コスパ最高の中古車は!?ネット民の口コミをまとめてみた

コスパのいい中古車

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日本の中古車市場には常に50万台前後の登録数があり、その中から自分に合った車を見つけるのは大変な作業です。

本記事では価格の割にお得、つまりコスパ最高の中古車についてネット民の口コミを交えて解説します。

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コスパが良い中古車とは何なのか考えよう

コストパフォーマンスの良い中古車

中古車の販売価格は需要と供給のバランスで決まるもので、人気車であっても大量に出回れば価格が下がってきます。

また高性能なモデルであっても人気がなければ、やはり中古車価格が安くなってしまい、人によっては超お買い得な中古車になるでしょう。

まずは「コスパの良い中古車」とはどのようなものなのか、その点を少し掘り下げて考えてみます。

 

状態が良いのに不人気で安い中古車

一般的な中古車は、低年式車や走行距離が多くなるほど価格が安くなり、その逆では価格が高くなる傾向があります。

しかし中古車市場でニーズの低い不人気車は、高年式で走行距離が短くても割安価格で販売されていて、自動車を買うという意味では最高にコスパの良い状態です。

 

このように人気があったモデルでも、それを陳腐化させるモデルの登場で一気に不人気車になる事例もみられます。

また不人気車には「窃盗団に狙われにくい」という、なんとも有難い効果も期待できます。

ただ、リセールバリューは一切期待しないことが不人気車を選ぶための条件です。

 

乗り終わってからもリセールが期待できる車

再販価格の高い車

ここ数年の間にすっかり定着した中古車界のニュースは、一部超人気車種の異常なリセールバリューではないでしょうか。

トヨタのアルファードやヴェルファイア、ランクル、スズキ・ジムニーなどは、新車登録から数年経っても高価格で買取られます。

 

車種 3年後リセールバリュー
70系ランドクルーザー 146.9%~159.8%
アルファード 80.2%~152.4%
ヴェルファイア 69.2%~147.3%
300系ランドクルーザー 86.9%~142.9%
メルセデス・ベンツ「Gクラス」 91.8%~132.6%
250系ランドクルーザー 101.1%~127.5%
ジムニー 79.9%~99.5%

 

リセール上位車種になると、3年乗った後に得をする可能性があるという異常な状態です。

このように値落ちしにくい中古車を適正価格で購入できたとしたら、それは非常にコスパの高いお買い物といえるでしょう。

 

ただ、ここで問題になるのはリセールの高い中古車は、新車価格より高く売っているケースが多いことで、適正価格の中古車を見つけることが至難の業です。

 

実は狙い目なコスパの良い不人気車5選

オススメの不人気車

色々検討してみるとコスパ最強の中古車とは、程度が良いのに安く売られている不人気車というのが現実的な回答です。

そこで使用するのに何の支障もなく状態も良いのに、比較的安く手に入れられる不人気車5選を紹介していきます。

 

スズキ・アルト

一時期まではスズキを代表するモデルだったアルトは、現在では2021年に登場した9代目となっています。

今回コスパが高い1台として紹介するのは、2014年12月から2021年11月まで販売されていた8代目モデルです。

8代目アルトの魅力は、初代アルトを彷彿とさせる「何でもない軽ボンネットバン」というところで、近場用の足として最適の1台といえます。

 

8代目アルトがコスパ最強といえる理由は、軽自動車トップレベルの燃費性能と、手ごろな中古車価格にあります。

 

新車当時の価格 106万円~161.3万円
中古車価格帯 14.8万円~308 万円
中古車平均価格 59万円
流通台数 2,087台

出典:カーセンサー

 

ちなみに価格帯を見て上位の価格がバグっていますが、これは8代目アルトに15年ぶりに復活した「アルト・ワークス」が含まれているからです。

それを除けば2020年式の未使用車でも100万円を切るプライスで手に入ります。

 

ホンダ・フィット

ホンダ・フィットは日本を代表するコンパクトカーでした。「でした」と過去形を使うのには訳があり、今やライバルのヤリスの後塵を拝するばかりか、身内にN-BOXの陰に隠れる存在となりました。

しかし中身は良い車であり、売れていない理由はホンダのマーケティング力の無さにあります。

今回一押しの高コスパカーは、2013年9月から2020年2月まで販売されていた3代目フィット(先代モデル)です。

 

人気はイマイチでも低燃費で、サイズ以上の室内空間はあらゆるシーンで使い勝手の良い1台だといえます。

 

新車当時の価格 165万円~286.7万円
中古車価格帯 21.8万円~259.8 万円
中古車平均価格 83.1万円
流通台数 2,886台

出典:カーセンサー

 

マツダ・CX-5

今や「石を投げればSUVに当たる」といった状況ですが、CX-5は不人気車というほど売れていなかったわけではありません。

今回オススメするのは、2012年2月から2017年2月まで販売されていた初代モデルで、特に後期型の値落ちが激しくなっていることが大きな理由です。

かつて「マツダ地獄」といわれた他社ではダタ同然で引き取られるということはなくなったのですが、いまだに5年落ちを過ぎるとリセールがダダ下がりになってしまいます。

 

つまり5年以上経過したCX-5は、品質には全く問題がないのに割安感が出てくるので、いちどその目で確認してみることがオススメです。

 

新車当時の価格 165万円~286.7万円
中古車価格帯 44.6万円~185 万円
中古車平均価格 101.5万円
流通台数 679台

出典:カーセンサー

 

日産・エルグランド

高級ミニバンの元祖といわれる日産・エルグランドも、今はその地位をトヨタのアルファード・ヴェルファイアに奪われてしまいました。

そのため2010年8月に登場した3代目モデルは、今でも現役の放置プレーとなっています(2025年に新型登場との噂アリ)。

ただ、今でも高級感は失われず走りの豪快さではアルヴェルをも上回る実力を持った高コスパなモデルです。

 

オススメなのは維持費の面を考慮しても2.5リッターモデルですが、アルヴェルに勝とうと思うなら3.5Lリッターモデルもアリかもしれません。

 

新車当時の価格 408.2万円~837.9万円
中古車価格帯 30万円~489 万円
中古車平均価格 157.2万円
流通台数 1,214台

出典:カーセンサー

 

かなり狙い目な外車たち

国産車と比べリセールバリューが悪いといわれる外車ですが、実際に中古車価格を見ると新車価格との差が大きいモデルがほとんどです。

外車には、壊れやすいとか維持費が高いとかネガティブなイメージがあり、それもリセールの悪さと関係しています。

 

このように思っている方が多いのですが、日本車よりメンテナンスにお金がかかるのだけは事実です。

それは新車の外車を買ったとしても同じことなので、外車に乗りたいのなら中古車はコスパが高いといえるでしょう。


このような割り切りが大切で、案外コスパが高いのは外車(特にドイツ車)です。

 

リセールバリューの良い中古車5選

価値の高い中古車

リセールバリューの良い中古車は、結果的には安く中古車を買えるのと同じ効果をもたらし、非常にコスパの高い選択肢です。

とはいえ、異常にリセールバリューの高い中古車は買う段階で高い買い物になるので、「そこそこ」というバランス感が重要になります。

これらの点を踏まえ、リセールバリューからコスパ最強といえる中古車について考えてみましょう。

 

ホンダ・N-BOX

ホンダ・N-BOXは、最近の日本市場では「売れまくっている」軽スーパーハイトワゴンで、軽自動車では高いリセールバリューと玉の豊富さのバランスが取れた1台です。

アルファードやランクルなどのように中古車が新車より高いということもなく、それでいて値崩れしないのはコスパ最強といえます。

 

軽自動車は日本独自の文化ですが、それを確固たるものにした功労者といえるのがN-BOXです。

N-BOXのリセールバリューは概ね以下のような水準を保っているので、中古車で買ったとしてもお得な選択肢だといえます。

 

経過年数 残価率
当年車 約94%
1年後 約85%
3年後 約72%
5年後 約62%
7年後 約39%
10年後 約22%

 

2023年10月にデビューした現行型ですら中古車市場には22,074台流通していて、選択肢の多さもポイントです。

もちろん用途に合った車選びが大前提ですが、N-BOXのコスパは最強レベルにあります。

 

スズキ・ジムニー

日本車で以上にリセールバリューの高い車ランキング上位に位置する1台が、軽自動車でありながら本格的オフローダーのスズキ・ジムニーです。

本来であれば買い手が限られるニッチな車のはずが、2018年にデビューした現行型4代目ジムニーからファッションアイテムのような存在になっています。

 

なにやら「ジムニー女子」とか「ファッションジムニー」なる言葉も生まれるくらい、ムーブメントを巻き起こしています。

そんなジムニーは、なかなか短くならない納期と異常なリセールバリューが話題です。

お得に中古車を手に入れるのは難しいかもしれませんが、なかなか値下がりしないところはコスパ最強といえます。

 

トヨタ・アルファード

一部では「ヤンキー御用達」などという蔑称もつけられているトヨタ・アルファード(ヴェルファイア)は、年式問わず高いリセールバリューを誇っています。

理由は単純で、古いアルファードでも欲しがる人が多いので中々値下がりしません。

 

高年式車のリセールバリューが良いのは当たり前ですが、アルファードの場合は低年式車でもそれなりの残価があるところがコスパポイントです。

 

経過年数 残価率
5年後 約65%
7年後 約50%
10年後 約30%
13年後 約20%

 

13年後に約20%の残価率があるということは、かなり驚異的な数字だといえます。次に車を買うときの頭金にもなるので、かなりコスパの高い1台です。

 

中古車の購入で損をしないためのポイント

中古車選びのコツ

コスパ最強という視点で中古車をピックアップしてきましたが、コスパに目を奪われると思わぬ損をすることもあります。

そこで”コスパ以前”に中古車選びで注意すべきポイントについて、考えてみることにしましょう。

 

中古車の価値を知ることが一番

これは中古車に限らず新車を含めた車選び全般にいえることですが、その車の価値と自分の用途に合っているのかを考えることが一番重要です。

 

別に1人でアルファードに乗ることは否定しませんが、世の声として「空気を運んでる」という話もあります。

コスパだけで中古車選びをすると、車を楽しむとか有意義に使うとか、本来の意味を見失う恐れがあるので注意しましょう。

 

売るときに損をしないためにはカーセンサー

コスパ最強の中古車選びも重要なことですが、その中古車を買うときに損をしないポイントが「愛車を高く売って、出来るだけ初期費用を抑える」ことです。

中古車でも値引き交渉をするにしても、最も効果的かつ経済的に中古車を買うコツは愛車を少しでも高く売って、購入費用を抑えることに尽きます。

愛車を少しでも高く売るためには買取査定を一社でも多く比較することが重要で、それを手軽にするためにカーセンサーを利用することがオススメです。

カーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、比較対象が多くなるのが特徴です。

車の買取価格は業者によって雲泥の差がつくので、ハズレくじを引かないためにもカーセンサーを利用して査定の差を比較しましょう。

また迷惑業者の選別ですが、カーセンサーで車の情報と郵便番号を入力すると査定依頼が可能な業者が一覧で表示されるので、悪評の高い業者のチェックを外すことがオススメです。

ただ、鬼電がウザいとしても査定依頼を少なくし過ぎると、高査定を逃す可能性もあることを勘案しましょう。

 

まとめ

まとめ

今回はコスパ最強の中古車について、いくつかの角度から検証しました。結局のところ「好きな車を出来るだけ安く買う」ことが最強なのですが、車を生活必需品として考えるならコスパは無視できません。

乗り潰すか乗り替えるかで選択肢は変わってきますが、本記事を参考にして悔いのない1台を探してみましょう。

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