ビッグモーターでよくある!?車買取の減額トラブルをまとめてみた

車買取の減額トラブル

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車買取において注意したいのが「減額トラブル」です。車買取(売却)の契約をし、車を引き渡した後に減額を要求されると、断り切れず泣き寝入りしてしまうこともあります。減額トラブルの実態や対処法について、口コミ情報を交えながら解説します。

また、減額トラブルを避けるためには、優良な買取業者を選ぶことも大切。カーセンサーでは、最大30社もの買取業者に対して一括査定が行えます。複数の業者で査定し、納得のいくお店で愛車を売却しましょう。

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車買取における「減額トラブル」について

減額トラブルとは

車を買取して貰う際に発生する「減額トラブル」は一体どのようなトラブルなのでしょう。ここでは減額トラブルの特徴や内容について解説します。

減額トラブル、二重査定とは?

愛車を買取(売却)に出す場合、買取業者が車両の各部をチェックし、買取金額が提示されます。双方がその金額に納得がいけば買取契約を行い、通常は提示された買取金額をそのまま受け取れます。

しかし買取契約後に「修復歴がみつかったので減額させて下さい」など、さまざまな理由をつけ減額が言い渡されることがあります。これが買取における「減額」といわれているものであり、別名「二重査定」とも呼ばれることもあります。

減額に応じてしまうと当初の買取金額より安く愛車を手放すことになります。またキャンセルをしようとすればキャンセル費用など名目で別途支払いを要求されることもあります。

泣く泣く了承してしまうことも多い

買取契約後、直ぐにではなく、しばらく日が空いてから、業者から減額についての連絡がくることもあります。

日が空いてしまうと「車を引き渡し、すでに駐車場を解約してしまった」「任意保険を解約してしまった」「入金されたお金をすでに使用してしまった」という人もいます。そうした状況ですと、今更買取をキャンセルするわけにもいかず、泣く泣く了承しなければならない事態に見舞われることもあります。

減額トラブルは「ビックモーター」で多い?

ビックモーターで減額トラブルが多い?

減額トラブルはさまざまな買取業者で起きていますが、その中でもトラブルの口コミが目立つのが、大手中古車販売&買取業者の「ビックモーター」です。

ビックモーターに関しては、FRIDAYデジタルの記事において、以下のような減額トラブルの証言も語られています。

「現在も社長は兼重宏行氏ですが、数年前から息子が経営のトップになっています。その頃から利益至上主義が顕著になってきました。一例で言えば、『減額交渉』が始まったのもこのタイミングだと聞いています。私が取材した利用者の一人は、250万円と査定されたアルファードを、大きな事故や修理をしたことがないにもかかわらず、『修復歴があった』と言われ、50万円減額されたそうです。取材に応じたビッグモーターの現役社員の中には、上から『とにかく理由をつけて査定額を減額するように』という指示が出ていると告白してくれた方もいました。
出典:FRIDAYデジタル「追及スクープ第2弾『ビッグモーター』 客の車をミスで炎上させて「隠蔽」していた!」より

SNS上でも、ビックモーターに関するさまざまな減額トラブルの口コミがあがっています。

ビックモーターだけではない?

ただし、一方で「ビックモーターは減額があまりない」「ガリバーやネクステージなど他業者の方が酷い」などの口コミも見かけます。店舗や担当者によりけりな所もあるため、「この業者は~」と一概に括れない面もあります。

減額される理由、なぜ減額になるのか?

減額トラブルが多い理由

買取契約をしたのにも関わらず、なぜ後から減額になってしまうのでしょう。ここでは減額が言い渡される理由について解説します。

新たに故障が見つかった

ボディ表面のキズや凹みであれば、査定時にチェックできますので、見落としがあれば業者側の落ち度です。

一方、エンジン、駆動系、排気系など内部的な部分の損傷や劣化などは、プロの眼をしても査定時にはすべて把握できないことがあり、後々故障やトラブルが見つかることがあります。

そうした場合、止む負えず後から故障の具合に合わせた減額を求めることがあります。

修復歴、事故歴が見つかった

修復歴、事故歴については以下の様な意味を持ちます。

修復歴 車の骨格となる「フレーム」まで衝撃が加わり、フレームの修理や交換を行った履歴。フレームは衝撃の吸収力に影響するため、修復歴のある車は査定で大きなマイナスとなることが多い。
事故歴 事故や自然災害により被害を受けた履歴。自分に非がない事故などであっても、車体に被害が入った時点で事故歴として扱われる。

修復歴や事故歴のある車は中古車市場で価値が落ちるため、買取査定でも大きなマイナスとなりやすいです。査定時にはわからず、後から修復歴や事故歴が判明することもあり、その場合は故障の具合に合わせた減額が求められることがあります。

注意点:修復歴や事故歴は必ず報告する

修復歴や事故歴がある場合、本来は査定前にその事実を業者に伝える必要があります。修復歴や事故歴があるにも関わらず、故意にその事実を隠し、伝えなかった場合、「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」を問われ、業者側から契約破棄や損害賠償請求を言い渡されることがあります。

もともと中古車でとして購入し、修復歴や事故歴が分からない場合は、修復歴や事故歴が「ない」ではなく「わからない」と伝える必要があります。

減額トラブルに合った場合の対処法

減額トラブルの対処法

実際に減額トラブルに合ってしまった場合、どのように切り抜けるのがよいのでしょう。ここでは減額トラブルの対処法について解説します。

減額の理由をよく確認する

悪質な業者の場合、減額要素がないのにも関わらず、理不尽な理由で減額を突きつけてくることもあります。

減額の話が出た場合は、どこに問題があり、なぜ減額になるかの理由について、詳細に確認することが大切です。また回答については「書面」で貰うことがポイントです。書面で貰えば証拠となりますので、二次的なトラブルを防げます。

拒否して無効にする

減額の理由がボディのキズや凹みなどの目に見えるものであれば、本来は査定時に把握すべき点であり、業者側の見落としミスともいえます。売り手側には落ち度がなく、納得のいかない減額であれば、減額に応じず、拒否して無効にできることもあります。

たとえば↓の口コミのように、拒否したら元々の査定額でOKされるケースもあります。

ただし拒否すると、業者側とより揉み合ってしまうこともありますので、拒否の交渉は慎重に進めることが大切です。また買取契約書に「減額の可能性」などについて記載がある場合は、その記述に従わなければならないこともあります。

もし不安な場合や判断が難しい場合などには、後述する「消費者センター」に相談してみるのも一つの手です。

契約をキャンセルする

減額を要求された場合、買取契約自体を「キャンセル」し白紙に戻す方法もあります。キャンセルする場合、すでに買取金額を受け取っているのであればお金は返却し、車は再び引き取る形となります。

またキャンセルに関して、契約書にてキャンセル料や猶予期間のルールなどが設けられていることがあります。そのため契約内容によってはキャンセル料を支払わなければならなかったり(数万円程度が相場)、一定期間を超えるとキャンセルができないこともあります。

消費者センターに相談する

「減額を要求されたが、どうしたよいかわからない」「拒否したらより深刻なトラブルに発展してしまった」など困った状況に陥っている場合は「消費者センター(独立行政法人国民生活センター)」に相談してみることも大切です。

消費者センターでは、商品やサービスの売買におけるトラブルにおいて、専門の相談員が相談を受け付け、公正な立場で処理してくれます。

減額に応じなければならないこともアリ

以下のような状況の場合、拒否やキャンセルが効かず、減額に応じなければならないこともあります。

・重大な故障が見つかったなど、正当な理由があり減額が要求されている
・修復歴や事故歴を隠し、それが見つかり、減額が要求されている
・その他、売り手側になんらかの落ち度が発覚し、減額が要求されている

業者側ではなく、車を売りに出す自分側に落ち度や非があった場合は、残念ながら減額に応じなければならないケースも多いです。減額を要求されている場合、今一度、どちらに落ち度があったかをよく整理してみることも大切です。

まとめ

減額トラブルのまとめ

以上、車買取における減額トラブルについて解説しました。

減額トラブルに見舞われるのは稀ではありますが、車買取を行う上で誰もが遭遇する可能性はありますので、注意しておくに越したことはありません。

減額トラブルを回避する上で、特に大切なのはお店選びです。車を売却する際には、単に買取金額の大小だけでなく、信頼できるお店で売却することも大切です。

カーセンサーでは、最大30社もの買取業者に対して一括査定が行えるだけでなく、各買取業者の評判や口コミなどもWEBサイト内でチェックできます。そのお店を利用した人の声も参考にし、トラブルのないお店を探してみてください。

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