楽天の車買取の相場は?ポイントや口コミをまとめてみた

楽天車買取の相場

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楽天Car車買取はどのようなサービスで、愛車の売却先として検討して良いのでしょうか?この記事では、楽天の車買取の相場がどうなのかや、サービスに対する口コミを調べて、その実態に迫ってみます。

買取で損をしないためのポイントは「出来るだけ多くの見積もりを比較するか」ですが、そんなときにおすすめなのが「カーセンサー」の一括見積もりサービスです。

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楽天の運営する車買取サービス

楽天Car車買取は、名前を見れば説明するまでもありませんが、楽天グループが運営する車買取サービスです。

運営しているのは、楽天グループの楽天カー株式会社で、公式サイトで「他社価格より平均25万円UP!」と謳っていますが、その中身はどのようなサービスなのでしょうか。

まずは楽天Car車買取のサービス内容や、利用する流れなどを確認していきます。

 

楽天Car車買取とは?

楽天Car車買取は、買取りを行うのではなく中古車販売業者と車を売りたい個人をつなぐ「CtoBサービス」です。

これだけ聞くとカーセンサーなどの一括査定サービスと同じような気がしますが、楽天Car車買取はオークション形式で買取を競い合う車買取サービスとなります。

オークションへの出品は、楽天Car車買取側ですべて手続きしてくれるので、メルカリなどより楽だといえます。

また面白いことに、出品者自身がオークションの内容をパソコンやスマホなどで閲覧できるので、競り合いの様子が確認できます。

オークションで車を競り落とすのは「その車を販売したい」と思っている中古車販売店なので、間に入る買取業者を省くことができます。

そのため中間マージンがかからず高値で売れる(可能性が高まる)ことが、オークション形式のメリットです。

では実車の確認は誰が行っているのか疑問に感じると思ますが、申込後に楽天Carのオークションアドバイザーが実車確認をします。

オークション前に対応するのはこの1回きりなので、何度も立ち合いが必要な一括査定サービスと比べると手間がかかりません。

 

楽天Car車買取の注意点

注意点

楽天Car車買取の特徴は分かったと思いますが、利用にあたってはいくつかの注意点があります。

先ほど説明したとおり、楽天Car車買取が「査定」と呼ぶ実車確認作業は1回だけで楽な反面、この査定を受けた後のオークション参加キャンセルは原則できません。

もしどうしてもキャンセルしたい場合は、10,000円の違約金(税込)を支払うことになります。

これは楽天のオークションアドバイザーが自宅まで来て、約1時間かけて車の状態をチェックする作業が発生しているためで、査定の手間賃といったものです。

楽天Car車買取を利用すると、これ以外にもいくつかのケースで違約金が発生するので注意しましょう。

違約金の金額 違約金のかかるケース
10,000円 利用者の都合により検査完了後、オークションへの出品をキャンセルする
10,000円 引渡日時決定後に、出品者の都合で引渡日時の変更する
10,000円 交通反則金の納付等の遅れによって名義変更可能な状態にする期限が過ぎた場合
20,000円 検査・出品時の虚偽申告、出品から引渡しまでに車に傷が付いた場合、輸送時に発生した不具合などが理由で、購入業者の売買契約解除した場合
50,000円 出品者の都合で、車両引渡期限までに車両を引き渡すことができない場合
100,000円 引渡期間内に対象自動車及び必要書類を引き渡さない場合で、何か問題があって規約違反があると契約解除する場合

 

楽天Car車買取を利用する流れ

車買取の流れ

 

楽天Car車買取を利用して、車を売却しお金を受け取るまでの流れは、以下のとおりです。

  1. Web上で検査を申し込む
  2. 楽天Car車買取のアドバイザーによる査定を受ける
  3. 最低希望落札価格と車両引き渡し日を決める
  4. オークション開始
  5. 売却かキャンセルの決定
  6. 必要書類の用意
  7. 車の引渡し
  8. 楽天カー株式会社から入金

この中でいくつか押さえておくポイントがあるのですが、1~2までは問題ないと思います。

3の「最低希望落札価格」には注意が必要で、オークションの結果がこの価格を下回った場合は売却しないことも可能でキャンセル料もかかりません。

ただ価格を上回る落札額の場合は、その時点で売却が必須となってしまい原則キャンセルできません。

もしどうしても売却したくないときは、違約金とは別のキャンセル料が発生するので、あまり低い最低希望落札価格を設定しないことをオススメします。

売却が決まったときは、楽天カー株式会社へ下記の必要書類を提出します。

【普通自動車の場合】

・自動車検査証(車検証)

・自賠責保険証明書

・自動車税納付証明書

・印鑑登録証明書

・リサイクル券

・委任状・申請依頼書

・譲渡証明書

・自動車税還付委任状

・住民票・戸籍抄本

・実印

 

【軽自動車の場合】

・自動車検査証(車検証)

・自賠責保険証明書

・軽自動車税納付証明書

・認印

・リサイクル券

・申請依頼書

 

車輛引渡し日には、楽天Car車買取が手配する陸送業者から連絡が入り、車を引き渡せば入金を待つばかりです。

基本的に車と必要書類を引き渡したあと、7営業以内に振り込まれますが、このときオークションの成約手数料として22,000円(税込)引かれて入金になります。

 

もう終了したもう一つのサービス

楽天グループの車買取サービスは、楽天Car車買取のほかに「楽天Car一括査定」というサービスがかつて存在していました。

サービス名を見て分かるとおり、こちらの方は複数の車買取業者へ査定を依頼する一括査定サービスです。

楽天Car一括査定は、2022年1月8日をもってサービスを終了したのですが、一部のサイトでは未だに楽天Car一括査定を紹介しているので、注意が必要です。

これにあわせて「楽天Carオークション」という名称だったサービス名を変更し、現在の「楽天Car車買取」になりました。

 

楽天Car車買取のメリットとデメリット

メリットとデメリット

オークション形式のみとなった楽天Car車買取ですが、車を売りたいオーナーの立場で考えて実際に使えるサービスなのでしょうか。

ここでは、楽天Car車買取のメリットとデメリットについて、実際に利用したユーザーの口コミを踏まえて考えてみます。

 

楽天Car車買取のメリットとは?

楽天Car車買取はオークション形式で車の買取金額が決まるのですが、オークションなどの知識や経験がなくても利用できるのはメリットです。

売却まで先ほど紹介した流れで進み、ほとんどがWebで完結するので簡単に終わります。

また電話対応も査定日時を決めるため、オークションアドバイザーからの電話1回だけで済むので、一括査定サービスあるあるのしつこい電話の心配はありません。

一部の例外を除いては、オークション金額について交渉する必要もないので、手間をかけたくない人にとっては魅力的なサービスです。

楽天Car車買取を利用した場合の買取価格(入札価格)は、車買取業者の査定額より高くなる可能性が高いのですが、その理由は中古車流通の仕組みによるものです。

一般的な車買取業者は買取った車を自社で販売する車以外、会員制取引の中古車オークションで売却しています。

つまり中古車オークションへ出品しても損をしない価格で買取していることになり、その中間マージンがなくなることで高値が期待できるのです。

これは傾向であって絶対ではないのですが、この仕組みを知っていて損はありません。

 

利用者の良い口コミ

良い口コミ

楽天Car車買取を利用した方で、好意的な良い口コミを確認して、その理由を考えてみましょう。

オークション形式の楽天Car車買取を利用して、思っていた以上の買値が付いた好例といえるでしょう。

オークション参加事業者の中には、中古車販売店だけではなく、買取った車を海外へ輸出する事業者もいます。

つまり多様なニーズがあるから、かなりの過走行車や低年式車でも値段が付く可能性があるのです。

一括査定で悩みのタネとなる「しつこい営業電話」がなく、手続きも簡単なことが分かります。

あまり車に詳しくない方でも、迷わず利用できるところが楽天Car車買取のメリットです。

 

楽天Car車買取のデメリット

楽天Car車買取は、あくまでオークションを通して売却先を探すことになるので、必ず入札があるとは限りません。

そのため最低希望落札金額を高めに設定している場合などは、売却まで非常に長い日数がかかったり、売却先が見つからかったりすることもあります。

ただ最低希望落札金額に達しない場合であっても、最高額を入札してくれた業者に対して交渉することが可能です。

それでも金額の乖離が大きい場合は、交渉しても折り合うことは期待できないでしょう。

また車によっては出品できないこともあるのですが、不動車や改造車などはオークションアドバイザーの判断で出品を断られます。

それ以外でも以下の車は、出品対象外となっているので楽天Car車買取を利用できません。

  • 初年度登録より10年以上経過している軽自動車
  • 初年度登録より15年以上経過しているコンパクトカー

ただこれに該当しても、4輪駆動車、ジムニー、ビート、AZ-1、カプチーノなど、人気車はこの限りではありません

 

利用者の悪い口コミ

悪い口コミ

楽天Car車買取を利用した方で、サービスに満足が出来ず残念に感じた方の口コミを確認してみましょう。

この方は、希望金額に届かなかったのに売ることを催促されたようですが、さすがに失礼な対応だといえます。

この手の対応の悪さは、車買取業者でも見られることで、むしろそちらの方が悪名が高いかもしれません。

カスタムカーセンターの手違いなのか、オークションアドバイザーの勘違いなのか、いずれにしてもお客様としては「はぁ?」となる気持ちも分かります。

オークションはタイミングも影響しますが、必ずしも満足いく金額が提示されるわけではないようです。

売却金額を重視するなら、楽天Car車買取だけに絞らず、複数の選択肢を視野に入れたほうが良いでしょう。

 

実際のところ楽天Car車買取はどうなのか

楽天Car車買取使える?

楽天Car車買取の特徴や、メリットとデメリットが分かったところで、車を売却しようとしたとき選択肢としてどうなのでしょうか。

オークション形式という特徴を踏まえて、あえて楽天Car車買取に向かない人について考えてみます。

 

車を確実に高く売りたい人には不向き

オークションの入札金額は、そのときの状況によって変化するので、車を確実に高く売りたい人にとって、楽天Car車買取だけを利用するのは避けたほうが良いでしょう

楽天Car車買取の最終入札金額は、オークション終了まで分からず、最低希望落札金額に達しないまま時間だけが過ぎていくことも考えられます。

金額だけではなく、売却をスピーディーに勧めたい人にも楽天Car車買取は不向きなサービスだといえます。

 

楽天は楽天Car車買取に力を入れていない?

楽天は本気じゃない

楽天Car車買取は楽天会員限定のサービスとなっていて、楽天Car車買取を利用したい場合は、まずは楽天会員の新規登録が必要です。

類似のオークション形式のサービスより成約手数料も高く、その点で魅力が乏しいといえるでしょう。

楽天グループのサービスですが、あまり単体サービスとして力を入れていないようにも感じますが、今後の展開に中止が必要でしょう。

 

高く売るなら一括査定

愛車を少しでも高く売りたいのなら、複数業者を競わせる一括査定サイトの利用が一番の近道です。

そして利用する一括査定サイト選びのポイントは、提携している車買取業者の数と、一度に比較できる査定の数といえます。

それらの点を考慮してオススメするのは、株式会社リクルートが運営している一括査定サービス「カーセンサー」です。

カーセンサーが提携している車買取業者は1,000店以上で、一括査定サイトでもダントツの提携事業者数となっています。

また一度に申し込める業者数は最大30社と他社と比べても多く、簡単に複数業者比較することが可能です。

もし楽天Car車買取のデメリットや注意点が気になるようなら、カーセンターを利用してみることをオススメします。

 

まとめ

まとめ

楽天Car車買取は、一括査定サービスのような大量の電話に対応する必要もなく、楽をして売却したい方にはオススメのサービスです。

ただデメリットを考慮せずに利用すると、思わぬ落とし穴もあり、利用するには注意しなければなりません。

車を売ろうと思ったときは、何を最重視するかをよく考え、それに一番合ったサービスを利用するのが重要なポイントです。

この記事を参考にして、楽天Car車買取の利用についてよく考えてみましょう。

 

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