廃車になったバイクはどうする?買取してもらえるポイントをまとめてみた

What to do with scrapped motorcycles

このサイトは当社の取材調査を元に記事を作成しております。サイトには一部プロモーションが含まれている場合がございます。

この記事では「廃車になったバイクをどうするか」について、X(Twitter)などの声を交えまとめてみました。メルカリの使い方を知り、バイク売買にお役立てください。

また、バイク一括査定サービスは数多くありますが、中でも使い勝手がよいのは「カチエックス」の一括見積もりサービスです。300社以上の参加業者の中から最大10社に対して査定依頼が出せ、面倒なバイク販売店とのやりとりがなく(電話ラッシュもなし)、スムーズにバイク売却が行えるためおすすめです。

\ネットでスムーズに高値売却

カチエックスで簡単査定

使わないバイクは廃車手続きが必要

バイクの廃車手続き

使わなくなって放置しているバイク、壊れて放置しているバイクであっても、そのまま所有していると「軽自動車税(種別割)」が発生します。軽自動車税(種別割)は、4月1日時点でバイクを所有しているすべての人に納税義務があります(原付を含む)。

そのため、税金の支払いから逃れるためには、廃車手続きを行っておく必要があります。

廃車手続きは、2輪バイクの場合は陸運局(運輸局)、原付の場合は市役所で行います。なお2輪バイクの場合は「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の2つの廃車手続き方法が選べます。

永久抹消登録・・・二度とそのバイクに乗らない場合の廃車手続き(解体をする場合など)
一時抹消登録・・・一時的にそのバイクに乗らない場合の廃車手続き。廃車している期間中は税金が発生せず、再びそのバイクを登録すれば乗ることもできる。

廃車手続き後のバイクは?

廃車手続きはあくまで行政手続きであるため、陸運局や原付でバイク本体の処分まで行ってくれるわけではありません。バイク本体の処分は廃車手続き後に自分で行う必要があります(計6つの処分方法を後述します)。

廃車になったバイクの処分手段6つ

廃車バイクの処分方法

不要になった廃車バイクはどのように処分すればよいのでしょう。ここでは代表的な6つのバイクの処分方法を解説します。

バイク店(バイク買取業者)に売る

『レッドバロン』や『バイク王』といった大手のバイク店でも廃車寸前のバイク(故障車、不動車、事故車など)の買取を行っています。動かないバイクでも車体やパーツなどに価値があれば良い価格で買い取ってくれるケースもあります(バイク店に売却するメリット・デメリットの詳細は後述)。

廃車専門のバイク買取業者に売る

廃車や状態の悪いバイクを専門とした買取業者もあります。廃車専門の買取業者は、故障車や不動車の独自の再利用体制を持っているため、大手のバイク店よりもさらに廃車が売りやすいです。大事故などをして大手のバイク店ではとても買い取ってくれないような状態であっても買い取ってくれることもあります。

バイクの状態が酷いほど廃車専門の買取業者を利用するメリットが大きくなります。

自動車リサイクル促進センターに持ち込む

自動車リサイクル促進センターの「指定引取場所」に廃車したいバイクを持ち込むと、二輪車リサイクルシステムの一環で無料でバイクを引き取ってくれます。

ただし自身でバイクを持ち込めない場合、廃棄二輪車取扱店などに運搬を依頼する形となり、その場合別途手数料が発生することがあります。

また、対象の車両でないと引き取りを行ってくれません。対象車両であるかは公益財団法人自動車リサイクル促進センターの対象車両・引取基準ページからご確認ください。お近くの廃棄二輪車取扱店や指定引取場所については、こちらのページをご確認ください。

廃品回収業者へ受け渡す

お近くの廃品回収業者(不用品回収業者)では、家電や家具だけでなくバイクの回収もしてくれることがあります。無料で回収してくれる業者もありますが、一般的には5000円~1万円程度の回収費用が発生することが多いです。利用する場合は、バイクが回収対象であるか、運搬費用等も含め回収費用がどの程度掛かるか等を事前に確認しておきましょう。

バラしてパーツとして売る

バイクを分解できる人であれば、レバー、シート、マフラー、メーターなど各パーツにバラして売る方法もあります。バイク店の中にはバイク本体だけでなく各種パーツの買取を行っているお店もあります。もしくは中古パーツ専門店やメルカリなどのフリマアプリで売るのも一つの手です。バイクによってはパーツ単位でバラ売りした方がお金になることもあります。

友人などに譲渡する(走行できる状態の場合)

まだ乗れるバイクであれば、家族や友人知人、近所の方などに譲渡するのも手です。譲渡し名義変更をすれば、そのバイクは自分の手から離れ、税金の支払い義務も次の所有者へ移ります。

廃車バイクをバイク店に売るメリット・デメリット

廃車バイクをバイク店に売る

『レッドバロン』や『バイク王』といった大手のバイク店でも廃車寸前のバイクの買取を行っています。ここではバイク店に廃車バイクを売る際のメリット、デメリットを解説します。

メリット

バイク店に廃車バイクを売るメリットとして、次のようなものが挙げられます。

・査定制度や基準が整っている
・「下取り」としての交渉もできる
・車検やメンテナンス等でその後の付き合いもできる
・安心して取引できる(一方で廃品回収業者などは外国人などが運営している怪しい業者も多い)
・店舗の数が多く国道沿いなど利用しやすい場所にある
など

大手のバイク店では、査定の制度や基準が整っており、査定スタッフも十分な教育を受けていることが多いため、良くも悪くもバイクの価値をしっかりと査定してくれることがメリットです。

またバイク店では買取だけでなく販売も行っているため、売却後に新たなバイクを購入する人であれば「下取り」として交渉できますし、その後も車検やメンテナンスのサービスで付き合っていけることもメリットといえます。

デメリット

バイク店に廃車バイクを売るデメリットとして、次のようなものが挙げられます。

・状態が酷いバイクは買取できないことがある
・個人売買に比べると売却価格が下がりやすい
・次に乗るバイクを勧められたり、営業の電話やDMがくることがある
など

バイク店は廃車買取専門の業者などに比べると査定の基準が厳しく、不動車や事故車の買取OKとしているバイク店であってもあまりに状態の酷い車両は買取して貰えないことがあります。以下の投稿のように買い取れないバイクを引き渡す場合には、逆に廃車料や引き取り料が発生してしまうこともあります。

またバイク店は店舗運営費や人件費等の中間コストが掛かっているため、ヤフオクなどの個人売買に比べると売却価格が下がりやすいこともデメリットです。

廃車バイクの買取の良い口コミ・評判

廃車バイク買取の良い口コミ

廃車のバイクを実際に買い取ってもらい満足しているユーザーもいます。ここでは廃車バイク買取の良い口コミをピックアップします。

放置していたバイクが売れたという声

長く放置していたバイクでもスムーズに売れたという人は意外に多いようです。中には放置していたバイクが数十万円で売れたという人もおり、車種によっては高値売却が実現できることもあるようです。

過度に状態の酷いバイク(事故車や不動車)が売れたという声

事故車や不動車のような過度に状態の酷いバイクでも「数万円で売れた」という声も意外と見られます。

廃車のパーツが売れたという声

廃車になったバイクをバラしパーツ単体で売却する人もいます。マフラーなどを数万円で売却している方もおり、思わぬ値が付くこともあるようです。

廃車バイクの買取の悪い口コミ・評判

廃車バイク買取の悪い口コミ

廃車のバイクの買取は良いことばかりではありません。ここでは廃車バイクの買取における悪い口コミや不満意見などをピックアップします。

買取拒否されたという声

廃車や不動車の買取をokとしているお店であっても、車種や状態によっては買取拒否されることもあります。状態の悪いバイクを査定してもらったら「買取拒否された」「値が付けられないと言われた」という声も少なくありません。

 

査定しても0円であった&引き取り料が取られたという声

廃車のバイクを査定したら、買取はして貰えるものの査定価格が「0円」であったという声も少なくありません。

さらに0円の買取となっただけでなく、別途引き取り料や運搬料などが発生したというケースもあります。結果的に5000円~1万円程度の出費となってしまうことが多いようです。

バイク売却後にクレームを受けたという声

ヤフオクやメルカリなど個人間売買で廃車バイクを売却した場合、取引後に購入者からクレームを受けるというケースも少なくないようです。事前に状態が悪いことを説明していたとしても文句を付けてくるクレーマーもいるようです。

廃車バイクを売る際のQ&A

廃車バイク買取のQ&A

最後に廃車のバイクを売る際の疑問点や注意点をQ&A形式で回答します。

動かないバイクでも売れる?

動かないバイク(不動車)を買取してくれるお店は大手のバイク店であっても意外と多いです。バッテリーが上がっているなど動かない理由が軽度なものであれば基本的には買取してくれます。ただしエンジンが完全に壊れているなど、重度な故障で動かない場合には買取拒否されるケースもあります。

動かないバイクを査定してもらう場合は?

動かないバイクの場合は、出張査定で査定スタッフを自宅などに呼んで査定してもらうのがおすすめです。なお出張査定は無料としている業者がほとんどです。軽トラックなどに載せ運搬できる方であれば、店舗に持ち込んで査定をしてもらうことも可能です(ただし店舗にもよる)。

かなり古いバイクだけど売れる?

年式の古いバイクであっても、価値がある車種や状態の良い車種であれば買取をしてもらえます。以下のように「30年前のバイクでも良い値段で売れた」という声もあり、特にプレミアが付いてる車種であれば古さが逆に武器となることもあります。

売る場合は事前に修理したほうがいい?

故障をしているバイクの場合マイナス査定となることがありますが、だからといって修理をすると修理費の方がマイナス分より高く付いてしまうことも少なくありません。また傷や凹みなどは下手に素人がDIY修理するとかえって状態が悪くなり査定でよりマイナスとなってしまうこともあります。

乗らなくなったバイクをそのまま保管していてもアリ?

乗らなくなったバイクでも、愛着がある場合などはそのまま保管しておく人もいます。ただし冒頭でも記載したように乗らないバイクをそのまま放置しておくと税金が発生しますので、一時抹消登録の廃車手続きを行っておきましょう。

また乗らないバイクを保管する場合は、経年劣化を抑えるためにもガレージなどのバイクに優しい場所で保管し、定期的にメンテナンスをしてあげることも大切です。

まとめ

廃車バイクのまとめ

以上、廃車バイクについて解説しました。

廃車バイクや放置していたバイクであっても買い取ってくれるバイク店は多く、不要なバイクを処分できるだけでなくお金にできるため一石二鳥です。ボロボロのバイクでもプレミアが付いている車種であれば大金となることもあり得ますので、査定を受けてみる価値はあります。

なお、バイクの査定は「一括査定サービス」を使い、複数のバイク店に査定依頼をしておくのが定番のテクニックです。価格の比較ができ査定時に他店の価格を引き合いに出すこともできるため、何かと心強いです。

バイク一括査定サービスは数多くありますが、中でも使い勝手がよいのは「カチエックス」の一括見積もりサービスです。300社以上の参加業者の中から最大10社に対して査定依頼が出せ、面倒なバイク販売店とのやりとりがなく(電話ラッシュもなし)、スムーズにバイク売却が行えるためおすすめです。

\ネットでスムーズに高値売却

カチエックスで簡単査定