ハイエースの燃費ぶっちゃけどう?燃費向上のポイントを紹介

ハイエースの燃費

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この記事では、「ハイエースの燃費」について、X(Twitter)などの声を交えまとめてみました。ハイエースについて知り、車の売買にお役立てください。

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ハイエースの燃費について

ハイエースの燃費

出典:トヨタ

まず、ハイエース(ハイエースバン)の燃費性能はカタログ値でどの程度なのでしょう。

メーカー側が公表するハイエースの燃費値を、ガソリンエンジン・ディーゼルエンジンに分け、以下の表にまとめます。

ガソリンモデル:

グレード名 燃費(WLTCモード)
DX(2WD・2000ccガソリン) 9.4km/L
DX“GLパッケージ”(2WD・2000ccガソリン) 9.3km/L
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”(2WD・2000 ccガソリン) 9.2km/L

ディーゼルモデル:

グレード名 燃費(WLTCモード)
DX(2WD・2800 ccディーゼル) 11.7km/L
スーパーGL(2WD・2800 ccディーゼル) 12.4km/L
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S”(2WD・2800 ccディーゼル) 12.1km/L

ご覧の様に、グレードによって若干差はありますが、ガソリンモデルは約9km/L、ディーゼルモデルは約12km/Lという燃費値となっており、ディーゼルモデルのほうが燃費性能が優れています。

メーカーの取り組み

ガソリンエンジンは、「Dual VVT-i(吸・排気連続可変バルブタイミング機構)」などを採用することで、エンジン性能を引き出し、力強いパワーと燃費向上を実現しています。

ディーゼルエンジンは、「コモンレール式燃料噴射システム」や「空冷式インタークーラー付ターボチャージャー」などを採用することで、排気量は抑えつつ力強い動力性能と燃費向上を図っています。

実際はどう?ハイエースの燃費の口コミ

ハイエースの燃費の口コミ

ここでは、X(Twitter)でのハイエースの燃費報告、燃費に関する不満点や満足点の声をピックアップします。世間の人々がハイエースの燃費をどのように捉えているのかを見ていきましょう。

一般的な燃費は10km/L程度

ハイエースオーナーの燃費報告としては、以下のように「約10km/L前後」の報告投稿が多めです。

冒頭で記載したようにカタログ値が約9~12km/Lであり、それに近い数値となっているオーナーが多いようです。

5km/Lしか走らないという報告も

悪い数値を探すと、以下のように「約5km/L前後」という報告も見られます。

カタログ値以上の低燃費を出している報告

良い数値を探すと、以下のように14km/L~17km/Lの数値をハイエースで叩き出しているオーナーもいます。

アクセルコントールを工夫したり、高速道路などでストップ&ゴーの少ない走行を維持すれば、カタログ値以上の数値がでることもあるようです。

全体的には「燃費は悪い」という声が目立つ

ハイエースの燃費に関する投稿を見ると、「燃費がバカ悪い」「燃費がカス」「ゴミ」など、悪くいう投稿が大部分を占めている傾向です。

反対に「ハイエースの燃費が良い」と満足しているオーナーは少数派であり、あまりそうした投稿は見られません。

特にガソリンモデルのハイエースは、以下のように燃費を問題視する厳しい意見が目立ちます。

ネタにされることもある

ハイエースの燃費の悪さは、しばしネタにされることもあります。

以下のように「5.7エンジンのシボレーコルベットよりはいい」「スカイラインGT-Rとほとんど変わらない」「ベンツGクラス以下」など、特殊なクルマと比較されることも少なくありません。

燃費が悪くてもハイエースが良いという声

「ハイエースは燃費以外は不満がない」「燃費は悪いけど走りが良い」など、ハイエースを褒める声も少なくありません。燃費を懸念しつつも、それでもハイエースを愛し乗り続けているオーナーが多いのがこの車の特徴でもあります。

ハイエースの燃費が悪い理由は?

ハイエースの燃費が悪い理由

ハイエースはなぜ燃費が悪いのでしょう。ここではハイエース特有の性質を交えつつ、燃費が悪い理由を解説していきます。

車両重量が重い

ハイエースは最も軽いグレードでも約1.6トンの車両重量があり、エンジンやボディの形状によっては約2トンを超えるグレードも存在します。

物理的に重たい物ほど動かすのにより大きな力が必要となるため、車両重量があると燃費性能はどうしても悪くなってしまうのです。

ハイブリッドモデルがない

トヨタ車には「クラウン」や「アルファード」のように、ハイエースと同じくらい車両重量が重い車種もありますが、こうした車種にはハイブリッドモデルが用意されており、燃費の悪さをカバーしています。

一方ハイエースは、2025年現在ハイブリッドモデルは用意されていません。ガソリンエンジンのみのラインアップとなるため、燃費性能の上限は低くなってしまっているのです。

基本設計が古い

現行の5代目ハイエース(200系)は、2004年にデビューして以降、これまでフルモデルチェンジを行っていません。マイナーチェンジにより改良はされていますが、基本設計はすでに20年以上前のものとなっているため、現代の車と比べると燃費面でも遅れをとっているのです。

バンは空力抵抗が低い

車は空気の波をかき分けながら走行しているため、「空気抵抗」が大きい車は燃費も悪くなりがちです。そしてハイエースのような箱型のバンは、ボディ形状上どうしても空気抵抗が悪くなりがちです。

空気抵抗を数値化した「CD値」でみると、ハイエースはCD値0.3前後といわれています。0.3はバンとしては良好な値とも言われておりますが、コンパクトカーやスポーツカーのような空気抵抗の少ないではCD値0.2台の車もあるため、それらに比べると一歩及ばない数値でもあります。

ハイエースの燃費を上げる方法

ハイエースの燃費を上げる方法

ハイエースであっても普段のちょっとした工夫で燃費が改善されることもあります。ここではハイエースの燃費を少しでも上げるためのコツやテクニックを紹介します。

荷物を詰まない

繰り返しとなりますが、車両重量が重いほど燃費は落ちてしまうため、車重を少しでも軽くすることが燃費改善の第一歩です。不要な荷物、使わない道具などは車から降ろし、最も軽い状態を保つことを心がけましょう。

走行の仕方を工夫する

車はアクセルを踏み込み、加速している際に多くの燃料を消費します(特にゼロ加速時)。またアクセルを吹かすほど(回転数を上げるほど)、燃料消費は激しくなります。

そのため、アクセルを緩やかに踏み、急加速を減らすことで、燃費削減が図れることがあります。

また「信号の多い道路を避ける」「交通量の多い時間帯を避ける」等により、ストップ&ゴーそのものを減らすことも燃費改善につながります。

点検やメンテナンスを徹底する

たとえばエンジンオイルが劣化していると、エンジン各部の動作が鈍くなり、無駄に多くの力が必要となるため、結果的に燃費悪化につながります。またエンジン、ミッション、足回りなど動力系の部分に劣化や故障があると、スムーズに動作せず燃費が悪化することがります。

オイルなどの消耗品の交換は忘れずに行い、各部を一度点検し故障個所があれば修理することで、本来の燃費性能まで回復させられることがあります。

添加剤を使用する

「添加剤」とは、エンジン内部に蓄積されたカーボンやスラッジなどの汚れを分解・除去し、エンジンの本来の性能を引き出すカーグッズです。カー用品店などで販売されており、添加剤を入れることで燃費がアップすることもあります。

ただし添加剤は各メーカーからさまざまな製品が販売されており、粗悪な添加剤やエンジンと相性の悪い添加剤を使ってしまうと、逆に燃費が落ちたり、エンジンを傷つけてしまうこともあります。そのため使用する場合は、製品を慎重に選びたいところです。

まとめ

ハイエースの燃費のまとめ

以上、ハイエースの燃費について解説しました。

ハイエースという車は、車両重量が重く基本設計も古いため、どうしても燃費は悪くなりがちです。とはいえ記事内でも記載したようにカタログ値以上の燃費を叩き出しているオーナーもおり、乗り方やメンテナンスで今より燃費を改善できることもあります。

「バンとしては走りが良い」「国内トップクラスの広い荷室を備える」等、魅力も多い車でもあるため、燃費を気にしなければまだまだ購入する価値のある車ともいえるでしょう。

なおハイエースに乗り換えるため、現在の愛車を手放そうと考えている方はカーセンサーの一括査定サービスを利用するのがおすすめです。最大30社もの買取業者に対して一括査定が行え、複数社で査定額を比較できます。自分の愛車を最も良い値段で買取ってくれる業者を見つけていきましょう。

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