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車の買取査定はだいたいどれくらい?高値で買取してくれるポイントを紹介
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愛車を売却するとき「できるだけ高く買ってもらいたい」と思うのは誰もが同じで、下取りにせよ買取業者への売却にせよ、査定額がいくらになるのかドキドキするものです。
本記事では、車の買取査定の基本的な仕組みを押さえながら、少しでも高値で買取りしてもらうポイントを解説します。
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目次
ディーラーの下取りと車買取業者の違いを理解しよう

車を売却するシチュエーションで多いのが車の買い替えですが、その場合に考えられるのはディーラーへ下取りに出すか車買取業者へ売却するかの2つがメジャーな方法です。
少し前のデータでは、下取りに出す方が58.1%、買取が35.9%、その他が6%という結果になっています(出典:ネクステージ「2022年車売却実態レポート」)。
この実態を踏まえて、ディーラー下取りと車買取業者へ売却の特徴を知り、メリットとデメリットについて考えてみましょう。
ディーラーの下取りは安いって本当なのか
昔より割合は減っているとはいえ未だに車売却のトップに君臨している下取り売却ですが、そのメリットとデメリットを知ってくことは重要です。
一昔前は車買取業者へ売却するという選択肢はマイナーな方法で、ほとんどの人が下取り売却しか考えていませんでした。
車買取業者へ売却することの認知度が上がった最近は、「ディーラー下取りは安くて損をする」と聞くことが多くなったのですが実際はどうなのでしょうか。
結論からいえば、ほとんどのケースで損をしたような結果になるのが事実で、分かりにくさの原因は値引きと下取りがごった煮になっているせいです。
このケースをみても、下取りと値引きが合計されていて得なのか損なのか非常に分かりにくくなっています。
一般的にディーラー下取りで引き取られた車は中古車オークションへ出品されるので、低い価格で買取られるのは必然です。
とくに新車ディーラーの営業は、買取った車の真の価値は知らず「下取り価格はこんなものですが、その分値引きを増やしておきますね」なんて煙に巻くのが普通だと知っておきましょう。
車買取業者でも違いがあることを知ろう

下取りで損をするより車買取業者へ売却する方が得になるケースは多いのですが、業者の買取価格には月とスッポンほど差がでます。
これはディーラーの下取りと同じような理由があり、車買取業者によって買取った車の行き先が違うことが大きなポイントです。
買取られた車の行く末は大きく3つに分けられ、「買取った業者が中古車として販売する」「買取った車を中古車オークションへ出品する」「海外へ輸出する(もしくは解体して部品にする)」のいずれかとなります。
これらの違いを分かりやすく分類すると以下のとおりの特徴だといえます。
人気車ほど高価格で買い取る傾向があり、新しいクルマほどオススメな選択肢
ディーラー下取りとほとんど変わらない可能性があるが、中古車相場は考慮してくれる。
低年式車や不人気車であれ有力な選択肢
いずれのケースにしても、新車ディーラーの下取り価格単体と比較すれば高いはずなので、査定をする価値は大ありです。
車の買取査定でチェックされる基本的なポイント

車の買取査定で価格を左右するのは査定士による厳しいチェックですが、基本的には査定基準は一定の基準が決まっていて、それを知らずして高く売ることは叶いません。
ここからは車買取の査定に関するポイントを知り、高く売るための対策を考えてみることにします。
車種とグレード・オプション
最近の中古車買取価格に対する影響を考えると、車種やグレードの影響が極めて大きな要素だといえます。
皆さんも記憶に新しいことだと思いますが、トヨタのランドクルーザーなどは新車価格より高値で買取りされる事例が頻発していました。
このような状況は決して正常とはいえないので、ほとんど参考程度に考えておくべきでしょう。
ただ、買取価格に人気度が影響するのは否定しがたい事実で、ランクル以外でも多くのトヨタ車が高リセールとなっています。
参考までに、最新のリセール率(5年後残価率)が高いランキング10位までを紹介しておきましょう。
- トヨタ・ランドクルーザー70(78%)
- ランドローバー・ディフェンダー(20%)
- トヨタ・ランドクルーザー300(71%)
- トヨタ・ランドクルーザー250(71%)
- レクサス・LBX(05%)
- トヨタ・アルファード(05%)
- レクサス・LM500h(05%)
- トヨタ・ヴェルファイア(78%)
- トヨタ・カローラクロス(50%)
- トヨタ・ハイエースバン(65%)
見て分るとおりトヨタ系車種しか上位に存在しておらず、異常な納期と連動していることが理解できます。
このような高需要のモデルであれば基本点が高く、査定も高額が期待できることが確実です。
今のところの予想値も加味されていますが、ランクル70に至っては5年乗った後に買ったときより高く売れることになります。
この相場勘を知っておくことが車を高く売るための基本で、査定に出す前の確認は必須です。
走行距離と年式

よく聞く話ですが、中古車の買取価格で最も基本になる要素が走行距離と年式という2つのデータです。
データというより客観的事実といったところですが、同じモデルがあったとしても普通は走行距離が短く、初年度登録から日の浅いモデルほど高く売れます。
走行距離に関しては、基準値とされているのが1年あたり1万キロというラインで、それを大きく上回る走行距離だと減額されがちです。
また一部の人気車を除いて古いクルマほど査定が低くなり、10年以上経過すると買取価格が付くのかさえ覚束きません。
ちなみに一昔前は常識だと思われていた「車の寿命は10年10万キロ説」は、現在では全くのデタラメです。
ただ、長い距離と年数を乗っていれば、確実に査定ではマイナスに働くことだけは認識しておきましょう。
外装の状態
買取の査定では外装の状態は入念にチェックされ、車のボディにキズや凹みがある場合はマイナスポイントとなります。
ホントに細かいことになるのですが、鍵穴近くやドアノブの奥のひっかき傷などもしっかり見られるので、少なくともプラス要素は考えられません。
ただ、外装の査定ポイントで唯一の救いはボディカラーの影響で、人気カラーや、黒や白などのベーシックなカラーほど査定額は上がる傾向があります。
それとは逆に社外品のパーツを着けている場合は評価が下がることが多いので、純正品があればそれを提示すると良いでしょう。
内装の状態
内装も中古車査定の重要なポイントで、内装の汚れやシートのへたり具合だけではなく、社内の「臭い」は査定に大きく影響します。
このようにタバコの臭いは致命的なマイナスポイントですが、これ以外にもペットの臭いも減額の可能性が高まります。
買取られた車は(一般的には)中古車として再販されるので、臭いのきついクルマは売れにくいものです。
一般財団法人日本自動車査定協会が定める内装の減点項目は以下のとおりとなっています。
| 減点項目 | 減点 |
| 異臭(タバコ、ペット、芳香剤等)があるもの | 40点 |
| ペット等の毛が付着しているもの | 40点 |
| 天井、内張り等にタバコのヤニが付着しているもの | 40点 |
| 内装部分の傷 | 10点 |
| シール、テープ、接着剤等の跡のあるもの | 10点 |
| ハンガーパイプの付いているもの | 10点 |
やはりタバコとペットには注意が必要で、高く売ることを第一に考えるなら日頃の使用方法に気を付けましょう。
車の下回りやサスペンション
車の下回りやサスペンション・タイヤ周辺は目視でチェックしやすい部分で、なおかつ車の走行性能に直結するエリアであることから重要なポイントです。
ここでマイナス査定になりやすい車の特徴は定期点検などを怠っている車両で、マフラーは痛みブレーキパッドやローターなども消耗しているケースが散見されます。
点検していない車は、控えめに言ってもヤバいですねっ!
— ゆたか|とにかくデカくするトレーナー (@yutaka100kgover) September 2, 2024
まさにこの通りで、意外と「日本車は丈夫で壊れないから大丈夫」なんていう身勝手な理由で点検を怠っている方が多いのです。
また、降雪地帯にお住いの方だと融雪剤によって下回りが痛みがちなので、定期的な洗浄や防錆塗装はマストな対策だといえます。
エンジンルーム
エンジンルームも入念に見られる部分ですが、オイル漏れなど目に見えて分る部分以外は意外とチェックしきれないものです。
気を付けるポイントは、オイルの定期交換をしているかという点と、バッテリー状態の異常がないかということで、これらも定期点検を受けていれば問題はないでしょう。
最近の車は電子制御の塊で、メーカー専用のテスターがなければ異常は分からないものなので、蘊蓄を垂れて減額しようとする査定員は怪しいと思うべきです。
査定を受けるときの注意点を知ろう

様々な査定のチェックポイントは分かったとして、実際の査定を受けるときに何を気を付ければよいのでしょうか。
ごく当たり前のことばかりですが、改めて査定を受けるときに注意すべき点を知っておきましょう。
査定で見落とされないようオプションをアピール
車買取業者は「車の買取のプロ」を自称していますが、意外と当てにならない存在だと思っておかなければ損をすることになります。
メーカーやディーラーの人気オプションを付けていると査定額は上がるはずでも、バカな査定員はそれらを見落とす、あるいは知らないことすらあります。
また、基本的に「改造車」と言われるくらいまで手を入れていれば評価は下がることは疑いようのない事実です。
改造車専門を謳いながら査定額が低い事例も数多く、リセールを考えるならノーマル仕様が一番です。
洗車をして車内をキレイにしておく
かなりベタな査定対策ですが。洗車をして車内をキレイにしておくという準備は意外と侮れない効果が期待できます。
キレイな車を見た査定員は、「この車のオーナーさんは大事に車を扱っていた」と感じるでしょう。
むしろ汚い車の場合は、だらしない印象を与えるだけではなく、一歩間違えば危険人物だと思われます。
クルマが汚いと「危険」が増す! 洗車や車内清掃が「事故率」減少に有効なワケ(WEB CARTOP)
僕も死んだオヤジによく言われた‼️汚い車に乗ってるヤツに運転が上手いヤツは居ないって😱
フロントガラスの内側がよく曇って大変な人はこまめに拭いてないからですよ🤣 https://t.co/GGMsohwoyD— 情熱のクルマ磨き職人 (@nakagawaBASE) November 5, 2021
車をキレイにしているのは最低限のエチケットなので、査定前には特に注意しましょう。
修理歴やキズなどマイナスになりそうな情報も話す
査定を受けるとき高く売りたいがためマイナス情報を隠したい気持ちになるでしょうが、そのような行為は損をする定番といえる行動です。
修理歴などプロのチェックではすぐバレるので、隠している行為は悪印象を与えるだけでしょう。
エクストレイルの売却手続きした数日後に、担当者から減額になって上から半額と言われたという電話が入った。
これが二重査定ってやつか。
正直、車のことはちんぷんかんだが、納得できん…#二重査定
— ちいうこかさた (@tasakou13) June 16, 2024
修理歴を隠していると悪徳業者の思うつぼなので、車を持っていかれる前の隠し事は厳禁です。
車の買取査定で損をせずに高く売る方法

車の買取査定のチェックポイントは理解できたと思いますが、その上で「少しでも高く売れる」コツについて考えてみます。
もちろん全ての方が実行できることではなくても、可能な限り実践してみましょう。
愛車の買取相場を知っておく
車の買取価格には相場というものが存在していて、それを知らずに査定を受けると相手のペースで交渉が進み、結果として損をする可能性が高まります。
こちらが「少しでも高く売ろう」と思っているのと同じで、相手は「少しでも安く買おう」としているのが現実です。
少なくとも愛車の売却相場を知っておけば、不相当な最低額で買取られるリスクは下げられます。
モデルチェンジ前や車検前に売却する

車は定期的にフルモデルチェンジされていて、型落ちになると一気に買取価格が下がるのが一般的です。
買ったときには考えもしなかったフルモデルチェンジの時期ですが、こと売却に関しては意識してチェックするようにしましょう。
売却時期はしっかりと計画を立てる
ディーラーの下取りより高い車買取業者への売却ですが、相手はすぐに売るよう催促してきます。
新車(あるいは中古車)を買う予定があり、今の車を売却するときには注意が必要です。
今は新車の納期が伸びがちなので、あっさり愛車を売却すると車のない生活が長期化する恐れがあります。
このような点も考慮して愛車の売却を考えましょう。
カーセンサーを利用して多くの査定を比較する

引用:カーセンサー
中古車の査定は中々経験する機会はないもので、損をしないためどうすれば良いのか分からないものです。。
そこで利用したいのが一括査定サイトの「カーセンサー」で、多数の買取業者を競わせることで効果買取の可能性がアップするでしょう。
一括査定サービス選びのポイントは、提携事業者数や、最大同時見積数ですが、その点を比較するとカーセンサーの一括査定が最高の選択肢といえます。
カーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、比較対象が多くなるのが特徴です。
車の買取価格は業者によって雲泥の差がつくので、ハズレくじを引かないためにもカーセンサーを利用して査定の差を比較しましょう。
まとめ

車の買取査定のイロハを学んできましたが、かくも多くのトラップがあることを理解できたでしょうか。
相手は「車を買い叩くプロ」だと知っていれば、様々な対策を考えることができます。
皆さんも本記事を参考にして、後悔しないような愛車の売却を考えましょう。
カーセンサーの一括査定はネットから90秒あれば簡単にできます。
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