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デリカの中古車はヤバい⁉︎注意点をまとめてみた!
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この記事では、「デリカの中古車はヤバい」という噂について、X(Twitter)などの声を交えまとめてみました。デリカの実情について知り、車の売買にお役立てください。
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目次
デリカの中古の注意点5つを口コミと共に解説!

出典:三菱
「デリカの中古はヤバい」「買わないほうがいい」などと酷評する方もいます。ここではデリカの中古の悪い噂や注意点について、X(Twitter)の口コミも交え紹介します。
故障が多い
デリカの中古は故障が多いという声が目立ち、特にエンジン周りやトランスミッション周りにトラブルが生じやすいようです。年式の古いモデルほどトラブルは増えやすいため、「中古のデリカはヤバい」といわれることもあります。
アウトドアで使い込み傷んだ車両も多い
デリカはアウドドア向けのミニバンであり、キャンプに使ったり大自然の荒れ道など本格的なオフロードを走り込む人もいます。そのためボディや足回りに傷が多い車両も少なくはなく、中古を購入する際にはよく状態をチェックしておきたいところです。
燃費があまり良くない
現行モデルの「デリカ:D5」は2007年の登場以来まだフルモデルチェンジをしておりません。そのため基本設計が古く、最新の車と比べ燃費性能もあまり良くありません。2024年現在の最新モデルであっても、燃費性能は12.6km/L(WTLCモード、型式:3DA-CV1W)にとどまります。
さらに中古の初期型となると各部の劣化からより燃費が落ちてしまうケースもあるため、「燃費を気にする人はデリカは買わない方がいい」といわれることもあります。
乗り降りが大変
デリカはクラストップレベルの最低地上高185㎜を誇る車です。車高が高いため乗り降りが大変な面があり、特に子供やお年寄りにはつらいという声が見られます。
ただし後席はスライドドアが装着されているため、後席にはスムーズに乗り込めるという声も見られます。
騒音が大きい
デリカD5は基本設計や古いことから、最近のミニバンと比較すると騒音が気になることも多いようです。ディーゼルエンジン特有の「キュラキュラ音」「カラカラ音」も発生するため、人によっては不快に感じることもあるようです。古い車両ほどエンジン周りが劣化しより騒音が大きくなるケースもあるため、中古を購入する際はそうした経年劣化分も考慮しなければなりません。
サスペンションが固くゴツゴツした乗り心地
デリカD5は剛性が高くサスペンションも固めに作られているため走行性能は高いです(詳細後述)。ただしその分、乗り心地がゴツゴツとした感じになりやすく、街乗りでは違和感を覚えることもあるようです。
中古はグレードや装備を選べない
中古の場合、グレードやオプション、カラーなどが好きに選べない欠点があります。デリカD5の場合、たとえば「後側方車両検知警報」や「後退時車両検知警報」などの安全装備もグレードによっては装着されていないこともあります。そのためこだわりがある方は中古はやめたほうがいいと言われることがあります。
デリカが中古でも人気な理由は?

出典:三菱
デリカの中古はヤバいと言われる一方で、デリカを褒め称える声も多く中古でも購入したいという人も沢山いる車です。ここではデリカの持つ魅力や人気の理由について深堀します。
唯一の「オールラウンダーミニバン」で走行性能が高い
デリカD5は、「世界で唯一のオールラウンダーミニバン」を基本理念に開発されており、ミニバンながらオフロードでも安定して走れる高いボディ剛性を備えています。悪路、舗装路共に走行性能は高く、走りの良いミニバンとして好評を得ています。
以下のように、剛性の高さや足回りの良さを絶賛する声も少なくありません。
無骨で個性的な見た目
デリカD5は見た目もミニバンとしては個性的であり、オフロード指向の無骨で力強いデザインが採用されています。この荒々しく個性的な見た目に惹かれる人も多く、ドレスアップやカスタムカーとしての需要も高めです。
ミニバンとしては珍しくディーゼルエンジンを搭載
デリカD5には「2.2L コモンレール式DI-D クリーンディーゼルターボエンジン」が搭載されています。ディーゼルエンジンの強みは高いトルクであり(最大トルク380N・m/2000rpm)、力強く滑らかな走りを楽しめます。またディーゼルエンジンは燃料が軽油となるため、ガソリン代節約になる点も嬉しい所です。
高い最低地上高
デリカD5の最低地上高は185㎜となり、ミニバンとしては異例の高さです。最低地上高が高いと砂利道・水溜まり・雪道などでもボディが地面にあたりにくく安定して走破出来るため、アウトドアを楽しむ層や過酷な自然環境の地域に住む層などから支持されています。
7~8人乗れる室内
デリカD5は、3列目シートを搭載し、7人乗りと8人乗りモデルが用意されています。室内は広々としており、3列目シートも余裕を持って座れるスペースが確保されています。車中泊用にカスタムする方も多く、キャンプ場でもデリカはよく見かける車です。
三菱「デリカ」シリーズの解説

出典:三菱
ここではデリカの特徴、歴史、イメージについて解説します。デリカがどんな車であるか理解を深めましょう。
デリカはどんな車?
「デリカ」は三菱が販売する乗用ミニバン/商用バンです。乗用ミニバンとしては以下5世代が存在し、シリーズ55周年を迎える長寿モデルとなっています。
初代「デリカコーチ」 1968年発売
2代目「デリカスターワゴン」 1979年発売
3代目「デリカスターワゴン」 1986年発売
4代目「デリカスペースギア」 1994年発売
5代目「デリカ:D5」 2007年発売
2代目の頃より「パジェロ」と同じ4WD機構を採用するなど、ミニバンとしてはオフロードよりの特性を強めており、世代を追う毎により色濃くなっていきました。現行のデリカD5はその集大成とも呼べるモデルで、見た目も性能もオフロードを意識したものとなっています。
「デリカスペースギア」はプレミア高騰中
3代目の「デリカスペースギア」は、デリカD5とはまた異なった路線の個性的なデザインを採用しており、またFRベースのフルタイム4WDという本格的な4WDシステムを積んでいることもあり、今になって再び人気が高まってきています。年式が古く流通している数も減ったことからプレミアも付き始めており、200万円以上で取引されている車両も少なくありません。
デリカに乗っている人のイメージは?
以下に、デリカに乗っている人のイメージに関する投稿をまとめます。
ご覧のように、「体育の先生」「陽キャ」など、デリカの乗り手に活発なイメージを抱いている方が多いようです。一方で「変わっている人が多い」「変人ばっか」という声も見られます。
デリカを安全に購入する上でチェックしたいポイント

中古はトラブルを抱えた車両も多いため、購入する際にはよく車両をチェックすることが大切です。ここでは中古のデリカを選ぶ際に注目するポイントを解説します。
走行距離
走行距離は年式と照らし合わせてチェックしましょう。
車の年間平均走行距離は多くても1万km程度といわれています。短期間に過度な走行をしいてる車両は乱雑に扱われトラブルを抱えている可能性も高いため、購入する場合はよく状態をチェックしておいたほうがよいでしょう。
修復歴、水没歴
中古車を購入する場合、修復歴と水没歴は必ずチェックしたい部分です。
「修復歴」がある車両は、事故などで「骨格(フレーム)」部にダメージが入っており、修復はされていても強度が低下していたり、動きが不自然になることがあります。
またデリカはアウトドアで使われることも多く、ぬかるみなどに嵌り水没した車両も出回っています。水没した車は内部パーツが錆ついたり腐食したりし、今は大丈夫でも後々トラブルが生じる可能性があるため注意が必要です。
操作性や音などに問題ないか(できれば試乗する)
エンジン周りや足回り等にトラブルのある車両は、のちのち修理する場合に費用が高くなりやすいため避けたいところです。
以下のような点に問題がないか、できれば試乗し確認しておきたいところです。
・エンジンから異音や異臭がしないか
・加速はスムーズか、加速中に異音がしないか
・ブレーキや減速に問題ないか
・警告灯が点灯していないか
・ハンドル操作に違和感がないか(ぐらつき、曲がっていく等がないか)
・乗り心地や振動に違和感がないか など
維持費をシミュレーション
デリカは排気量や車両重量が大きいため「自動車税」や「自動車重量税」の負担額も大きくなりやすいです。また冒頭でも記載したように燃費性能はあまり良くないため、通勤などで多用する場合にはガソリン代の負担が大きくなることもあり得ます。家計を圧迫させないためにも、掛かる維持費をよくシミュレーションした上で購入を検討することをおすすめします。
まとめ

以上、デリカの中古はヤバいという噂についてまとめました。
デリカの中古には「故障が多い」「燃費があまり良くない」など欠点といえる点もあります。とはいえデリカには強みとなる部分も多く、特に悪路に強い「オールラウンダーミニバン」という特性は唯一無二であるため、アウドドア向けのミニバンが欲しい方には欠かせない選択肢です。
そのため、良い点と悪い点、そして自分のニーズをよく天秤にかけ、購入を検討したいところです。
なお、デリカへの買い替えにそなえ今の愛車を手放す場合には、カーセンサーの一括査定サービスがおすすめです。最大30社もの買取業者に対して一括査定が行え、より高く買い取ってもらえる業者が見つかることもありますので、売却時にはこうしたサービスを活用してみるのがおすすめです。
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