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30プリウスの買取価格はいくら?X(旧Twitter)民の声をまとめてみた
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プリウスの3代目モデル「30系プリウス」は、今では先々代モデルになるものの根強い人気を持っています。
とはいえ販売期間(2009年5月~2015年12月)を考えれば、さすがに古さを感じさせるようになりました。
この記事では、そんな30系プリウスの買取価格の現在地について、X(旧Twitter)民の声をまとめて、具体的な買取相場について解説します。
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目次
30系プリウスの年式による買取相場とX民の声

30系プリウスといっても6年以上にわたって販売されていたので、最初期のモデルと末期のモデルとでは同列に語ることはできません。
そこで、30系プリウスの年式ごとの特徴を踏まえながら、その買取相場を調査しX民の生の声を見ていくことにしましょう。
2009年式の買取相場
3代目プリウスがデビューしたのは2009年5月18日のことですが、この代を「30系」と呼ぶ理由は型式が「DAA-ZVW30」であるためで、歴代プリウスは末尾の数字で分類されています。
先代モデルとの大きな違いは、トヨタハイブリッド車の心臓部ともいうべきTHSⅡをさらに進化させた「リダクション機構付きTHS II」を採用したことです。
全体の90%以上を新開発した新THSⅡにより、ハイブリッドシステムの軽量化・小型化・低コスト化が大きく進みました。
ただ、皮肉なことに「リダクション機構付きTHS II」の登場によって、プリウス以外のモデルにもハイブリッドシステムが浸透し、プリウスを選ぶ動機が減りました。
この2009年式の30系プリウスの買取相場ですが、走行距離によってかなり幅が見られ3万円~50万円となっています。さすがに年式が古いうえ、2009年式ともなると売却時の平均走行距離は13~14万kmにもなっています。
とはいえ15年落ちの中古車にこの買取価格が付くのは凄いことで、30系プリウスの人気のほどが分かるでしょう。
私が初めて購入したHEV車は2009年に発売された30前期プリウス😊
当時半年待ちで購入したのを覚えています😃時代は変わり、HEVでもリセールが期待できるので次期車はHEVがいいかな❗😊 pic.twitter.com/gr72yQBNPE
— ALPHLUX (@maazblog) June 10, 2022
2009年式30系プリウスのより具体的な買取価格を見てみましょう。
| グレード | 1.8L |
| 走行距離 | 8.5万km未満 |
| 修理歴 | あり |
| ボディ色 | ブルー系 |
| 買取査定額 | 23万円 |
| 買取時期 | 2023年9月 |
2009年式プリウスで修理歴ありなのに、この査定額は驚きの高価格です。
30系プリウス最初期のモデルですが、この買取査定額を見たら「今なら価格が付くかも?」という希望が湧かないでしょうか。
2010年式の買取相場

30系プリウスの2010年式は特に変化もないモデルなので、主に走行距離が買取価格に影響するでしょう。
ただ、この2010年モデルには今となっては当たり前になったLEDライトを標準装備とした「LEDエディション」がラインナップされています。
今さら「LEDかよ!」と思うのも無理ないことですが、この時代のトピックとして知っておいて損はありません。
2010年式の30系プリウスの買取相場は3万円~69万円となっており、これも驚きの査定額といえるでしょう。
30系プリウスの特徴は長く乗っている人が多いことで、それが売却時に走行距離が多い理由でもあります。
| グレード | 1.8S |
| 走行距離 | 15.0万km以上 |
| 修理歴 | なし |
| ボディ色 | ホワイト系 |
| 買取査定額 | 35万円 |
| 買取時期 | 2023年1月 |
走行距離が15万km越えでこの査定価格は、恐らくメインバッテリーを交換している中古車ではないでしょうか。
2011年式の買取相場
30系プリウスを語るときに必ず比較されるのが前期型と後期型で、この境目になるのが2011年12月です。
30系プリウスは2011年12月19日にマイナーチェンジが実施されていて、それ以降のモデルは後期型とされます。
つまり、2011年式の30系プリウスはほとんどが前期型になるわけで、比較対象は2010年以前のモデルだといえるでしょう。
2011年式30系プリウスの買取相場は、12.7万円~32.6万円となっており(カーセンサー調べ)、やはり過走行気味な個体が多い印象です。
やはり後期型の進化具合が評価されているので、2011年式までの評価は下がっているようです。
| グレード | S ツーリングセレクション |
| 走行距離 | 8.0万km以上 |
| 修理歴 | なし |
| ボディ色 | ホワイト系 |
| 買取査定額 | 37万円 |
| 買取時期 | 2024年2月 |
この買取例は2011年式でも前期型なので、パッとしない査定額に見えてしまいます。
2012年式の買取相場

30系プリウスの2012年式になると全てが後期型にあたり、次のような変更点が見られます。
まずエクステリアデザインですが、フロントバンパー、フロントグリル、アンダーグリル、リアコンビネーションランプ、15インチホイールキャップのデザインが変更されました。
またディスチャージヘッドランプを新たに設定し、クリアランスランプはLEDに変更されています。
また、車両接近通報装置を全車標準装備とするなど安全装備も進化していますが、さすがに現在の「Toyota Safety Sense」などと比べると見劣りするのは仕方ないでしょう。
2012年式30系プリウスの買取相場は、18.7万円~53.2万円(カーセンサー調べ)ですが、100万円近い買取事例も見られます。
30系プリウスは人気と共に信頼性も高く、このように長く乗り続けられることが多いことも、中古買取への影響も考えられます。
つまり、中古車市場に出回っている30系プリウスは、大事に扱われていなかった可能性です。
| グレード | 1.8L |
| 走行距離 | 13.0万km以上 |
| 修理歴 | なし |
| ボディ色 | シルバー系 |
| 買取査定額 | 50万円 |
| 買取時期 | 2022年11月 |
かなり走行距離が長くても10年落ちで50万円とは、リセールバリューは良好だといえるでしょう。
2013年式の買取相場
30系プリウスの2013年モデルは、前年に追加されたプラグインハイブリッドモデル以外に変更点はありません。
日本国内の販売台数を見ても好調なセールを続けていたので当然のことですが、2013年式だと買取価格はどうなっているのでしょうか。
実は2012年式とほとんど変わらない買取相場で、カーセンサー調べでは24万円~52.3万円となっています。
後期型の買取価格で重要な点は、修理歴の有無は当然として走行距離とハイブリッド車の重要部品である「バッテリーの交換履歴」です。
バッテリーの交換には工賃を含めると20万円近くの出費になるので、安い中古車を買ってもすぐにバッテリーの交換が必要だと「安物買いの銭失い」となります。
つまり、30系プリウスを売る場合バッテリーの交換歴は要チェックポイントです。
| グレード | 1.8S |
| 走行距離 | 8.0万km以上 |
| 修理歴 | なし |
| ボディ色 | ホワイト系 |
| 買取査定額 | 101万円 |
| 買取時期 | 2023年2月 |
1年以上前の実例なので鵜呑みには出来ませんが、外装や内装がしっかりしている2013年式30系プリウスなら査定でも交渉の余地が残されています。
2014年式以降の買取相場

30系プリウスでも2014年式以降のモデルは最終形であり、一般的な中古車より高査定が期待できます。
30系プリウスは2015年12月(PHVは2016年12月)で販売を終了しているのですが、この世代の30系プリウスこそ中古車市場では貴重な存在です。
何度も言うようにプリウスのオーナーは長く乗り続ける傾向があり、2014年式以降のプリウスは売る意志があれば今が売り時かもしれません。
このようなオーナーが多いようで、今後は過走行気味な30系プリウスが増えてくるでしょう。
| グレード | 1.8L |
| 走行距離 | 7.0万km以上 |
| 修理歴 | あり |
| ボディ色 | ブラック系 |
| 買取査定額 | 80万円 |
| 買取時期 | 2023年10月 |
修理歴にも色々と種類がありますが、それにしても80万円で売れるとは驚きです。さすが歴代プリウスのなかでも激売れしたモデルだけのことはあります。
30系プリウスを高く売るためのコツ

激売れモデルだった30系プリウスは、これから売り時を意識するオーナーが多そうなモデルです。
ということは、タイミングを誤ると思わぬ損を被る恐れがあることを自覚しなければなりません。
そこで、ここからは30系プリウスを少しでも高く売るためのコツを考えてみることにします。
意外と海外需要のある30系プリウス
愛車を売却するとき意外と勘違いしているのは、「愛車は日本国内で誰かに買われるのだろうな」ということです。
実は日本で買取られた車の多くは、東南アジアをはじめとした世界各国に輸出されていて、思っているより価値があることを知っていたでしょうか。
このような怪しい外国人は無視するとして、愛車に付けられる本当の価値を知らずに損をする人が増えています。
今30系プリウスを持っているオーナーは、現実的な売却額を知っておかなければ、怪しい買取業者に騙されるかもしれません。
出来るだけキレイにしてキズなどはそのまま査定

愛車を売るときに気を付けるべきポイントは、買い手に「このオーナーは、大事に乗り続けていたんだ」と思わせることです。
当り前のことですが、買い手が見て「汚っ!」と思われるのはマイナスになります。
それに加え、小さなキズがあった場合は下手に補修するより。そのまま査定してもらうことがオススメです。
小手先の誤魔化しはバレるうえ、補修にかけた費用は全く無駄になってしまいます。
プロの査定を受けることを考えれば、ありのままの評価を受けた方が無難です。
大雨の後は中古車査定が増える。
でも水没車は廃車一択。
いくら綺麗にしても絶対バレるから無駄な労力は使わない方が良いですよ。— 元医学生優子 (@freelance_dr000) August 16, 2021
やはりカーセンサーでたくさんの見積もり比較
引用:カーセンサー
30系プリウスは、モデルでいえば先々代になるので買取価格は業者によって差が大きくなりそうです。
そんな状況を考えれば、愛車の30系プリウスを売るときに考えるべきは「少しでも多くの見積もりを比較する」ことだといえます。
そこで利用したいのが一括査定サイトの「カーセンサー」で、多数の買取業者を競わせることで効果買取の可能性がアップするでしょう。
一括査定サービス選びのポイントは、提携事業者数や、最大同時見積数ですが、その点を比較するとカーセンサーの一括査定が最高の選択肢といえます。
カーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、比較対象が多くなるのが特徴です。
リセールバリューが期待できる30系プリウスですが、それを最大限生かすためにもカーセンサーを利用してみましょう。
まとめ

少しずつ古さが目立ち始めている30系プリウスですが、今なら期待以上の買取価格が提示される可能性があります。
今のところリセールバリューは維持されている30系プリウスも、長く乗る傾向のあるオーナーの動向を踏まえれば安心してはいられません。
売却価格が全てではないにせよ、30系プリウスのオーナーは売り時期について真剣に考えておいた方が良い・・・というのが結論です。
https://kaitori.carsensor.net/
\1円でも損したくない人必見/


