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ベンツGクラスの維持費はどれくらい?X(旧Twitter)民のリアルな声もまとめてみた
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日本でも大人気のベンツGクラスは、有名人やスポーツ選手に愛用者が多いことから、一体どれくらい維持費がかかるか気にならないでしょうか。
購入費が高額なのは知っていても、意外と知られていないベンツGクラスの維持費の実態について、X(旧Twitter)民のリアルな声を交えながら解説します。
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目次
富裕層に引っ張りだこのベンツGクラス
ベンツGクラスは、かなり以前から本物志向のファンから人気がありましたが、最近は著名人が買うケースが目立つことから、すっかり「富裕層の乗り物」というイメージになっています。
まずはベンツGクラスが人気になっている秘密や、現行型はどのようなモデルなのか基本を押さえておきましょう。
ベンツの高級SUV「Gクラス」が人気の理由
ベンツGクラスの異常なまでの人気を考えるとき、その理由には二つの側面があることが見えてきます。
一つは、これがメインの理由ですがベンツGクラスが持つ高いオフロード性能や、乗っている人員を守る強固で堅牢な安全性です。
また1979年に初代モデルが誕生してから、ほとんど変わることのない軍用車的な佇まいは、変に媚びることのない本物の機能美を持っています。
こうした本物を純粋に選ぶ理由以外にも、もう一つ富裕層ならではの考え方も存在します。
ベンツGクラスは、リセールバリューが非常に高いことで知られ、たとえ20年落ちのモデルにも価格が付くほどです。
つまりベンツGクラスには、一定の資産価値が認められるので、長い期間乗ったとしてもコスパが高い車ということになります。
お金があれば3年ごとに新車に乗り換えながら、実はほとんどタダで乗れるという魔法のような現実が存在するのです。
ベンツGクラスのグレードと価格
現行型のベンツGクラスは、4つのグレードが展開されていますが、以前よりかなり値上げされています。
2024年2月現在の状況をもとに、最新の情報をまとめると次のようなグレード展開となっています。
| G350d | G400d | G550 | AMG G63 | |
| 新車価格 | 生産停止 | 1,598万円 | 生産停止 | 2,598万円 |
| 駆動方式 | 4WD | |||
| トランスミッション | 9速AT | |||
| ハンドル位置 | 右 | 左/右 | 左 | 左/右 |
| 全長 | 4,660mm | 4,665mm | ||
| 全幅 | 1,930mm | 1,985mm | ||
| 全高 | 1,975mm | |||
| エンジン | 直列6気筒 | DOHC V型8気筒 | ||
| 排気量 | 2,924cc | 3,982cc | ||
| 使用燃料 | 軽油 | 無鉛プレミアム | ||
| 最高出力 | 286PS | 330PS | 422PS | 585PS |
| 最大トルク | 600Nm | 700Nm | 610Nm | 850Nm |
これを見ても分るとおり、「G350d」と「G550」は生産停止中で、メルセデス・ベンツの公式サイトを見ると価格すら記載されていません。
半導体不足や原材料費高騰の影響もあり、ベンツGクラスの新車価格はここ数年でかなり上がっています。
例えば「G400d」は、2021年5月には1,298万円だった新車価格が、上のとおり2年半余りの間に300万円も値上げされました。
1,598万円の車両価格に、人気のラグジュアリーパッケージやAMGラインなどオプションを付ければ、乗出し価格は1,800万円を超える金額です。
現在は新車がなかなか手に入らないGクラス
先ほども触れたとおり、現在メルセデス・ベンツで販売されているGクラスのグレードは2種類だけとなっています。
ただ、現在も販売されている「G400d」や「AMG G63」にしても、その納期は3~4年といわれており、現実的にはすぐ手に入れられる状態ではありません。
こんな背景があるからベンツGクラスの中古車価格も下がらないわけで、いろいろな噂も流れています。
中には「一部のベンツディーラーでは、フルオプションのお客様が優先」なんて話もあり、それでも買う方がいるあたりに人気のほどが垣間見えます。
ベンツGクラスの維持費はどれくらい必要なのか?

ベンツGクラスの人気のほどや、現在の状況が分かったところで、気になるベンツGクラスの維持費について掘り下げていきましょう。
ベンツGクラスの購買層を考えると、維持費なんて気にしていない人が多そうですが、実際のところはどうなのかX民の声を交えながら解説します。
自動車税や重量税などの税金
車を所有していると毎年課される自動車税や、車検のときに支払う自動車重量税に加え、購入時には10%もの消費税が必要です。
まず、毎年払わなければならない自動車税ですが、皆さんご存じのとおり排気量によって税額が変わってくるので、ベンツGクラスの場合はモデルやグレードで大きな違いがあります。
ベンツGクラスの歴代モデルの排気量を見ると、一番排気量が少ないのが初代W460型(1979年~1990年)に設定されていた「230GE」エンジンで2,297ccという排気量です。
最大のものは、2代目W463型に設定されたハイパフォーマンスモデル「メルセデス-AMG G 65」に搭載された、5,980ccV12型ツインターボエンジンなので、ベンツGクラスは以下のとおりの自動車税となります。
| 排気量 | 2019年9月30日までの新車登録 | 2019年10月1日以降の新車登録 | 新車登録から13年以上の重課 |
| 2.0L超~2.5L | 45.000円 | 43,500円 | 約51,700円 |
| 2.5L超~3.0L | 51,000円 | 50,000円 | 約58,600円 |
| 3.0L超~3.5L | 58,000円 | 57,000円 | 約66,700円 |
| 3.5L超~4.0L | 66,500円 | 65,500円 | 約76,400円 |
| 4.0L超~4.5L | 76,500円 | 75,500円 | 約87,900円 |
| 4.5L超~6.0L | 88,000円 | 87,000円 | 約101,200円 |
自動車税は毎年5月くらいに納付書が送りつけられますが、所得が低いと結構な負担になります。特に「古い車は環境に悪いから増税する」という重課は全く意味不明としか言えません。
また、車検ごとに支払う自動車重量税は車体が重いほど高くなる税金で、ベンツGクラスであれば車両重量は2.5t~3tクラスなので、新車登録時(3年)に61,500円を、その後の車検時には毎回49,200円が課税されます。
ベンツGクラスだけ税金が特別高いわけではありませんが、重くて排気量の大きな車ほど高くなり、そもそも庶民が手を出せないような高額車というわけです。
自動車保険料とその基本

自動車に掛ける保険は、車検を通すため必ず加入しなければならない「自賠責保険」と、万が一の事故などに備える「任意保険」の2つがあります。
自賠責保険のほうは、車種による違いはなく白ナンバーの登録車の場合、24ヶ月で17,650円となっています(2024年度)。
任意保険料のほうは、加入する保険会社だけではなく、加入者の年齢や加入年数、補償内容などによって大きく変わってくるので正確には算出できません。
ただ、注意が必要なのが過失の有無にかかわらず愛車の修理費用を補償する「車両保険」で、ネット通販式の損害保険では加入を断られることがあります。
ベンツGクラスだけではありませんが、高額車や盗難の可能性が高い車など、このようなケースがあるようなので、結果的に高い保険料を我慢しながら加入できる保険に入るより仕方ないようです。
ガソリン代や軽油代
ベンツGクラスに必要なガソリン代や軽油代は、当然走行距離によって変わってくるのですが、その計算根拠になる燃費はどのようなものなのでしょうか。
現行型ベンツGクラスの燃費は、メーカーから以下のような数値が公表されています。
| G350d | G400d | AMG G63 | |
| 使用燃料 | 軽油 | 軽油 | ハイオクガソリン |
| 燃費 | 9.9km/L | 9.7km/L | 6.6km/L |
| タンク容量 | 100L | 100L | 100L |
| 航続距離 | 990km | 970km | 660km |
燃費データは、実走行に近いといわれているWLTCモードによるものですが、ディーゼルモデルの方が燃費は良いことが分かります。
ただ、市街地走行だと20%くらい燃費も落ちてしまうので、ディーゼルモデルでも7.4~7.9km/Lくらいです。
車両価格もバカ高い「AMG G63」になると、市街地走行では4~5km/Lが実燃費らしく、燃料もハイオクガソリンなので高額なガソリン代となってしまいます。
ディーゼルモデルにしても、10km/Lもない燃費で「Gクラス史上最高燃費!」といわれる時点でお察しですが、燃費を気にしていたらベンツGクラスに乗る資格がないのかもしれません。
駐車場の確保
ベンツGクラスを購入する場合、思いのほか苦労するのが「駐車場の確保」だと言われています。
一戸建てに住んでいて駐車場があるなら心配ないのですが、マンションなどの機械式駐車場だと高確率で重さやサイズで「利用不可」となるでしょう。
このサイズ感を見れば駐車場探しに苦労することが理解できますが、あったとしても駐車料金はバカになりません。
特に東京23区内ともなると驚きの価格で、例えば新宿区高田馬場のあるワンルームマンションは家賃が114,000円でも、ベンツGクラス駐車可の駐車場は月額47,250円です。
ベンツGクラスのある生活は、かなり制限が加えられることを覚悟する必要があります。
修理代やメンテナンス費用

ベンツGクラスを含めた輸入車は、修理代やメンテナンス費用が大出費になると噂されていますが、実際のところどうなのでしょうか。
確実に言えることは、「国産車より確実に部品の交換が多く、部品代も高い」ということです。
ベンツを始めとしたドイツ車は、積極的に消耗品を交換して新車の乗り味を損なわないという設計思想なので、新車から年数が経つほど維持費がかさみます。
車検費用にしても新車から5年くらいまでは25万円程度で済むようですが、古くなってくると35~50万円はかかるようです。
ある意味で「旧車乗り」に相通じるところがありますが、維持費を惜しんでいたらベンツGクラスには乗れません。
Gクラスを維持できる人の条件
ベンツGクラスは、購入するだけで多額の資金が必要、または多額のローンを抱えることになります。
フルローンでベンツGクラスを買うと、車両代だけで毎月20万円もの返済額となり、ここまで見てきた維持費を加えると30万円は車だけに注ぎ込める人でなければ維持できないでしょう。
少し前までは、中古車価格が新車価格を上回るバブルもあったのですが、今そのようなことを期待するのは自殺行為です。
【Mercedes Benz G-Class】
富裕層や車好きの象徴となっているGクラス
維持費や置き場に加えて
実はセカンドカーの存在があります。誰しもがそうとは限りませんが
後ろに物を詰める様なワゴンタイプなど
使い勝手の良いセカンドカーを保有するケースが多いのです。 pic.twitter.com/cXIR6I4G5d— TaPa_子育て2年目 (@Across_TheSky) February 28, 2020
実際に港区住で多く見られるベンツGクラス所有者は、それ以外の車を所有していることが多いようです。
つまりベンツGクラスは、無理して手を出すような車ではありません。
お金持ちだから出来るGクラスの裏ワザ
リセールバリューが非常に高いことで知られるベンツGクラスは、お金に余裕のある層がメインターゲットとなっています。
新車で買えば1,500万円以上のベンツGクラスを購入し、3年くらいしたら別の新車へ乗り換えても、ベンツGクラスを1,200万円くらいで売ってしまえば「実質年100万円の出費」で乗れていたことになります。
これってお金持ちだから出来る好循環なわけで、ケチで知られている芸人の春日さんがベンツGクラスをチョイスしたのもそんな理由です。
場合によっては「ほとんどタダで乗れる」こともあったので、お金がお金を呼ぶという現象なのかもしれません。
もしGクラスを維持できなくなったときの対処法

やっと手に入れたベンツGクラスを維持できなくなったら、どうすれば良いのでしょうか。
賢明な方には説明するまでもありませんが、生活に支障が出るようなら売却一択です。
では、売却するとして気を付けるべきポイントを押さえておきましょう。
Gクラスは高リセールなので売るのが一番
ベンツGクラスを売却する場合、大いなる救いといえるのが高いリセールバリューです。
もしローンを組んでいたとしても、ほとんど売却代金で完済できるほど高リセールとなっています。
このように維持費に窮したら、その原因を取り除くことがベストな選択肢だといえます。
ただ、中にはベンツGクラスの市場価値を知らずに大損してしまうケースもあるようです。
「死んだ親父が乗ってたベンツのGクラス、100万で売ったのに」という元同僚からのオファー、多分一生後悔し続ける案件だな。
— 北日本コード進行に詳しい協会会長(TK) (@TK_chord) September 18, 2021
このような失敗をしないため、注意すべきことは売り先を1社に絞ってしまわないことです。
損をしないためにはカーセンサーを活用
引用:カーセンサー
先ほどの失敗事例は、買い手のペースにはまったうえ、Gクラスに対する無知を察知された結果だと思われます。
このような事態を避けるためには、出来るだけ多くの買取査定を比較することで、そのためにオススメなのは一括査定サービスの「カーセンサー」を利用することです。
一括査定サービス選びのポイントは、提携事業者数や、最大同時見積数ですが、その点を比較するとカーセンサーの一括査定が最高の選択肢といえます。
カーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、比較対象が多くなるのが特徴です。
リセールバリューが期待できるベンツGクラスですが、それを最大限生かすためにもカーセンサーを利用してみましょう。
まとめ

噂どおり、ベンツGクラスは維持費もVIPクラスのようで、購入するのはそれなりの覚悟が必要です。
新車ではなかなか手に入らない状況ですが、中古車であれば金額的にも選択肢に入ってくるかもしれません。
しかし古くなるほど維持費も暴力的になるのが事実なので、手に負えないと感じたらカーセンサーを利用して、損をしない売却も検討しましょう。
https://kaitori.carsensor.net/
\1円でも損したくない人必見/




