳ね返り、特に中古車価格を押し下げる結果になります。
ただ、この現象は買い手にとっては大きなメリットで、高年式の優良中古車をお得に購入するチャンスです。
BMWの特徴と食いつく顧客層
BMWは、見た人がすぐ「それ」と分かるギドニーグリルと、胸のすくような素晴らしいドライビングフィールが大きな特徴です。
航空機用エンジンメーカーとして創業し、今でもエンジンへのこだわりは強いものがあります。
とくに有名なのは、「シルキーシックス」と呼ばれる直列6気筒エンジンで、BMWが標榜する「駆けぬける歓び」を象徴する存在です。
BMWジャパンが調査したところ、かつては40~50代の富裕層がユーザーの中心だったのが、最近では20~30代の顧客も増えているといいます。
高級ドイツ車ではベンツと人気を二分するBMWは、より走りを重視するユーザーの人気が高いようです。
中古のBMWを買うときの注意点

中古のBMWを買う時の注意点は、基本的に他の輸入中古車のケースと似たようなものです。
ただBMWの場合、走りにこだわったスポーツモデルが多いので、その点を考慮する必要があります。
そこでBMWの特徴を踏まえた「中古車選びの注意点」について、ポイントを絞って考えてみましょう。
欧州車ならでは?維持費に注意!
BMWをはじめとした欧州車は、「日本車と比べて維持費が高い」と言われますが、それには設計思想の違いが大きな影響を与えています。
日本車の場合、オーナーがほとんどエンジンルームを見ることなく乗り続ける「メンテナンスフリー」が当たり前になっています。
ところがほとんどの欧州車は、多くの部品が交換前提になっていて、交換しながら新車時の乗り味を維持するような設計です。
日本車と比べると部品の交換頻度が高いため、これを指して「BMWは壊れやすい」と言っている人がいます。
日本でも最近は旧車(ごく古い車)を大切にするケースが増えていますが、欧州では段違いに古い車を長く乗る傾向があり、それが可能なのは部品を交換することが当たり前だからです。
つまりメンテナンスさえしっかりすれば、BMWはドライビングフィールを損ねないまま長く乗ることができます。
その分、BMWの維持費は日本車より高くなるので、その点をしっかり考慮しておきましょう。
不自然なほど安い中古車は地雷

BMWの中古車を買おうと思う人は、恐らくBMWのモデルに惹かれながらも「新車で買うことが難しい」、あるいは「少しでも安く済ませたい」と考えているのではないでしょうか。
そのようなとき、ついつい中古車リストを安いほうから調べがちですが、見ているBMWにもかかわらず不自然に安い中古車が目にとまります。
これはBMWの中古車に限ったことではありませんが、安い中古車にはそれ相応の訳があるものです。
一般的には、低年式(古い車)や過走行の中古車は価格が安くなるもので、安いからといって手を出してしまうと、買ってからすぐ修理なんてことはざらにあります。
また、気を付けなければいけないのは「事故車(修理歴あり)」の中古車で、下手をすると正常に走行できないようなケースもあります。
もし安すぎる中古BMWを見つけたとしても、車両状態をしっかり確認しなければ、地雷を踏みぬく可能性があることに注意が必要です。
カスタマイズカーは危険かも
BMWは「駆けぬける歓び」というフレーズで分かるとおり、走りに拘ったスポーツモデルが多くラインナップされています。
そのようなことから、BMWを買うユーザーのなかには「より早く走れる」ようカスタマイズをするユーザーが一定数いて、そのようなユーザーが手放した中古車は危険です。
そのような車両は、カスタマイズに留まらず負荷の掛かる走行をしているケースが多く、見た目やスペックに目を奪われない方が良いでしょう。
もちろん車に対する価値観は人それぞれなので断言までできませんが、少なくとも外車初心者は避けるべきBMWだといえます。
BMWの中古車でオススメはどれ?

BMWの中古車について様々な誤解や真実について説明してきましたが、ズバリBMWの中古車でオススメなモデルは何か?について考えます。
ここで紹介する3つのモデルは中古車の価格もこなれていながら、BMWらしさを十分味わえるモデルなので、あとは実車選びで失敗しないことが大切です。
実車選びのポイントは後で触れるとして、中古車BMWの入門モデルを解説します。
BMWの魂を感じる3シリーズ
出典:BMW公式サイト
BMWの3シリーズは、アメリカ基準ではスモールセダンに分類されますが、BMWを代表する大ヒットモデルです。
現行型の3シリーズは、2019年にデビューした7代目モデルで、スモールセダンと言いながら全長4,715mm・全幅1,825mm・全高1,430mmという、日本基準では十分大柄なサイズとなります。
歴代モデルも日本市場では売れ続けていて、バブル期に販売されていた2代目3シリーズは「六本木カローラ」と揶揄されるくらいよく見られたモデルです。
この3シリーズでオススメな中古車は、2012年から2019年まで販売されていた6代目モデルで、中古車の平均相場も140万円というリーズナブルな価格となっています。
予算に余裕があるなら現行型3シリーズも良いのですが、中古車の流通も少なく価格も高いので、あまり現実的ではありません。
中古車選びのコツさえ押さえておけば、3シリーズでBMWらしいスポーティーは走りを堪能できるはずです。
小さくてもBMW!1シリーズ
出典:BMW公式サイト
BMWのエントリーモデルが1シリーズで、小さいながらもBMWらしいスポーティーな走りを楽しめるモデルです。
現行型1シリーズは、2019年から売られている3代目モデルなのですが、世間的な評判は微妙な感じになっています。
その理由は、それまでのFRからFFへ駆動方式が変わったためで、多くの(無責任な)BMWファンを失望させました。
そのような理由から1シリーズでオススメの中古車は、ズバリ2代目1シリーズです。
チープだとバカにされていた初代モデルから大きく質感が高まり、BMWらしい走行性能を兼ね備えたコンパクトハッチバックで、BMWの入門モデルといえます。
中古車相場は、29.8万円~348.8 万円で比較的流通数も多いので、お得に手に入れられる可能性が高いでしょう。
コンパクトSUVのX1
出典:BMW公式サイト
世界的に高い人気を維持しているSUVですが、BMWでも多くのモデルをラインナップしています。
そんなBMWのSUVのなかで入門編といえるのがX1で、BMWの中で一番コンパクトなSUVです。
このX1はモデル名を見ると1シリーズと関係がありそうな感じですが、プラットフォームは3シリーズと同じなので、すこし贅沢なコンパクトSUVだといえます。
現行型X1は、2023年にデビューしたばかりのニューモデルなので、オススメの中古車は先代モデルもX1です。
先代X1の中古車の価格帯は118万円~448 万円で、平均価格も233.4万円となっています。
人気モデルらしく中古車も比較的多く、かなりお買い得なモデルが見つかるでしょう。
BMWに中古車選びのコツ

BMWの中古車だからといって危険ではないことは分かったにしても、一定数の地雷モデルが含まれていることも分かりました。
中古車とはいえBMWの中古車は安くもないので、失敗しないための選び方について考えてみましょう。
あくまで傾向の話になりますが、ほとんど中らずと雖も遠からずといった内容です。
価格が下がりにくいSUV
中古車とはいえ手放すときのリセールバリューも考慮した方が、長いスパンで出費を少なくすることができます。
BMWでもSUVモデルは人気があり、リセールバリューもよい傾向があるので、ある意味で狙い目だといえるでしょう。
そのうえで中古車選びでは、以下の点を意識すべきです。
- 値段は高くなるがディーラー認定中古車がオススメ
- あまり低年式(古い中古車)は避ける
- 走行距離は3万キロ以下の中古車がベスト
これらのポイントを押さえれば、大外れの中古BMWを引く可能性は低くなります。
ライバルのベンツと比較され不利なセダン
日本ではセダン人気が凋落して国産セダンは絶滅危惧種になっていますが、ことプラミアムセダンに限ってはBMW、ベンツ、アウディの人気は高いままです。
その中で日本に限っては「ベンツ」のブランド力が高く、BMWといえどもイメージでは勝てないのが現実といえます。
どちらかといえば、BMWはよりドライバーズカーに近いキャラクターなので、特に7シリーズくらいのセグメントになるとベンツSクラスに劣ってしまいます。
ショーファーカー寄りのモデルを希望する方は、リセールを含めて慎重に考えた方がよいでしょう。
BMWの中古車選びで迷ったらズバット車販売
引用:ズバット車販売
BMWの中古車探しで注意点を理解していたとしても、実際に希望に合ったモデルなのか、また状態の良し悪しは分かりづらいものです。
また住んでいる地方によっては、かなり選択肢が狭まってしまいます。
そんなお悩みを持っている方にオススメなのが、「ズバット車販売」車販売を利用することです。
\非公開の車も探せる/
ズバット車販売は、市場に出回っていない非公開車両から希望条件に合った中古車を探してくれるので、意外なお宝BMWが見つかる可能性があります。
簡単な情報入力だけ済ませれば、あとは提案を待つだけで時間も手間も省け、中古車選びに自信がない人にオススメのサービスです。
まとめ

色々調べた結果、「BMWの中古車はやめておいたほうがいい」という噂は、最近では当てはまらないことが分かりました。
ただ、BMWなどのドイツ車はメンテナンスをしっかりした中古車でなければ、やはりリスクが高くなることは確かです。
つまり中古車の状態を見極めること重要になるので、ズバット車販売などのサービスも駆使しながら、しっかりとした中古車を探してみましょう。

引用:https://www.zba.jp/
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