燃費が良い軽バンはどれ!?ランキングにまとめてみた

Light van with good fuel economy

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この記事では「燃費が良い軽バン」ついて、X(Twitter)などの口コミ情報も交えながら徹底的にまとめてみました。

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軽バンの燃費ランキングTOP5(2024年版)

燃費が良い軽バンランキング

現在発売されている軽バンの中で燃費が良いのはどの車種なのでしょう。ここでは燃費の良い軽バントップ5をランキング形式で紹介します。

5位 ダイハツ・アトレー 14.7km/L

「アトレー」は、ダイハツが販売する軽バンです。先代5代目まで乗用バンの扱いとなっておりましたが、最新型6代目は原点回帰し4ナンバーの軽バンとして販売されています。

後述する「ハイゼットカーゴ」とは基本構造を同一としており、見た目も性能もほぼ同じとなる兄弟関係にあります。違いとしてはアトレーはターボ車のみ、AT(CVT)のみのラインアップとなり、また外装や内装がハイゼットカーゴよりやや乗用向けで豪華といった点が挙げられます。

燃費:14.7km/L(WLTCモード)
荷室サイズ:荷室長1820mm、荷室幅1410mm、荷室高1215mm

4位 ダイハツ・ハイゼットカーゴ 15.6km/L

「ハイゼットカーゴ」は、ダイハツが販売する軽バンです。前述したアトレーの兄弟車となり、アトレーよりも商用車色の強い軽バンとなっています。アトレーに比べると外装や内装はやや質素となりますが、その分車両価格はアトレーよりやや安く設定されています。荷室長や荷室高はアトレーよりもやや長く、またハイゼットカーゴではトランスミッションをAT(CVT)と5MTで選べるのも相違点です。

燃費:15.6km/L(WLTCモード、CVT車)
荷室サイズ:荷室長1915mm、荷室幅1410mm、荷室高1250mm

3位 スズキ・エブリイ 16.4km/L

「エブリイ」は、スズキが販売する軽バンです。軽バンのロングセラー定番モデルであり、昔から日本の軽配送を支えてきた車です。最新型5代目では商用バンとしての使い勝手が熟成されており、最小回転半径4.1㎜(軽キャブバンクラストップ)の取り回しの良さも魅力です。ただし5代目の発売は2015年となり、他のライバル軽バンに比べると基本設計がやや古くなっていることは懸念点となります。

燃費:16.4km/L(WLTCモード)
荷室サイズ:荷室長1910mm、荷室幅1385mm、荷室高1240mm

2位 ホンダ・N‐VAN 19.2km/L

「N‐VAN」は、ホンダが販売する軽バンです。ハイゼットカーゴやエブリイのように前席下にエンジンを配置するのではなく、キャビン前方にエンジンを配置するレイアウトを採用しています。また他のNシリーズ同様、Honda独自の技術「センタータンクレイアウト」で、燃料タンクは前席の下に配置しているのが特徴的です。これにより荷室長は短めではあるものの、その分ゆとりある荷室高を実現しています。インパネ周りのデザインなども他のNシリーズ同様にオシャレであり商用車ぽっさがあまり感じられない点も魅力です。

燃費性能も19.2km/Lと良好であり、エアコンなども含めクルマ全体を低燃費モードに自動制御する「ECONスイッチ(ECONモード)」を搭載しているのも注目点です。

燃費:19.2km/L(WLTCモード)
荷室サイズ:荷室長1510mm、荷室幅1390mm、荷室高1370mm

1位 スズキ・スペーシアベース 21.2km/L

「スペーシアベース」は、スズキが販売する商用バンです。スーパーハイトワゴンの人気モデル「スペーシア」を4ナンバーの軽商用バンにアレンジした派生モデルとなり、商用バンとは思えないような個性的でスタイリッシュな内外装デザインが魅力となります。荷物運びはもちろんのこと、荷室に設置する「マルチボード」を使い分けることで、デスクスペースを作ったり車中泊用のフラットな床を作ったりすることもできます。

燃費性能も21.2km/Lと優れており、軽商用車No.1の燃費性能を誇ります(2024年1月現在)。

燃費:21.2km/L(WLTCモード)
荷室サイズ:荷室長1375mm、荷室幅1265mm、荷室高1405mm

燃費の良い軽バンの特徴は?

ダイハツ・ハイゼットカーゴ

出典:ダイハツ

燃費の良い軽バンにはいくつか共通する特徴があります。どのような軽バンが燃費が良いのかを把握しておきましょう。

2WDである

駆動方式が2WDである軽バンのほうが、4WDの軽バンよりも燃費性能が良くなるのが一般的です。理由として4WDの場合、センターデフなどのパーツが増え機械抵抗も増えるため、余計な負荷がかかり燃費が落ちてしまうことが多いのです。

ATよりMTの方が燃費が良い

AT車は自動変速のため走行中に意図せぬところで回転数が上がるなどパワーロスが生じやすいため、自分で変則をコントロールできるMTの方が燃費が良くなるケースが多いです(※上手くMT操作が行えない場合は逆に燃費が落ちることもあります)。

ただし一昔前の軽バンでは「ATよりMTの方が燃費がよい」というのが定説でしたが、最近はAT技術も進化してきており特にCVTを積む軽バンであれば、MTより燃費がよくなる車種もあるようです。

車重が軽い

重い物体ほど動かすのにより大きなエネルギーが必要となるため、自然の摂理上、車重が重い車ほど燃費は悪く、軽い車ほど燃費は良くなるものです。また不要な物は車から降ろしておき、車重を可能な限り軽く保つことが燃費節約につながります。

乗用バンに比べ軽バンは燃費が悪い

スズキ・スペーシア

出典:スズキ

スペーシアやタントなどの乗用バンに比べると、商用の軽バンは燃費が悪い車種が目立ちます。この理由について深堀していきます。

軽ワゴンであれば燃費20km/h越えが当たり前

以下の表に、乗用バン(スーパーハイトワゴン系)の主要車種の燃費値をまとめます。

車種名/グレード 燃費性能(WLTCモード)
スズキ・スペーシア HYBRID G 2WD車 25.1km/L
ダイハツ・タント X、Lグレード、NA 2WD車 22.7km/L
ホンダ・N-BOX 2WD車 21.6km/L

ご覧のようにスペーシアやタントといった乗用タイプの軽ワゴンは、リッター20kmを超えている車種が多く、軽バンに比べると燃費性能は一段高い傾向です。

軽バンの燃費が悪い理由

なぜ軽バンは乗用バンに比べ燃費が悪いかというと、以下のような理由が背景にあります。

・軽バンは沢山の荷物を運ぶことからエンジンが低回転でも加速する必要があるため、低いギア比(太いトルク)が設定されていることが多い。そのためスピードを上げるとギア比が合わず燃費が落ちやすい
・軽バンはFR形式が多く、プロペラシャフトを搭載することで車重が重くなり燃費が落ちやすい
・古い軽バンはトランスミッションの性能が低く、CVTを搭載していない車種も多い
・マイルドハイブリッドなどのエコ装備を搭載していない

業務用でないのであれば軽ワゴンを選択してみるのも

乗用バンも後列シートを倒せば軽バン並みの荷物スペースが確保できる車種もあります(特にスーパーハイトワゴン系)。その上で軽バンに比べ燃費が良いため、個人的な運搬で利用する目的であれば、あえて軽バンは選ばず乗用タイプの軽ワゴンを選択してみるのも一つの手です。

ただしスペーシアやタントのような乗用バンは、軽バンのように日々荷物を載せて運搬する目的で設計された車ではないため、運送業など業務用で本格的に使う場合には、使い勝手や耐久性の面で不利になることがあります。

軽バンを選ぶ際のポイントや注意点

軽バンを選ぶ際のポイント

最後に軽バンを選ぶ際に注意したい点をまとめます。ミスマッチが起きないよう入念に選びましょう。

荷室のサイズを確認

軽バンの荷室サイズは一律同じではなく車種や年式によって異なります。N‐VANのように荷室長は短めではあるものの荷室高が高い車種などもあるため、「最大でどれくらいの大きさ(長さ)の荷物が積めるか」「運ぶ予定の品が積めるスペースがあるか」等の観点から荷室サイズをよくチェックした上で選びたいところです。

使い勝手を確認する

メーターの配置(見やすさ)、シフトノブの使いやすさ、ドリンクホルダーの位置、小物入れの配置など、軽バンでは道具としての使い勝手も重要なポイントとなります。

特に配達などで毎日軽バンを使う場合には、インパネの配置一つで日々の負担が大きく改善されることもあるため、できれば試乗をしてフィーリングを把握した上で車両を選びたいところです。

酷使されている車種も多い

中古の軽バンを購入する場合は、車体の劣化具合もよく確認したいところです。軽バンの場合、毎日のように業務で酷使され、各部がヘタレている車両も少なくありません。特に価格の安い軽バン、過走行の軽バンなどを購入する場合は状態をよくチェックしておきましょう。

不安な場合は車選びのプロに探してもらう

軽バンはさまざまな車両が流通しており、あまり知識がない方ですとどれが良い車両なのか判断が付かないこともあります。

そのため、不安な場合や軽バンの購入に慣れていない方は、車探しのプロの助けを借りることも一つの手です。中古車無料お探しサービスの「ズバット車販売」では、車探しのプロが要望にマッチした車両をあなたと二人三脚で探してくれます。さらに非公開車両も含めて探してくれるため、掘り出しものの一台が見つかる可能性もあります。

まとめ

軽バンのまとめ

以上、燃費が良い軽バンについて解説しました。

今回紹介したように軽バンは車種によって燃費が異なり、また荷室サイズ、インパネの配置、装備などもそれぞれで異なります。特に仕事で毎日軽バンを使う場合、燃費性能や使い勝手はとても重要な部分となってきますので、自分が日々使う姿を想像しマッチした車両を選びたいところです。

なお、中古車無料お探しサービスの「ズバット車販売」では、約70%を占めるといわれている非公開車両を含めた大量在庫の中から、希望にマッチした車を探しだしてくれます。こうした車探しサービスを活用し、より良い車を見つけてみてください。

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