このサイトは当社の取材調査を元に記事を作成しております。サイトには一部プロモーションが含まれている場合がございます。
レヴォーグの中古車って実際どうなの?口コミと注意点をまとめてみた
![]()
スバル・レヴォーグは、日本では数の少なくなったツーリングワゴンですが、一部では「中古車が安すぎで不安」という心配の声があります。
本記事では、レヴォーグの中古車は実際のところどうなのか、数々の口コミを交えながら注意点をまとめています。
カーセンサーの一括査定はネットから90秒あれば簡単にできます。
\1円でも損したくないあなたへ/
目次
レヴォーグの中古車は安いからヤバいってホント?

一時期に一世を風靡したレガシィツーリングワゴンの後継車主として2014年にデビューしたレヴォーグは、2020年にフルモデルチェンジした現行型で2代目になります。
中古車が安いと噂されているレヴォーグですが、実際のところはどうなのか初代・2代目の中古車相場を見ながら確認してみましょう。
初代レヴォーグ(VM型)の中古車相場
初代レヴォーグは、2014年6月から2020年11月まで販売されていて、今でも1,000台前後の中古車が流通しています。
エンジンで分けると2.0リッターターボと1.6リッターターボの2種類があり、当然のようにスバル伝統の水平対向エンジンです。
新車販売でも1.6リッターモデルが売れ筋だったので、中古車も1.6リッターエンジン車が中心となっています。
| 年式 | 中古車相場 |
| 2014年 | 54.0万円~197.0万円 |
| 2015年 | 73.0万円~209.0万円 |
| 2016年 | 79.8万円~249.9万円 |
| 2017年 | 80.0万円~290.5万円 |
| 2018年 | 113.7万円~267.7万円 |
| 2019年 | 145.1万円~319.3万円 |
| 2020年 | 159.9万円~319.9万円 |
(出典:カーセンサー)
現行型レヴォーグ(VN型)の中古車相場

出典:SUBARU公式サイト
2020年11月に登場した2代目レヴォーグは、2016年から順次採用されていたSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)をベースとして開発され、飛躍的に走りの質が向上しました。
現行モデルのためか初代レヴォーグより中古車の流通台数は少なく、中古車相場も割高なイメージを受けます。
| 年式 | 中古車相場 |
| 2020年 | 245.0万円~501.0万円 |
| 2021年 | 236.0万円~415.5万円 |
| 2022年 | 178.1万円~528.0万円 |
| 2023年 | 259.0万円~598.0万円 |
| 2024年 | 388.8万円~430.0万円 |
(出典:カーセンサー)
レヴォーグの中古車を買うときの注意点と口コミ

中古車相場を見るかぎり安すぎるのは初代レヴォーグに限った話のようですが、安い中古車にはそれなりの理由があるものです。
レヴォーグにも中古車選びで注意すべき点があるので、見るべきポイントとそれに関する口コミを見ていくことにしましょう。
リコール対象車には注意が必要
レヴォーグには度々リコールが出されていて、中古車選びのときは対象車かどうかを確認して修理対応の有無をチェックしましょう。
例えば2014年4月~2016年10月に製造された車両には、エンジントラブルによる発火の危険性が指摘されました。
またリコールかぁマイレヴォーグ😭
しかも発火の恐れって……大丈夫なのかぁレヴォーグ😭 pic.twitter.com/vXFTT84SAD— masato.s (@masato_79) February 23, 2017
リコールはメーカー自ら申し出て不具合の車両の修理を行う行為なので、それ自体は正しいことなのですが、確かにエンジンから出火というのは怖い不具合です。
リコールで直さないで乗っていると、いつこのような事態になるか分かったものではないので、リコール対応についてはしっかりチェックしましょう。
エンジントラブルの可能性
レヴォーグに限らず、スバルの水平対向エンジンではトラブルの話を耳にする機会が多めな印象です。
多くの場合、直噴エンジン特有の「煤(すす)が蓄積することによるトラブル」で、スバル公式サイトでも注意喚起されています。
知り合いのレヴォーグ、新車購入して2年足らずで2回エンジントラブルからの立ち往生。
リコール対応後でも再発したようで、なんじゃそりゃ…— 鎖骨 (@rejom03) September 8, 2023
エンジンを高回転域まで回さないままでいると、高額な有償整備が必要になるので注意が必要です。
日本の道路事情を考えると怖いような気がしますが、レヴォーグの中古車選びではエンジンチェックは欠かせません。
電子制御に不具合があるかも
最近の車は電子制御の塊なので、ちょっとした不具合はスバル車に限らず聞くことが増えています。
これもリコールになったものですが、電動パーキングブレーキに搭載された制御プログラムに不具合があり、ブレーキが解除されないというものでした。
なんかスバル大変なことになってるね…うちは2.4で北米での実績あるエンジンだと思われるからまだ良いかもだけど、最近は電子制御多くなったせいか不具合目につくよね。今のところウチのレヴォーグSTI R EX快調だけどパワステの件とか心配な気持ちもあるね…
— Pinhead (@a_nama) April 15, 2022
パワステでも不調があったようで、これなどを含め整備記録などはしっかり確認するようにしましょう。
走行距離が適正なのかチェックする
一般的に中古車は走行距離が多すぎるいわゆる「過走行」なほど価格が安くなりますが、年式に比べ走行距離が短すぎるのも考えものです。
ディーラーの展示車、または試乗車として使っていたなど過去の履歴が分るならともかく、以下の2つのケースでは状態が悪い可能性があるので注意しましょう。
- 長期間放置されていた
- 短距離走行を繰り返していた
これらの場合、走行距離では伺えしれないエンジン不調を抱えている可能性も考えられます。
工業製品はある程度使用してこそコンディションを保てるので、使っていなさすぎなレヴォーグには注意しましょう。
レヴォーグの整備状況を把握する

レヴォーグに限らず、中古車の整備記録を確認することは極めて重要なポイントです。
中古車は前のオーナーの使用状況やメンテナンスの有無によって状態が左右され、見ためだけでは分かりません。
悪い中古車屋の場合、整備の行き届いていないレヴォーグを平気で売りつけることもあるので、このように地雷を買ってしまうことも考えられます。
水平対向エンジンの注意点
フォレスターをはじめ多くのスバル車には「水平対向エンジン」が採用されており、これとAWDの組み合わせがスバルのアイデンティティとさえいえます。
この特徴的な水平対向エンジンは、振動が少なく車を低重心化できるのが大きなメリットです。
ただ、シリンダーヘッドが横向きについていてパッキンの劣化でオイル漏れを起こしやすいという弱点を抱えています。
オイルの滲み具合を確認できれば、そのレヴォーグがどの程度メンテナンスに気を使っていたか分かるといわれます。
メンテナンスフリーの機械など無い。
クルマも壊れる。
ロータリーが悪いわけではないし、水平対向エンジンが弱いわけではない。— へろんはろん(Communist) (@boon_baan) April 19, 2023
この意見が正解で、お金をかけてメンテナンスすれば末永くレヴォーグに乗ることができるでしょう。
ただ水平対向エンジンは整備性が悪いことでも知られていて、メンテナンスの工賃が高いことはマイナスポイントかもしれません。
レヴォーグに対する評価と口コミ

レヴォーグはスバルらしいスポーティーさと、実用性の高いパッケージが魅力のステーションワゴンですが、その評価ポイントに対する口コミを確認してみましょう。
スバルご自慢のAWDの実力
スバルのAWD(全輪駆動システム)は国際的にも評価が高く、アウディ社のクワトロ(quattro)とよく比較されます。
両者の特徴は似ており、ともにFFベースでありながらエンジンを縦置きにマウントしていて、AWDとしてもっとも合理的なレイアウトです。
他の日本メーカーは、このレイアウトも水平対向エンジンも持っていないので、スバルが「シンメトリカルAWD」と呼ぶ4WDは大きなアドバンテージとなっています。
レヴォーグは雪降る北国での評価も高く、スバルAWDの実力が理解できるでしょう。
ただし真の豪雪地帯ではレヴォーグの130mmという最低地上高では厳しいようで、そのような地域ならSUVの方がオススメです。
水平対向エンジンって燃費が悪いってホント?
スバルの水平対向エンジンについては「燃費が悪い」という噂も多いのですが、実際のところどうなのか気になるポイントです。
恐らく水平対向エンジンがどうのというより、最近のハイブリッド車や軽自動車が飛躍的に高燃費となり、相対的に極悪燃費だという評価になるようです。
このくらいの気構えがなければスバル車には乗れないようで、ある程度の覚悟が必要でしょう。
レヴォーグの総合的な評価
レヴォーグを選ぶポイントは、SUVにはない安定した走行性能とステーションワゴンの使い勝手です。
(´・ω・`)
車両自体は資金積めば直るしなん。しょんぼりするけど取り戻すことはできるからぬ。とは言えレヴォーグの使い勝手が良すぎるから完全にバラバラにならない限り乗り換える気にもなれないのよなって。— 第五な人 (@DaigoH555) May 10, 2024
実際にレヴォーグを使っている方は、日本では廃れた感のあるステーションワゴンの便利さを実感しています。
スバル車を買い求める方の多くは、スバルらしい走りに期待しているようで、弱点ともいえる燃費には目をつぶってしまうのでしょう。
レヴォーグを選択肢に入れるなら、少なくとも燃費のことは気にしないことです。
レヴォーグの中古車選びで失敗しないためのコツ

レヴォーグの中古車は比較的多く流通していることから、言いかえれば「宝物とゴミが混在した状態」ともいえます。
そこでレヴォーグの中古車選びで失敗しないためのコツを考えてみましょう。
信頼できる販売店であることが重要
レヴォーグの中古車は何度も説明したとおり、メンテナンスがしっかりされた中古車を選ぶことが何よりも重要です。
そのためポイントになるのが信頼できる販売店を探すことで、スバル車の販売実績の多さもチェックポイントになります。
恐ろしい話ですが、あのB社も真っ青な中古車販売店があったようです。信頼出来るかどうかは、多くの口コミや評判を確認することがネット時代の今は確実かもしれません。
安いけど維持費が高上りなSTIモデル
レヴォーグの中古車を調べてみると、スポーティーグレードの「STI」がお得な価格になっているのを見かけます。
もちろん分かっていてSTIモデルを買うのなら良いのですが、そうでもなければ避けた方が無難かもしれません。
STIモデルは、高性能を求めるコアなスバリスト向けなので、レヴォーグにとって大事なメンテナンス費用も高上りになります。
中古STIレヴォーグ 維持費だけでも年間830Kかぁ😥
コツコツ貯めるしか😭— とっきゅん (@sphere_N700aki) December 5, 2020
STI好きでも腰が引ける維持費になるので、安易に手を出すべきではありません。
購入費を抑えるならカーセンサーで中古車探し

引用:カーセンサー
レヴォーグの中古車を買うときには、できるだけ中古車と販売店を比較しながら「お宝」を探すのがポイントになります。
そこでオススメなのがーセンサーを利用することで、カーセンサーを利用してレヴォーグの中古を検索すれば、お眼鏡に叶う中古車が見つかり、貴方と中古車販売店を仲介してくれます。
また中古車を買うにあたって下取り車があるなら、これもカーセンサーを利用して売却することで少しでも高く売ることが可能です。
リクルートが運営するカーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、査定額の比較対象が多くなり高い売却額が期待できるサービスです。
買うにも売るにも、カーセンサーのようなサービスを上手く利用しましょう。
まとめ

レヴォーグの中古車を徹底調査して分かったことは、メンテナンスさえしっかりしている中古車であれば良い買い物になることです。
もちろん中古車価格とのバランスや維持費の問題、それに使用目的と合致しているのか、全ての要素を考えることが前提となります。
ただレヴォーグ(というかスバル車)特有のデメリットもあるので、本記事を参考にして最高のレヴォーグを探してみましょう。
カーセンサーの一括査定はネットから90秒あれば簡単にできます。
\1円でも損したくないあなたへ/


