ポルシェの中古はやめたほうがいい!?注意点やおすすめの車種を解説!

中古のポルシェは後悔

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ポルシェは世界的なスポーツカーメーカーであり、なおかつ最も価値がある自動車ブランドの一つとされています。

新車では手が出ないような高級車のポルシェは、中古車なら手に入れられると思っていても、気になるのは「本当に手を出して大丈夫なのか?」という不安です。

この記事では、ポルシェの中古車を購入するうえでの注意点と、オススメのモデルについて解説します。

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ポルシェの販売ラインナップと特徴を知っておこう

ポルシェの特徴

現在はドイツ・フォルクスワーゲンAG傘下企業であるポルシェは、1931年に自動車設計事務所としてスタートし、自動車の自社生産を開始したのは1948年からです。

スポーツカーのイメージが強いポルシェですが、現在では様々なモデルが生産・販売されています。

まずはポルシェの特徴と、現在新車で販売されているラインナップを確認しましょう。

 

ポルシェは911が生命線だという噂

現在のポルシェは、カイエンやマカンといったSUVや、パナメーラのような4ドアサルーンも販売しています。

しかし多くの方がポルシェと聞いて思い浮かべるのは、1964年から現在まで生産され続けている「911」ではないでしょうか。

ポルシェ911は、初代モデルから一貫して水平対向6気筒エンジンをリアにマウントするRRレイアウトを継承していて、ポルシェの代名詞ともいえる存在です。

 

キャビン最上部から後部へかけての傾斜が特徴的なファストバックスタイルで、これも変わらない丸目のヘッドライトは911の大きな特徴です。

一部の噂では売れまくっているカイエンやマカンは、「911の開発費を稼ぐために売っている」とさえ言われています。

もちろんポルシェのSUVモデルやパナメーラであっても、ハンドルを握ればポルシェらしさはビシバシ感じられます。

ただ、ポルシェにとってもポルシェファンにとっても、911が特別な存在だという事実に変わりはありません。

 

信頼性ではトップクラスのポルシェ

ポルシェはドイツの自動車メーカーですが、今でも一部から聞かれるのは「ドイツ車(外車)は壊れやすい」というネガティブイメージです。

実はポルシェというメーカーは、性能面だけでなく堅牢性も高く評価されています。

例えば累計100万台以上生産されているポルシェ911のうち、実に70%以上が現在も現役だというくらい頑丈なボディをもっています。

ただ、頑丈で長持ちするポルシェであっても、それには裏事情というか日本車と違いがあることは知っておきましょう。

ポルシェを始めとしたドイツ車は、頑丈なボディをベースに長く新車の乗り味を保つため、日本車では考えられないくらい消耗部品を交換しまくります。

 

ディーラー車検を受けたら「あれもこれも交換をオススメします」と言われ、そのまま車検を受けたら50万円じゃ全然収まりません。

ポルシェの信頼性を下支えしているのは、ポルシェユーザーの献身的なメンテナンスのおかげなのです。

 

ポルシェの現行ラインナップ

現在、ポルシェが日本向けにラインナップしている新車モデルは、大きく分けて6モデルあります。

それぞれには多くのグレードが用意されていて、プライスの幅がかなり大きいのもポルシェの特徴です。

最も安い「718 Cayman(ケイマン)」であっても9,480,000円という価格ですが、あれこれオプションを付けるとあっという間に1,200万円越えとなります。

 

モデル 価格帯 特徴
718 948~2,065万円 ポルシェで最もお財布に優しい(?)MRモデル。
911 1,853~4,118万円 ポルシェのフラッグシップモデルにして伝統のRRスポーツ。
タイカン 1,453~3,144万円 ポルシェ初のEVサルーン。EVであっても走りはポルシェ。
パナメーラ 1,522~3,410万円 強烈な走行性能をもつ4ドアサルーン。
マカン 998~1,339万円 ポルシェで小さい方のSUV。それでも全幅は1.9m超!
カイエン 1,254~2,880万円 ポルシェで一番売れている(全車種の約3割)SUVモデル。

 

一般的な勤め人には手が出せない新車価格ですが、これが中古車であれば可能性も出てきます。

興味のある方は、後半の「ポルシェの中古車選びの注意点」を必ずチェックしましょう。

 

ポルシェの中古車のモデル別特徴と注意点

中古ポルシェの注意点

ポルシェの中古車は流通量が比較的多いのですが、その価格はピンからキリで中古車選びに悩むポイントとなっています。

ポルシェの中古車選びで失敗しないためには、モデルの特徴をよく知り地雷ポイントを押さえておくことが重要です。

ここからはポルシェのモデルごとの特徴と注意点、それに加えユーザーの口コミも紹介していきます。

 

ポルシェ・911

 

ポルシェの代名詞「911」は流通台数も多いのですが、初代901型から2018年にデビューした992型まで8代に渡る歴史があるので、少なくともどの世代なのか知ることが必要です。

ちなみに4代目993型までは空冷エンジンを搭載していて、プレミア価格が付いている貴重品なので手を出せないでしょう。

 

空冷ポルシェで資産形成て・・・とも思いますが、それほどのプレミア価格が付いています。

ポルシェ911のモデルは以下のとおりで、現実的には5代目以降のモデルが選択肢となります。

 

代数 モデル 製造期間 中古車相場
初代 901型 1964年~1977年 見当たらず
2代目 930型 1975年~1989年   〃
3代目 964型 1989年~1993年 1,100万円~
4代目 993型 1993年~1997年 899万円~
5代目 996型 1997年~2004年 255万円~8,500万円
6代目 997型 2004年~2011年 402.3万円~3,590.7万円
7代目 991型 2011年~2018年 645万円~5,240万円
8代目 992型 2018年~ 1,350万円~7,800万円

 

水冷エンジンになった5代目996型やその次の997型は、一時期まで比較的不人気で手ごろな価格が魅力です。

ただ、かなり古いモデルでありメンテナンスを怠っていた個体だと地雷率が跳ね上がります。

特にオイルの定期的な交換はポルシェ911の水平対向エンジンの生命線なので、エンジン内部の状態確認は必須だといえるでしょう。

 

ポルシェ・718

ポルシェ718は水平対向4気筒ターボエンジンのミッドシップレイアウトにしたスポーツカーで、オープンスポーツの「718ボクスター」と、クローズドボディの「718ケイマン」に分かれます。

718という名のもとにボクスターとケイマンが統合されたのは2015年のことで、それ以前から通算するとボクスターは4代目、ケイマンは3代目モデルです。

718の中古車相場を見ていくと718ケイマンの価格が高い傾向にあり、それはクローズドボディ故の丈夫さと関係があります。

また2019年からは4.0リッターの水平対向6気筒自然吸気エンジンモデルが追加され、価格が4気筒モデルと倍以上違うので注意しましょう。

 

718も911と同じでメンテナンス状態の確認が重要で、エンジンオイル以外にもポルシェ独特のPDKというトランスミッションもチェックが必須です。

 

ポルシェ・パナメーラ

ポルシェが高級サルーンを作ればどうなるのか?それを世に知らしめたのがパナメーラで、一流のスポーツカー性能と快適性・高級感を両立したモデルです。

現行型パナメーラは2016年にデビューした2代目モデルで、全長5,049 mm・全幅1,937 mm・全高1,423 mmの巨体でありながら乗車定員が4人という贅沢さはどう考えれば良いのでしょうか。

 

そう、ポルシェのパナメーラは大人4人が快適に移動できるための高級スポーツサルーンで、生活臭とは関係のない存在なのです。

パナメーラは新車価格と比べてリーズナブルな中古車価格となっていますが、それは利用者層が限られるからだと考えられます。

中古車で注意すべき点は、高級感の肝となっているエアサスペンションの状態で、絶対に試乗して確認しておくべきモデルです。

試乗して車高の不自然な変化やエアポンプ作動音の大きさを感じたら、そのパナメーラには注意しましょう。

 

ポルシェ・タイカン

パルシェ初のBEV(二次電池式電気自動車)として登場したタイカンは、一瞬だけポルシェの未来を担う存在かと思われていました。

それというのもタイカンがデビューした2020年は、EUを中心として「EVにしか未来はない」という風潮があったからです。

しかし、そんな幻想も過去のものになりつつある今、むしろタイカンはお得にゲットできる存在となりました。

 

1年落ちで1,000万円ダウンとはヤバすぎですが、買う方にしてみたらかなりコスパの高い逸品です。

EVなのでバッテリーの状態が最大のチェックポイントでも、まだ登場から日の浅いタイカンならそれほど心配する必要はありません。

ただ、気を付けるべき点は充電設備の有無であって、持ち家でないかぎりタイカンを購入するのは避けるべきでしょう。

 

ポルシェ・カイエン

ポルシェ社は1990年代に赤字経営を余儀なくされ、ボクスターのスマッシュヒットだけでは苦しい状況が続いていました。

そんなポルシェを救ったのが、ポルシェ初のSUV&5ドア車としてデビューしたカイエンです。

なにせフォルクスワーゲンのトゥアレグと兄弟車という、ポルシェとしては開発費の節約になったうえ、かつて創業家のフェリー・ポルシェが語っていたという「我々の品質でオフロード車を作り、フロントにポルシェと書いたら売れるだろう」という予言通りの結果となりました。

ただ、バカ売れしたからなのか中古車はお得に手に入れられるのも嬉しい点です。

 

さすがに“異様に安い中古車“は要警戒ですが、ポルシェ911や918に比べて割安感は高いでしょう。

特に初代と2代目モデルは安く、大排気量による自動車税などの維持費負担を気にしなければ手を出しても問題はありません。

 

ポルシェ・マカン

ポルシェ・マカンは、正直なところ「カイエンじゃ大きいし高いしなぁ」という顧客意見を取り上げた、ポルシェらしからぬモデルです。

本来のポルシェは、俺らが作りたかった911を好きなら買ったら?的なイメージのメーカーだったのが、顧客が欲しいモデルを出した時点で画期的でした。

 

とはいえマカンもデカいので、中古車選びでは駐車場所を含めた事前検討が重要です。

 

ポルシェの中古車選びの注意点

中古車選びの注意点

ポルシェをモデル別に比較していくと、911と918といったスポーツカーがリセールバリューの高さを保っている一方で、それ以外はそうでもないことが分かりました。

その点を踏まえながら、ポルシェの中古車選びの極意を考えてみることにしましょう。

 

ポルシェといえども車両状態は重要

ポルシェのモデルはどれも高価で一般庶民には縁遠い存在でしたが、だからといって割安な中古車を無条件で受け入れらるようなご時世ではありません。

ポルシェをはじめとした外車は、何度もいうとおり「メンテナンスありき」の車なので、中古車の状態確認は何よりも重要です。

特に注意が必要なのは911や918といった中古車価格も高い車両で、相場を踏まえて地雷車両を高値で売りつける業者がいることに意識しましょう。

また、一部のプロ整備士からは「ポルシェの認定中古車は危険」なんて意見もあって、その意見が本当なら何を信じたら良いのでしょうか?

しつこく言いますが、ポルシェの中古車はメンテナンスの確認こそが絶対条件です。

 

リスクを回避するならズバット車販売を利用する

ズバット

引用:https://www.zba.jp

ポルシェの中古車は、確かに新車価格より大幅に安く買える(911と918は除く)点は大きなメリットです。

とはいえ外車特有の故障や維持費などには心配があるうえ、そもそもポルシェの車両状態など素人には分かりません。

そのような心配を払拭するためにオススメなのは、「ズバット車販売」を利用することで、しっかりとしたプロが中古外車の状態を見極めてくれるサービスです。

ズバット車販売は、市場に出回っていない非公開車両から自分の希望に合う車を紹介してくれます。

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ズバット車販売は、専門知識を持った車探しのプロに任せることによって、安心して希望する車を探すことができることがポイントです。

様々な状態なポルシェの中古車が流通する中から、後悔しない1台を見つけるためズバット車販売を利用するのは悪くない選択肢だといえます。

 

まとめ

中古ポルシェまとめ

車好きなら誰もが憧れるポルシェは、あまりにも価格が高騰しすぎて一般人の選択肢の範囲外に行ってしまいました。

しかし、ポルシェ911や918を除けば意外と買えそうな値段でポルシェの中古車が流通しています。

買うか買わないかは個人の自由ですが、ネガティブなイメージを払拭してポルシェの中古車に触れてほしいと思う今です。

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