プリウスの中古はやめたほうがいい?その本当の理由とは?

プリウスの中古の評判

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世界で初めて誕生したプリウスは、一時期まではエコカーの代名詞と言える存在で、ハリウッドスターが会場に乗りつけた光景は印象的でした。

そんなプリウスですが、一部からは「プリウスの中古は地雷!」なんて意見があります。

この記事では、プリウスの中古車がやめたほうが良い理由と、その真実について多くの口コミをもとに検証していきます。

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中古のプリウスがやめたほうがいい理由とは?

プリウスの中古車の注意点

プリウスは燃費も良く「お財布に優しい」というイメージを持つ方も多く、歴代モデルの人気を見ても多くの支持を受けていることが分かります。

そんな人気車種のプリウスは、中古車も多く流通しているのですが、「やめたほうがいい」理由は何なのでしょうか?

まずは、プリウスの中古はやめたほうがいいという意見の、言い分を見ていくことにします。

 

ハイブリッドシステムが故障する

プリウスの中古車といっても初代モデルから最新型まで30年近い差があるのですが、よく聞かれるトラブルがハイブリッドシステムに関するものです。

さすが人気車種で現役車両も多いことから、かなり報告事例を見かけます。

トヨタのハイブリッドシステムは、欧州の自動車メーカーが後追いを諦めたほど複雑なもので、そのシステムに異常が出るのはいくつかの原因が考えられます。

困ったことにシステムに故障が発生すると、フェイルセーフが働き走行不能となってしまい、一刻も早くディーラーへ持ち込むことが必要です。

しかもハイブリッドシステムの部品は非常に高価で、場合によっては数十万円の修理費用になってしまいます。

中古のプリウスの中でも、走行距離が10万キロを超えていたり、登録から10年以上経過したりしたものは、ハイブリッドシステムが故障する可能性が高くなります。

このような故障事例をみれば、プリウスの中古車を避けた方がいい意味も分かりますよね。

 

高価なバッテリー交換費用

高いバッテリー交換費用

ハイブリッドシステムとともにプリウスを支えているのが、大型のバッテリーです。思い車を駆動させるためのバッテリーは高価なことは容易に想像がつきます。

ちなみにプリウスには、車を駆動させる大型のバッテリーのほか、補器用の小型バッテリーが搭載されています。

一般的にプリウスの大型バッテリーは、8年~10年経過、または15万キロ~20万キロ走行すると性能が劣化し、交換が必要になると言われています。

つまり、すぐバッテリー交換が必要なプリウスの中古車を買ってしまうと、すぐに多額の出費が必要になってしまうのです。

交換にかかる費用は、駆動用バッテリーで18万円程度(工賃込)、補器用バッテリーで3万円~5万円ほどかかります。

プリウスの中古車は流通量も多いので、意外と「即バッテリー交換」という外れくじを引く事例が多いのです。

 

思ったほど燃費が良くないことも

燃費に期待外れ?

プリウスと聞けば、無条件で「素晴らしい高燃費」を期待する方が多いと思いますが、ハイブリッドシステムは進化を続けていることを理解することが必要です。

つまり新しいプリウスと中古車を同じ燃費だと考えていれば、思ったほどじゃなかったという後悔をします。

新しいプリウスになるほど燃費性能は良くなるのですが、当然新しい中古プリウスほど価格は高くなるので、どこでバランスをとるのか悩むかもしれません。

また価格だけで選んでしまうと、装備の貧弱な廉価グレードだったりするので、考えなしに買ってしまうと後悔する可能性が高くなります。

 

経年劣化でひどい目に遭うかも

プリウスだけに限った話ではありませんが、中古車を買うときにぱっと見の外観だけで選ぶと思わぬ失敗をしてしまいます。

ご存じのようにプリウスはとても複雑なシステムを搭載しているので、以前のオーナーがメンテナンスを怠っていると経年劣化で傷んでいるかもしれません。

先ほど説明したハイブリッドシステムやバッテリーだけではなく、エンジンやモーターも部品が劣化し、本来の性能を発揮できなくなります。

プリウスの中古車選びでは、年式や走行距離だけじゃなく、メンテナンス履歴や車両内部の状態にも注意を払うことが必要です。

 

リセールバリューが期待できない

プリウスの中古車をやめとけという理由の中に、「買ってもリセールバリューが期待できない」という声があります。

これは古いモデルのなるほど顕著で、初代プリウスなどは「まったく期待できない」というのが現実です。

例題モデルのリセールバリューについては、特徴とともに後で説明しますが、車選びで次に手放すときの価値は軽視できない要素です。

 

実際にプリウスの中古を買った人の口コミ

口コミを確認

プリウスの中古はやめとけという声があったにしても、燃費の良さが魅力的なモデルです。

そこで実際にプリウスの中古を買った人の口コミを見ることで、噂は本当なのか確認してみることにしましょう。

 

プリウスの中古を買って満足したという意見

中古車を買って満足できる方は、ある意味堅実な方で、モノの価値を分かっている方なのかもしれません。

お金に余裕がありまくるなら、新車を買うことこそ至高の喜びでも、見栄を無駄だと感じる方はプリウスの中古で大満足しています。

この方は新型プリウス発売前に、4代目モデルを買って満足されていますが、150万円で程度の良い中古車を買えたことの方が誇りなのかもしれません。

今はトヨタのほとんどモデルにハイブリッド車が用意されていますが、小型車を除いた燃費ではプリウスに部があります。

「上を見たらキリがない」ということが良く分かる事例です。軽自動車と比べたら、プリウスの中古でも高級車だと感じられるでしょう。

 

中古プリウスで後悔したという声

プリウスの中古車を買って後悔するケースは、口コミを見ていくと2つのパターンがあるようです。

一つは、このケースは「あまり考えずプリウスを買ってしまった」ものです。

一昔前は車好きが多く、最初にどのモデルを買うのか決めていた方が多かったものですが、最近はネームバリューと値段だけで決める方も増えました。

買ったあとに車に目覚めてしまうと、このような後悔に繋がってしまうのです。

もう一つのケースは、「やめとけ」という声にもあった不慮の故障に見舞われることです。

この方は相当運が悪かったようで、かなり高額な修理代がかかっています。

プリウスの中古車はかなり数が多いだけに、一定数の地雷が潜んでいることを理解しておきましょう。

 

歴代プリウスの中古車相場

歴代プリウスの中古車価格

1997年に「21世紀に間に合いました。」というキャッチコピーとともにデビューしたプリウスは、初代モデルはセールス的には低調でした。

しかし2003年に登場した2代目から人気に火がつき、それはプリウスの中古車が1万台近くも流通していることからも分かります。

プリウスの歴代モデルがどのような特徴があり、中古車相場はどうなっているのか確認してみます。

 

初代プリウス~2代目プリウス

初代プリウスは、世界初の量産型ハイブリッド車として歴史に名を刻んでいますが、世界中の自動車メーカーからは「完全に原価割れしている」と思われ、一部では売れば売るほど赤字になると言われていました。

さすがに製造終了から20以上経ち、中古車は全国でも数台しか見当たらず、価格も31.8万円~約100万円となっていて、あまりオススメできません。

2代目プリウスは2003年9月にデビューして、日本より北米市場などで大きく売れたモデルです。

地球環境に優しい車として、ハリウッド俳優のディカプリオさんがプリウスでレッドカーペットに乗りつけたシーンは有名になりました。

世界販売台数は119万台を超えた2代目プリウスですが、日本では36万台に留まっています。

中古車を見てみると古い個体が多く、全国を見ても50台程度しか見当たりません。

平均価格は約39万円と安いのですが、この2代目プリウスも購入することはやめておくべきです。

 

3代目プリウス

3代目プリウス

プリウスの名声を確固たるものにしたのが、2009年5月に発売された3代目プリウス(30系)です。

発売翌年の2010年には、国内販売台数31万5,669台という、モデル別歴代最高記録を打ち立てるなど売れまくりました。

ハイブリッドシステムには、全体の90%を新設計した「リダクション機構付THS-II」を採用し、当時世界最高の燃費性能を実現しています。

プリウスの中古車選びで現実的な選択肢になるのは、この3代目モデル以降になるのですが、中古車市場の様子はどうなっているのでしょうか。

さすがにバカ売れしただけあって、全国で3,100台以上の中古車があり、価格帯は9.3万円~328 万円(平均価格66.3万円)となっています。

これだけ価格差があるところを見ても、そうとう怪しい地雷が潜んでいる可能性があり、最も慎重な中古車選びを要するのも3代目プリウスです。

低年式かつ過走行車が安いので、値段だけで選ばないことがポイントといえます。

 

4代目プリウス

2015年12月にデビューした4代目プリウスは、「歌舞伎顔」といわれた奇抜なデザインが特徴です。

このデザインは賛否両論だった(否定派が多かった)のですが、この頃になると「無条件でプリウスからプリウスに乗り換える層」が一定数いて、まずまず売れたモデルです。

豊田章男社長ですら「カッコ悪い」と評したモデルですが、トヨタのTNGAプラットフォームを初めて採用していて、走りの性能は格段に向上しました。

つまりデザインに目をつぶれば、最もオススメな中古プリウスは、この4代目モデルだと言い切れます。

5,400台以上の中古車が市場に出回っていて、良質な個体が必ず見つかるでしょう。

価格帯は78.2万円~435 万円(平均価格172.7万円)となっていて、この4代目モデルでも見極める力が試されます。

もし廉価グレードの「E」を選ぶ場合は安全装備の付いた後期型を、「S」についても前期型の場合は安全装備の有無は要チェックポイントです。

 

現行型プリウス

現行型プリウスは、2023年1月にデビューした5代目モデル(60系)で、発売直後から納期の長期化が話題になっています。

一時期はオーダーストップもかかっていたようですが、最近になって納期が短縮されてきたようです。

とはいえ、納期はまだまだ長く中古車市場に出ているモデルも、かなり転売―ヤ物件が多いようです。

納期も徐々に短くなっている今、中古車へ手を出して転売ヤーを儲けさせることはやめましょう。

 

プリウスの中古で失敗しないためのコツ

プリウスの中古車を選ぶ時のコツ

プリウスの中古車で失敗しないためのポイントの一つは、あなたが本当に欲しい車かどうか考えることです。

当り前のことですが、まずはこの点をクリアしたうえで以下のチェックをしてみましょう。

  • 走行距離と車両状態の確認
  • バッテリーが大丈夫か確認
  • 整備記録をしっかりチェック

もちろん事故車や水没車は、チェック前に論外な選択となります。ただ、一部の悪徳業者はこの辺りを偽ってくるので心配になります。

つまり「信頼できる販売業者」を探すことが重要なのですが、ビッグモーターの件を見ると自信がなくなりますよね。

これは極端すぎる事例ですが、プリウスの中古車で失敗しないカギは中古車屋選びだといえます。

 

後悔しないためズバット車販売を利用してみよう

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プリウスの中古車で失敗しないため販売店選びが重要だとしても、一体どのように業者を探せば良いのでしょうか?

正規ディーラーの認定中古車は、かなり無難な選択肢ですが、販売している中古車も割高な印象があります。

そこでオススメするのは、ズバット車販売を利用してみることです。

ズバット車販売は、市場に出回っていない非公開車両から自分の希望に合う車を紹介してもらえるサービスです。

毎日約500台も入庫してくる中古車の中から、あなたにピッタリなプリウスを提案してくれます。

ズバット車販売なら、専門知識を持った車探しのプロに任せることによって、安心して希望する車を探すことができます。

またズバット車販売であれば、国産車なら100日以内、輸入車なら30日以内であれば返品ができるので、お試し的に利用することも可能なのも嬉しいポイントです。

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まとめ

まとめ

「プリウスの中古はやめとけ」という声は、深く考えずに買ってしまうと後悔するという、なんとも有難いお言葉だということが分かりました。

経済性も高く実用車としてオススメの一台ですが、流通しているプリウスの中古も多いので、ダメな個体も存在しています。

もしプリウスの中古車を真剣に検討しているなら、ズバット車販売を含めた複数の選択肢を検討してみましょう。

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引用:https://www.zba.jp/

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