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カーリースはデメリットだらけ⁉︎実態とリアルな口コミを紹介!
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欲しい車を運転したいとき現金一括払い、あるいは自動車ローンを組んで「車を購入する」というのが一般的な方法です。
その一方でカーリースやサブスクなどのサービスがありますが、ネットなどを調べると「カーリースはやめとけ!」といった否定的な意見が多いと思わないでしょうか。
本記事ではカーリースはデメリットが勝るのか、その実態をリアルな口コミを交えながら解説します。
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目次
カーリースはやめとけ!と言われる理由

カーリースの仕組みは、契約者(利用者)が希望の車やオプション装備、契約期間を設定し、その条件でリース会社が車を購入して契約者に貸し出すものです。
一般的なカーリースでは、契約期間中の車検代や自動車税などの固定費用もリース料に含まれています。
そんな基本的事項を踏まえたうえで、カーリースはやめとけと言われるデメリットについて考えてみましょう。
トータルコストが割高に感じる
カーリースで設定されるリース料は、当たり前のことですがリース会社の利益もオンされているので、ビッグモーターで見られたような高利ローンでもないかぎりトータルコストが高くなります。
最近のカーリースは、「全ての費用が含まれているので、月々の支払いだけで車に乗れます」というパターンが一般的です。
1年を超える納期の間をカーリースでどうですか?とか勧められたが、格安ならともかく実質車を2台買うような見積もりだったため、我が家では当面トヨタはありえないという結論になったのであった。
— トレーダーあき (@aki2716) July 25, 2022
どう考えても買うよりトータルコストが高くなるので、多くの方にとってデメリットになるでしょう。
結局は自分のものにならない
カーリースは所詮「借り物」なので、リース期間が満了したら車を返さなければなりません。
乗っているうちに愛着が湧こうが関係なく、契約に基づき持ち主(リース会社)へ返却することになります。
まるで「持ち家vs賃貸住宅」論争のようですが、家ほど高価じゃないもので期間終了後返すという事実は「カーリースやめとけ派」にとってはあり得ない事実です。
中途解約金や走行制限がある
一般的なカーリース(サブスクを含む)では、リース期間満了時の残価率を考慮してリース料を設定しています。
そのため残価率を損なわないように、月々の走行距離などに制約を課す契約が普通です。
借り物なので仕方ないにせよ、思う存分走りたいという欲求には応えられないのがカーリースだといえます。
自分好みにカスタマイズできない
カーリースは人のものを借りている車なので、貸主の好まないようなカスタムなどは禁止されています。
カスタムといえばエアロパーツ全開なイメージがありますが、軽微な改造も含まれるので注意が必要です。
ちなみに、改造しようが返却時に原状回復していれば問題ないのですが、カスタム派にとってカーリースはかなり高上りになる選択肢だといえます。
残価精算や追加費用が発生するかも
カーリースには大きく分けて2種類の契約方式があり、一つは「オープンエンド」という残価設定ローンに近いものです。
普通乗用車ではこの方式が多く、契約時に設定された「残価」と、「契約満了時の実際の査定額」で精算を行います。
この方法の落とし穴は、月々のリース料を安く見せるために残価設定を非常識な価格に設定しているケースが多いことで、結果的に思いもよらぬ精算金を支払うことになりかねません。
年間40,000km走っても精算金取られないカーリースあるなら考えるけどな
どう考えてもないでしょ自分で買えよって話だわ— みたか (@mitaka_rl) July 3, 2022
こう考えてしまうのは普通のことです。このリース会社が定める残価を維持するために、月々の走行距離などに気を使う必要があることもマイナスポイントといえるでしょう。
ちなみに「オープンエンド」と違うもう一つの契約方式が「クローズドエンド」というもので、返却時の残価精算は行わない契約方式です。
ただ、月々のリース料は当然ながら高くなるので、基本的にはリース会社の利益は変わらないものと考えておきましょう。
カーリースのメリットとオススメの人

数々のデメリットが浮き彫りになったカーリースですが、全ての人が損をするわけではありません。
そこでカーリースのメリットを考えたうえで、カーリースを利用すべき人について考察します。
初期費用を抑えたい人
カーリース最大のメリットといえるのが「ほとんど初期費用がかからない」という点で、全ての費用が月々の料金に含まれているからこそ実現できる利点です。
ただ、このメリットで気を付けたい点はカーリースを進める記事の多くは「ローンを組むにしても、頭金として購入金額の2~3割程度を最初に支払うのが一般的です」なんてウソをついていることかもしれません。
つまり「頭金も用意できないならカーリースしかないだろ!」という誘導ですが、それは真っ赤なウソです。
とはいえ、カーリースは全て込々で車に乗れるのは事実で、特に拘りがなくすぐに車を利用したい人にとってはベンチなサービスかもしれません。
車にあまり拘りがない人

車に対する価値観というのは人によって大きく変わるもので、車に対する思い入れがない人にとってカーリースは便利なサービスかもしれません。
ぶっちゃけ言ってしまえば、車なんて動きさえすれば良いという人には、歴史的名車などを語る行為は時間の無駄です。
このような人にとっては、カーリースこそ自分の欲求を満たす素晴らしいサービスなのかもしれません。
走行距離の短い人
車を所有(あるいは借りる)する目的は人によって大きく変わってきますが、車を生活のための道具として考えられる人にとってカーリースは最良の選択です。
とはいえ微妙なのは「極端に走行距離が短い人にとっては、都度レンタルする方が得」だという事実で、これは都市部と地方で現実が分かれる問題だと思います。
今日はシャトルバスで平岡イオンに行ってきた。祝日混雑。
今まで近距離で当たり前のように車で行ってた場所が違って見えた。車って…便利だね🥲(真剣に年内にカーリースしたい)
まだまだ慣れない生活に、息子帰宅後に爆睡。私も流石に寝た。 pic.twitter.com/U6qKwH2jJc— 🤡deathtroyひとみ🎪 (@hitometallic666) February 23, 2023
ホントに好きなときに好きな場所に行けるというのは、かけがえのない便利さで離し難い幸せです。
このような利用目的であれば、カーリースは便利なサービスだといえるでしょう。
知っていますか?カーリースとサブスクサービスの違い

最近は自動車メーカーが月々の利用料だけで車を貸し出す「サブスクサービス」が増えていて、カーリースとの違いが分かりにくくなっています。
ハッキリ言えば、両者の違いが少なくなっているのですが、根本的な違いについて知っておくことが大事なので、カーリースとサブスクの差を説明します。
最近増えてきたサブスクサービス
車のサブスクサービスは、今のところ自動車メーカーが提供しているものが知名度も高く一般的に認知されています。
例えばトヨタ自動車が提供しているKINTOというサブスクサービスは、新車で買おうと思ったら納期が1年以上かかる車が比較的すぐ手に入るなど、分かりやすい差別化をしていて賛否を呼んでいます。
基本的にはカーリースもサブスクも、毎月の使用料を払うという点では同じなのですが、利用する車両やオプションを選び放題なカーリースに対して、サブスクサービスでは選択肢が少ないのが大きな違いです。
しかも、もう一つの特徴が「サブスク期間が短め」なところで、多くの場合は3~5年という契約期間になっています。
カーリースに向いている人

サブスクサービスではなく一般的なカーリースが向いている人は「車を道具だと割り切っている」方です。
カーリースもサブスクも車を借りていることには変わりがないのですが、サブスクサービスは短期間で車の乗り換えを促すような契約内容になっています。
流行も追わず、なおかつ自分で車検の手配やカスタマイズなどしない人にとって、カーリースは理想的なサービスです。
サブスクサービスに向いている人
サブスクサービスのなかでも自動車メーカーが提供しているのは「新車の提供」で、納期の長くなっているモデルでも比較的短期間で手に入れられます。
それで分かると思いますが、各自動車メーカーは自社のサブスクサービスを推進していて、新車を短いサイクルで市場に提供し広告効果を狙っているのでしょう。
しかも比較的短期間で次の新車へ誘導できるので、メーカーにとって旨味しかないサービスです。
そんな自動車メーカーの思惑を分かってサブスクを利用すべき人は、常に新しい車に乗っていたい人でしょう。
やはり自分のものにしたいときの選択肢

世の中の評判を見ているとカーリースを避けるべきと思っている人が多く、それだけ車は自分で所有するものという方が多い証です。
そこでリースではなく自分で買うと思ったときに、できるだけお得な購入方法について考えてみましょう。
王道のディーラーで新車購入
もし車をまっさらな新車で買うのであれば、正規ディーラーで購入するのが当たり前の選択肢になります。
あのキレイなディーラーで新車を買う交渉や手続きをしているだけで興奮度マックスですが、当然のように高い出費となることを覚悟することが必要です。
新車で購入するメリットは、どちらかというと自己満足要素が強いので車好きほどオススメなのかもしれません。
新車派とそれ以外の境目は、車に耐久消費財以上の価値観を見いだせるかどうかで、そんな自覚が少しでもあるなら新車一択です。
よく聞く残価設定ローンってどうなの?
ネットを見ていると高価なアルファードを「なぜDQNが買えるのか?」という話題を多く見かけます。
そんなネタの結論は「どうせ、残価設定ローンで買っている」という話になっていて、ある意味で正しい推測です。
この残価設定ローンですが、仕組みを見るかぎりカーリースやサブスクサービスと変わることがなく、基本的に「借金地獄へ導くサービス」、あるいは「そのメーカーから離れらなくするサービス」だといえます。
車検が近いから焦って車購入して失敗する。車検費用はは新しい車でも必要なんだよね。だから今乗ってる車を車検受けてからじっくり検討するのが正解だと思う。そう考えると残価設定ローンは融通が利かず、乗り換えを迫られ販売店の思うツボなんだよね。
— つねさん|車は賢く買って節約しよう (@555tsuneoki) January 10, 2024
とはいえメリットもあるので、残価設定ローンの利用はトータルで考えるようにしましょう。
カーセンサーで安く中古車を手に入れるという選択肢

引用:カーセンサー
最近の車はダメになるまでの耐用年数が伸びているので、程度の良い中古車を買うという選択肢もあります。
そこでオススメなのがーセンサーを利用することで、カーセンサーを利用してお好みの車の中古を検索すれば、お眼鏡に叶う中古車が見つかり、貴方と中古車販売店を仲介してくれます。
また中古車を買うにあたって下取り車があるなら、これもカーセンサーを利用して売却することで少しでも高く売ることが可能です。
リクルートが運営するカーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、査定額の比較対象が多くなり高い売却額が期待できるサービスです。
買うにも売るにも、カーセンサーのようなサービスを上手く利用しましょう。
まとめ

カーリースはデメリットだらけなのか考えた結果、多くの自動車ユーザーにとってはデメリットが多いことが分かりました。
とはいえ、100%カーリースがダメなわけでもないので、本記事を参考にして失敗しないことを願っています。
カーセンサーの一括査定はネットから90秒あれば簡単にできます。
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