ハリアー80系買取の相場は!?SNSの口コミや業者のサイトから表で比較してみた

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高級SUVというジャンルを確立したハリアーは、世代を重ねるごとに人気が高まり、中高年の心を鷲掴みにする「現代のマークⅡ」といえるような存在です。

気になる80系ハリアーの買取相場について、SNSの口コミや幅広い業者サイトのリサーチ結果をまとめてみました。

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現行型80系ハリアーの人気の秘密と特徴

1997年に初代が発売されたハリアーも現行型80系で4代目となり、すっかり高級SUVの定番モデルとして認知されています。

一時期は受注に生産が追い付かずオーダーストップになっていましたが、2023年7月から解消したものの未だ3~5ヶ月の納期です。

現行型ハリアーの人気の秘密や特徴などについて、まずは押さえておきましょう。

 

2020年にデビューした4代目ハリアー

現行型のハリアーは、2020年6月にフルモデルチェンジされた4代目モデルで、今やトヨタの鉄板プラットフォーム「TNGA」をベースに、実用性やスペックより「感性品質」を重視した設計となりました。

つまり分かりやすくいえば、「使い勝手より乗ったときの満足感」を重視したわけで、ハリアーファンの心理を研究しつくした車造りといえるでしょう。

その結果なのかもしれませんが、ハリアーの購入層は40代以上の世代が中心となっています。

こだわりの外装・内装に加え、多彩な先進技術を搭載しており、どんな人でも快適にドライブできる乗り心地が魅力です。

 

かつておじさんが当たり前のようにセダンをチョイスしていたのと、いまハリアーをチョイスする思考は、ある意味同じものなのかもしれません。

 

ハリアー80系のグレードと価格

“感性品質”というフレーズで高級感を増して、なおかつ価格も上がった80系ハリアーですが、ここでグレードと価格を確認しておきましょう。

80系ハリアーは、パワートレーンによって3種類に分けられ以下のような価格となっています。

 

ガソリンモデル】

グレード 駆動方式 価格(税込)
S 2WD 312.8万円
G 2WD 352.9万円
4WD 372.9万円
Z 2WD 403.8万円
4WD 423.8万円
Z“Leather Package” 2WD 433.8万円
4WD 453.8万円

 

【ハイブリッドモデル】

グレード 駆動方式 価格(税込)
G 2WD 411.9万円
4WD 433.9万円
Z 2WD 462.8万円
4WD 484.8万円
Z“Leather Package” 2WD 492.8万円
4WD 514.8万円

 

【PHEVモデル】

グレード 駆動方式 価格(税込)
Z 4WD 620.0万円

 

現行型ハリアーの売れ筋グレードは、ガソリンモデルの「Z」となっていて、それにハイブリッドの「Z“Leather Package”」、ガソリンの「G」「Z“Leather Package”」が続いています。

ガソリンモデルが全体の60%ほどを占めていて、他のトヨタ車とは違った傾向だといえるでしょう。

これはハリアーの価格が、購買層にとって「少しお高い買い物」になっていることが考えられますが、中古車でも同じような傾向が見られます。

 

ハリアー80系のリセール

ハリアーのリセールですが、一部では「前のモデルより悪くなっている」なんて噂もあります。

しかし、それは噂に過ぎないようで3年経過後のリセールは65~75%という驚異的なものです。

 

一般的に3年落ちで残価率が60%を超えていると「リセールバリューが良い」といわれるので、ハリアーの残価率が凄いことが分るでしょう。

ただ注意点としては、売却時の状態によって大きな差が生じることで、大事に扱っていることが高く売るための基本です。

 

ハリアー80系の買取価格を大調査

新型ハリアーの買取価格

ハリアー80系のリセールは基本的に高いことが分りましたが、より具体的な買取事例を確認してみましょう。

それを調べることでハリアー80系の残価率がどうなっていくのかや、売却すべきベストなタイミングが想定できます。

 

1年落ちの場合の買取価格

購入から1年経ったハリアーは、人によっては「ほぼ新車」にさえ思えてしまう状態ですが、そのリセールはどうなのでしょうか。

 

グレード 年式 走行距離 買取金額 残価率
ハイブリッドZ“Leather Package” 2023年 1万km未満 411万円 83.4%
2.0 Z“Leather Package” 2023年 1〜2万km 366万円 84.4%
2.0G 2023年 3〜4万km 279万円 79.0%

 

ごく最近の査定額をみると、一時期の中古車バブルが完全に落ち着いたことが分ります。

3年落ちの残価利率から考えると低すぎに見えてしまいますが、新車あるいは未使用車のような査定額にはなりません。

つまり、新車のハリアー80系を1年程度で手放してしまうのは、あまりコスパの高い行動ではないといえます。

 

年数が経つほど落ちるリセール

ハリアー80系もデビューから4年近く過ぎ、少し古めのモデルで査定事例も増えてきました。

 

グレード 年式 走行距離 買取金額 残価率
2.0G 2020年 4〜5万km 274万円 77.6%
2.0 Z 2020年 4〜5万km 320万円 69.1%
ハイブリッドE-Four Z“Leather Package” 2020年 1万km未満 360万円 69.9%

 

3年を経過し4年落ちになってくると、残価率が70%を切る事例が増えてくることが分ります。

ただ、急激にリセールが悪くなるわけではないので、現行型80系ハリアーであれば3年以上乗っていても安心して大丈夫でしょう。

 

前モデルの傾向からハリアー80系の未来を予想

新型ハリアーの今後のリセール

先代ハリアーもリセールバリューの良いモデルでしたが、その高査定を支えていたのは国内の中古車市場だけではなく、マレーシアなど海外市場での需要も大きな影響を与えていました。

マレーシアでは、ハリアーやアルファードなどトヨタ車の中古車が人気で、かなり多く中古車として輸出されています。

ところがマレーシアで輸入できる中古車は「製造後5年以内」という規制があり、おそらく80系ハリアーも5年経過後はリセールバリューが落ちると考えられます。

また60系ハリアーは、当たり前のように80系ハリアーのデビューで一段階リセールが落ちました。

フルモデルチェンジはまだまだ先ですが、2024年にはマイナーチェンジが予定されており、これも多少影響を与えると考えられます。

 

見えてきたハリアー80系を手放すタイミング

なにもリセールバリューだけを意識してハリアー80系を売る必要はありませんが、トータルの収支を考えると手放すタイミングが見えてきます。

80系ハリアーをできるだけ高値で売ろうと思ったら、ずばり5年落ちになる前に少し余裕をもって売却することがオススメです。

マイナーチェンジの関係もあり、2024年7月に現行モデルの受注が停止されるという情報もあるので、可能であれば後期型登場前が良いのかもしれません。

 

ハリアー80系を売った人の口コミ

ハリアー80系を売った方の中には、中古車バブルを意識していた方や、それとは無関係に売却した方など、様々なパターンが見られます。

その口コミを確認し、最近までのハリアー80系のリセールを確認してみましょう。

 

まさに中古車バブル全盛期に買った値段より高く売れた事例ですが、恐らく今後はこんなことは期待できません。

こんなケースと比較してしまえば査定額に不満を覚えてしまうので、あまり参考に出来ないでしょう。

 

バブルが弾けた焼け野原を悠然と眺めている方の意見ですが、ホントにタイミングの大事さが良く分かります。

 

ハリアー80系を高く売るポイントとコツ

ハリアーを高く売るコツ

どうせハリアー80系を売るのであれば誰しも「少しでも高く売りたい」と思うことは、特別なことではなく自然な思いです。

そこで、ここからはハリアー80系を高く売るためのポイントと、考えるべきコツについて考えてみましょう。

 

エンジン車とハイブリッド車の違い

ハリアー80系の新車販売では、ガソリン車の方がハイブリッド車より売れていますが、これは新車価格の差も影響していると考えられます。

これが中古車となると、購入を検討している方に影響はあるのでしょうか。

ハイブリッド車は、車両価格は高いものの燃費もよく相応のメリットがありますが、少なくとも日本の中古車市場では「走行距離5万km以上のハイブリッド車」は需要が低い傾向があります。

これは、ハイブリッド車のメインバッテリーの交換が頭をよぎるためで、一定の方が古いハイブリッド車を敬遠するためです。

ハイブリッド車の駆動用バッテリーの寿命は、「約5〜8年または走行距離10万km」が目安とされていて、確かに中古車を長く乗ろうと思ったらバッテリーの交換費用も考えることが必要でしょう。

この事実を考慮すれば、ハリアー80系のリセールを考えるならガソリンモデルの方が無難な選択です。

 

人気グレードや人気カラーが高値になりやすい

ハリアーの人気グレードや人気カラーを選ぶ

リセールバリューが高いということは、それだけ中古車市場で需要があるということで、人気の高いグレードやカラーをチョイスすることが高く売るための鉄板です。

まずグレードから考えると「G」または「Z」がオススメですが、より堅実にリセールを維持したいのなら「Z」グレードが良いでしょう。

新車価格が50万円ほど違うのですが、「Z」の方がよりラグジュアリーさを感じられるグレードで、ハリアーを求める層とニーズが合致します。

売却時には価格差は縮まるはずなので、予算に余裕があれば「Z」グレードにすることがオススメです。

また、80系ハリアーには有償のオプションカラーが設定されていて、リセールを考えるのなら選択すべきでしょう。

80系ハリアーでも特に人気が高いのは、プレシャスブラックパール(有償オプション:55,000円)と、ラチナホワイトパールマイカ(有償オプション:38,500円)です。

一般的にも黒系や白系といった定番色はリセールが有利になり、このようなオプションは費用対効果でも断然オススメだといえます。

 

これが付いていると高くなるオプション

ハリアー80系に抱くイメージを考えれば分かると思いますが、ワンランク上のオプションを装着することがリセールを上げる大きなポイントです。

具体的にリセールバリューを押し上げるオプションは以下のものなので、自己満足とともにリセールのために是非追加することを検討しましょう。

 

オプション 価格 内容
デジタルインナーミラー 88,000円 車両の後方視界をカメラ映像でバックミラーへ映すシステム。
調光パノラマルーフ 198,000円 液晶の膜をサンルーフのガラスに挟み、光の下限を調節できる装備。
パーキングサポートブレーキ 68,200円 死角から接近する車両に対して警告を発してくれる機能。
おくだけ充電 13,200円 Qi規格に準拠したスマホを、置くだけで充電できる機能。

 

これらのオプションを付けている方が多いのが現実で、逆に付けていなければ売却時に足元を見られていまう可能性があります。

 

カーセンサーで複数見積もりを比較する

一時期のハリアー80系バブルは弾けてしまい、リセールバリューは高いとはいえ油断すると売り損する可能性があります。

つまり、売り先の選択肢が少なすぎると、リセール的には大きなリスクとなってしまうわけです。

そんな事態を避けるためにオススメなのは一括査定を利用することで、1社でも多くの見積もり額を比較することです。

一括査定サービス選びのポイントは、提携事業者数や、最大同時見積数ですが、その点を比較するとカーセンサーの一括査定が最高の選択肢といえます。

カーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、比較対象が多くなるのが特徴です。

リセールバリューが期待できる80系ハリアーですが、それを最大限生かすためにもカーセンサーを利用してみましょう。

 

まとめ

まとめ

一時期の異常な中古車バブルも弾け、かなり適正価格になった80系ハリアーの買取価格です。

ちょっと前のバブリー価格を期待していた人にとっては失望する状況ですが、少なくとも高く売れるコツを知って損を少なくすることに注力しましょう。

全く基本的なことですが、買取業者を競わせることが高く売るための肝なので、カーセンサーを利用して大いに買取価格を吊り上げてください。

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