20年落ちの軽トラ下取りはいくら?SNSの声と買取金額をまとめてみた

What to do with a 20 year old light truck?

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日本特有の軽自動車規格に収められているトラックが「軽トラ」と言われる車種ですが、基本的に働く車でずいぶんと古いモデルも現役で活躍しています。

寿命の長い軽トラとはいえ、20年落ちくらいになると下取り価格はいくらくらいになるのでしょうか?

本記事では、普通車乗りには伺い知ることができない軽トラの世界を、SNSの声と買取金額を中心にまとめています。

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軽トラックが中古車市場で人気?下取り価格の高い理由

軽自動車の下取り価格が高い理由

軽トラの一般的な用途は、農業や漁業の運搬用車両として、あるいは都市部であっても運搬業や飲食業など、ありとあらゆる働く場面で活躍しています。

そんな軽トラは中古車市場で非常にニーズが高く、売る場合の下取り価格も乗用車と違った相場勘があるようです。

まずは中古車市場で軽トラの人気が高く、下取り価格が高い理由を考えてみましょう。

 

普通車とは全然違う軽トラの中古車市場

普通車の下取り価格は、モデルごとの人気やオプションの装着具合、カラーによって大きく左右されます。

それもそのはずで、普通乗用車は選択肢が非常に多くモデルごとの違いが全く異なるものです。

それが軽トラックの場合は、軽自動車の規格内ギリギリで機能性を高めているので、メーカーやモデルが違っても使い勝手にほとんど差はありません。

 

このように特殊機能が付いていれば使い勝手が上がりますが、軽トラ界の2大巨頭「ハイゼットトラック」と「キャリイ」のどちらにも特殊車両として用意されています。

軽トラはこのような特殊性と耐久性の高さがあるので、低年式で走行距離の伸びた車両でも驚くほどニーズがあり、それが中古車価格(下取り価格)の高さの理由です。

 

軽トラは元々の新車価格が安めなので、あまり下がらない中古車価格だと割高に感じてしまうものです。

 

そもそも少ない軽トラの中古車

軽トラは仕事や作業のために購入する人が多い車種で、耐久性も高いことから普通乗用車より圧倒的に乗り潰すことが多いものです。

つまり中古車市場に出回る軽トラはニーズと比べて圧倒的に少なく、それが下取り価格の高さに直結しています。

 

仕事用車両として使っていればデザインや性能などは二の次で、下手をすれば多少の錆など気にせず乗っている方も多いのが軽トラです。

これに加えて価格を押し上げているのが、アウトドア用に軽トラを利用する方が増えたことも影響しています。

 

未だニッチな市場ではあるのですが、需給バランスは売り手側に有利になっています。

 

アメリカで静かに巻き起こっている軽トラブームも影響?

日本独自規格の軽トラですが、新車で売られることのないアメリカ市場で密かなブームを巻き起こしています。

これにはアメリカにある「25年ルール」というものが深く関わっていて、日本車のスポーティーカーが買い漁られた理由の一つです。

皆さんご存じのとおりアメリカの道路は右側通行となっていて、アメリカでは左ハンドル車以外の販売は禁止されています。

それが製造から25年を経過した車は右ハンドル車であってもクラシックカーとして登録できるようになり、更に関税や排ガス規制までも対象外となる夢のような制度です。

そもそもアメリカで税制の優遇措置もあって大型のピックアップトラックが人気ですが、日本の軽トラは他にライバルのいない孤高の存在だといえます。

 

こんなブームもあってか、ごく古い軽自動車はアメリカにドナドナされた方が高く売れるケースがあり、日本国内の軽トラ価格の高騰に影響があります。

 

軽トラの買取相場の現実とは?驚きの相場を知ろう

軽トラックの驚きの買取相場

普通の生活を送っていると普通乗用車に乗ることが当たり前で、軽トラなどの商用車を購入することは稀な選択肢です。

ところが近年はアウトドアのベース車両として軽トラ人気が高まり、結果的に軽トラの高すぎるリセールバリューが知られました。

そこで、ここでは予想もしていなかったであろう軽トラの高リセールバリューを把握することにしましょう。

 

15年落ちの軽トラの買取相場

普通乗用車であれば10年落ち以降は買取価格がつかないどころか、「すいませーん。廃車費用が掛かってしまいます」と言われるのが普通です。

ところがです。もともと作業車として作られ丈夫な軽トラは、10年程度ではへこたれないと思われているのかリセールバリューも下がりにくい傾向があります。

一般的に車を買取った業者は中古車オークションで売却することが多く、オークション相場が参考になるでしょう。

軽トラックの2大巨頭「ハイゼットトラック」と「キャリイ」の15年落ちモデルのオークション価格は以下のとおりで、買取価格はこれから5~10万円安いのが普通です。

 

モデル オークション価格
ハイゼットトラック4WD 10~42万円
ハイゼットトラック2WD 4~22万円
キャリイ4WD 7~49万円
キャリイ2WD 6~43万円

 

15年落ちのコンパクトカーだと価格が付かないのが当たり前ですが、軽トラックのリセールの良さは異常なのかもしれません。

この買取相場を見ても分るとおり、軽トラックの耐久性は「さすが日本」というクオリティです。

 

35年前の軽トラが現役で走れていて全く問題のないことは驚嘆に値します。

 

20年落ちの軽トラの買取相場

15年落ちの軽トラが全く無問題で高額買取りされていることが分かりましたが、これが20年落ちとなるとどうなのでしょうか。

 

モデル オークション価格
ハイゼットトラック4WD 5~24万円
ハイゼットトラック2WD 2~27万円
キャリイ4WD 6~38万円
キャリイ2WD 2~24万円

 

軽トラックだと20年落ちでも買取価格が残っていて、この大きな理由は需給バランスが売り手有利なためです。

 

完全に実用車種として振り切れている軽トラックは、買ったら乗り潰す方が非常に多い車種でもあります。

農家で利用する場合は、畑などと家の往復くらいの利用なので年式ほどには走行距離が多くないのも特徴です。

 

25年落ちの軽トラの買取相場

人気のない普通乗用車であれば25年落ちのモデルなど世の中に残っていないでしょうが、軽トラックであればメルセデス・ベンツGクラスなみのしぶとさで残っています。

25年前と簡単に言うと今一つピンとこないでしょうが、「25年前何をやっていましたか?」と聞かれ答えを考えると古さが分るでしょう。

 

モデル オークション価格
ハイゼットトラック4WD 5~17万円
ハイゼットトラック2WD 1~14万円
キャリイ4WD 3~25万円
キャリイ2WD 5~20万円

 

25年落ちでも驚くほど買取価格が残っているのは、アメリカに輸出できるタイミングと重なるからなのかもしれません。

 

今では生産の終了しているホンダ・アクティですが、アメリカのオークションで29年落ちモデルが13,250ドル(当日のレートで約209万円)で落札され話題となっていました。

この事実を踏まえれば、25年落ちの軽トラ買取相場は安すぎ・・・なのかもしれません。

 

20年落ち軽トラをめぐるSNSの声

20年落ち軽トラの口コミ

20年落ちの軽トラックであっても買取価格は大いに期待できることが分かりましたが、この理由や背景についてSNSの声を確認してみましょう。

 

なんといっても日本の軽トラックの丈夫さが人気の背景として存在していて、低年式車でも安心して買取りしてもらえる理由となっています。


これは軽トラではありませんが、丈夫で長持ちをする車両であれば日本では用なしでも海外で大活躍です。

 

軽トラの中古車価格は、新車価格と比べて割高に見えてしまうのは仕方のないことで、長く乗るつもりであれ新車を買った方がお得かもしれません。

もちろん軽トラはリセールバリューを期待して買うような車種ではありませんが、使わなくなったときに高く売れるのは嬉しいポイントです。

 

リセールの良さは軽トラの中古車を探している方にとってマイナスポイントで、どうしても損をしたような気持になってしまいます。

 

20年落ちの軽トラを高く買取ってもらうコツ

20年前の軽トラックを高く買ってもらうコツ

20年落ちの軽トラを高く買取ってももらうためには、いくつかのポイントを押さえておくことが必要です。

ここでは20年落ちの軽トラ売却で損をしないためのコツについて考えてみましょう。

 

軽トラの買取相場を知っておく

軽トラックの売却を大雑把に考えていると損をする可能性が飛躍的に高まります。

損をしないために最低限やっておくべきことは、あなたの軽トラックの買取相場(価値)を知ることです。

一般的な普通乗用車と軽トラックの査定基準は違うので、そのようなことを知らない買取業者に売ると正しい査定ではない可能性があります。

この記事を見た方はラッキーな可能性があり、何も知らずに「どんな古い軽トラでも0円以上で引き取り」なんて業者に売ると大損です。

 

怪しさ満点ですが、こんなバイヤーでも0円という言葉は出てこないことを理解しましょう。

 

下取りに出さず買取りしてもらうことがポイント

愛車を売却するには「下取り」か「買取業者に売却」という2つの方法がありますが、高く売るためには下取りは避けておくべきです。

これは軽トラを買い替える場合でも同じで、下取り価格と買う車の値引き額がごちゃ混ぜになって得なのか損なのか分からなくなります。

 

新車ディーラーなどでは、高値の期待できる海外市場への販売ルートもないので、古い軽トラになるほど下取り売却は損をする可能性が高くなってしまいます。

 

カーセンサーで複数の査定を比較する

もし愛車の軽トラを売却するとき、よく考えた結果が「少しでも高く売りたい」という結論に達したら、1件でも多くの査定を比較することが重要です。

そこで利用したいのが一括査定サイトの「カーセンサー」で、多数の買取業者を競わせることで効果買取の可能性がアップするでしょう。

一括査定サービス選びのポイントは、提携事業者数や、最大同時見積数ですが、その点を比較するとカーセンサーの一括査定が最高の選択肢といえます。

カーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、比較対象が多くなるのが特徴です。

かなり古くても高い買取価格が期待できる軽トラを所有しているなら、それを最大限生かすためにもカーセンサーを利用してみましょう。

 

まとめ

まとめ

軽トラは、その購入者や購入理由から中古車市場の多く出回ることがなく、それに加えて中古車需要が高いことで20落ちのような軽トラでも高い買取価格が期待できます。

またアメリカで25年落ちの軽トラが大人気となり、かなり古くても廃車という選択肢は避けるべきです。

基本的にどんなに古くて状態が悪くても買取価格があるという前提で売却先を探すことが大事で、本記事を参考にして多くの選択肢を比較するようにしましょう。

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