ラパンの買取相場は?買取業者徹底比較

このサイトは当社の取材調査を元に記事を作成しております。サイトには一部プロモーションが含まれている場合がございます。

この記事では、ラパンの買取相場についてまとめてみました。各業者で買取価格がどの程度になるかを把握し、高値買取を目指してみてください。

また、カーセンサーでは、最大30社もの買取業者に対して一括査定が行えます。買取価格は車両の状態によっても変わりますので、査定に出して現物を見てもらうのが確実です。

カーセンサー

https://kaitori.carsensor.net/

\1円でも損したくないあなたへ/

カーセンサーで簡単ネット査定

ラパンの平均的な買取相場

ラパンの平均買取相場

ラパンの平均的な買取価格は約50~70万円程度が目安となります。

2015年より発売されている現行型の3代目ラパン(HE33S型)であれば、装備やグレードにもよりますが50万円以上の買取価格が付くとことが多いです。

目安データとして、一括査定.comの集計では、平均買取価格374,623円(最高買取価格1,188,150円、最安買取価格42,840円)となっています。ユーカーパックでは、買取相場価格72.6万円〜95.0万円と集計されています。

走行距離によって買取価格も変わる

車種は同じラパンでも、以下のように走行距離が異なると買取価格も変動します。

走行距離 平均買取価格
〜 9,999km 937,071円
10,000km 〜 19,999km 699,863円
20,000km 〜 29,999km 658,048円
30,000km 〜 39,999km 623,938円
40,000km 〜 49,999km 460,958円
50,000km 〜 59,999km 408,009円
60,000km 〜 69,999km 322,190円
70,000km 〜 79,999km 287,045円
80,000km 〜 89,999km 268,881円
90,000km 〜 99,999km 215,750円
100,000km 〜 109,999km 213,250

出典:一括査定.com

走行距離が高くなるにつれボディやパーツの劣化が進みますので、中古車としての価値が下がり、買取価格も下がっていくのが通常です。上記のデータでは「〜 9,999km」と「10,000km 〜 19,999km」の間、「50,000km 〜 59,999km」と「60,000km 〜 69,999km」の間における下落率が特に高いことがうかがえます。

なお年間の走行距離は、普通自動車の場合、一般的に10,000km程度が目安となります。

ラパンの買取価格を6社で比較(7年落ちモデル)

ラパンの買取相場を各社で比較

それでは、ラパンを売りに出すと、実施にどの程度の買取価格が付くのでしょうか。

ここでは、買取実績を公表している大手6社の買取価格を表にまとめます。

比較する上での対象として、2016年式(平成28年式、3代目)の7年落ちラパン、走行距離3~4万kmにスポットをあて、それぞれの業者のデータを抽出しました。

業者名 概要 タイプ 7年落ちでの買取価格
ガリバー 中古車買取販売大手(東証プライム上場) 店舗型 最高63.5万円 最小8.7万円
ネクステージ 中古車買取販売大手(東証プライム上場) 店舗型 84.2万円
(アルトラパンS 2016年式 走行距離31,422Km ピンク)
カーセブン 中古車買取販売チェーン大手 店舗型 70.0万円
(アルトラパンL 2016年式 走行距離36,900km ピンク)
価格.com 自動車・バイク 大手比較サイト「価格.com」が運営する一括査定サービス 一括査定 20~40万円
(アルトラパンL  2016年式 30,001~35,000km走行  ブラウン系)
ズバット 一括査定サービス大手 一括査定 49〜64万円
(2016年式 走行距離35001〜40000km)
楽天カー車買取 楽天が運営する車買取仲介サービス オークション仲介 最高65.5万 最小22.6万
(2016年式 走行距離~40,000km)

※2023年7月現在の情報

それぞれの買取業者で集計方法が異なるため、価格にバラつきはありますが、「G」「L」「S」などの標準的なグレードの場合、買取価格は50~70万円前後となることが多いです。

ガリバーのような大手の買取業者は、査定士の技術も高く、精度の高い査定が行われているため、良くも悪くもチェックが厳しくなります。その分、状態の良い車両であれば高額査定に繋がることもありますが、欠点の多い車両ですとその分マイナスも大きくなりやすいです。

なお、同じ買取業者であっても、店舗や地域、対応してくれる査定士が異なると、買取価格が変動することもあります。

高額査定ケース

同じ7年落ちのラパンであっても、車両によっては100万円に近い高額な価格で買取って貰えることもあります。ここではいくつか高額査定の事例を紹介します。

買取業者 車両情報 買取価格
ネクステージ アルトラパンX 2016年式 走行距離22,813km ホワイト 105.2万円
ネクステージ アルトラパンX 2016年式 走行距離32,185km ブルー 99.2万円
ネクステージ アルトラパンS 2016年式 走行距離19,865km ホワイト 99.2万円
カーセブン アルトラパンS 2016年式 走行距離24,500km ピンク 90.0万円
カーセブン アルトラパンS 2016年式 走行距離33,300km ベージュ 90.0万円

ご覧のように、上位グレードとなる「G」、「S」で走行距離が少ない車両、「S」で4WDモデルの車両などは、7年落ちでも90万円~100万円前後の高い価格で買取されています。

年式の古いラパンの買取相場は?

古いラパンの買取価格

ここまでは7年落ちのラパンの買取価格を紹介しましたが、さらに古い、10年落ち20年落ちのラパンはどの程度で買取って貰えるのでしょう。

そこでまず、ラパンの年式や世代について振り返りましょう。

ラパン初代が2002年に発売され、これまでフルモデルチェンジを2回行っており、計3世代となります。

世代 型番 販売時期
初代ラパン HE21S型 2002年~2008年
2代目ラパン HE22S型 2008年~2015年
3代目ラパン HE33S型 2015年~(現行)

古いラパンの買取価格

それでは、古いラパンの買取価格についてみていきましょう。

以下の表は「楽天カー車買取」の情報を参考にし、直近2022年(1年落ち)~2002年(21年落ち)までのラパンの買取価格についてまとめたものです。なお、走行距離は同じ50,000kmのデータとして抽出しています。

 

年式 買取価格(最高値) 世代
2022年(1年落ち) 76.6万 3代目
2021年(2年落ち) 80.3万
2020年(3年落ち) 82.3万
2019年(4年落ち) 77.2万
2018年(5年落ち) 75.2万
2017年(6年落ち) 76.5万
2016年(7年落ち) 61.3万
2015年(8年落ち) 68.8万
2014年(9年落ち) 34.4万 2代目
2013年(10年落ち) 38.5万
2012年(11年落ち) 40.9万
2011年(12年落ち) 33万
2010年(13年落ち) 38.4万
2009年(14年落ち) 24.5万
2008年(15年落ち) 33万
2007年(16年落ち) 55.8万 初代
2006年(17年落ち) 31.1万
2005年(18年落ち) 15.1万
2004年(19年落ち) 28.8万
2003年(20年落ち) 14.1万
2002年(21年落ち) 4.4万

※走行距離50,000km、最高価格で抽出
出典:楽天カー車買取

ご覧のように、基本的には年式が古くなるほど買取価格は下がっていきます。

2代目と3代目間ではモデルチェンジの影響も色濃く価格に出ており、2代目末期モデルとなる2014年(9年落ち)の買取価格は34.4万ですが、3代目にフルモデルモデルチェンジした2015年(8年落ち)の買取価格は68.8万となり、年式がたった1年違うだけでも30万円以上もの明確な差が出ています。

例外として「ラパンSS」は古くとも高い

ラパンの中でも、「ラパンSS」というモデルは価格相場が少々異なります。

ラパンSSは初代ラパンに用意されたスポーツグレードであり、ターボエンジン+5MTを積んでいることから、軽でスポーツ走行をしたい方や改造をしたい方に人気があります。近年、2000年前後のスポーツカーやスポーツモデルの価格が高騰していることもあり、このラパンSSも値上がりが続いています。

販売価格で100万円以上となることも珍しくなく、買取においても高額査定が期待できます。

ラパンの買取相場の傾向、リセールバリューについて

ラパンのリセールバリュー

ここでは、ラパンならではの買取相場の特徴や事情について解説します。ラパンという車の市場価値を知り、買取査定に臨みましょう。

ラパンはどんなクルマ?

ラパンは、スズキの軽セダン「アルト」の派生モデルとなり、2002年に初代モデルが登場しました。

「ラパン」はフランス語の「ウサギ」を意味し、「自分の部屋にいるようなくつろぎと心地よさ」をコンセプトに開発されています。ウサギの入った前後のエンブレム、インストルメントパネルにアナログ時計を取り入れるなど、遊び心も散りばめられ、女性から支持を集めました。

後継機となる2代目、3代目ではより女性を意識したモデルとなっており、丸みを帯びたフォルム、オシャレであたたかみのあるインテリアなど、女性が喜ぶ仕掛けが数多く盛り込まれています。

個性があるためセダンタイプでも人気

軽自動車は普通車に比べると中古でのリセールバリューが高めですが、中でも特にリセールバリューが高いのは「スズキ・スペーシア」や「ダイハツ・タント」などに代表される、背の高い「スーパーハイトワゴンタイプ」です。

一方、「スズキ・アルト」や「ダイハツ・ミラ」、そしてこの「スズキ・アルトラパン」のような「セダンタイプ」の軽自動車は、スーパーハイトワゴンタイプに比べるとリセールバリューが一段低めの傾向です。

ただしラパンの場合、「女性向けの可愛らしくオシャレな軽自動車」という個性を持ち特定の層から需要がありますので、アルトやミラなどに比べると値崩れはしにくく、軽のセダンタイプの中ではリセールバリューがやや高めの傾向です。

装備が買取価格に影響しやすい

初代と2代目においてはターボモデルなどが用意されスペックに差がありましたが、現行3代目ラパンにおいては、すべてのグレードがNA仕様で同じエンジン(水冷4サイクル直列3気筒エンジン、最高出力52PS)を積んでおり、スペック自体は同じです。

そのため、現行3代目ではスペックによる価格の上下は発生せず、焦点となるのは装備です。

「360°プレミアムUV&IRカットガラス」、「ナノイーX搭載のフルオートエアコン」「バックアイカメラ付きディスプレイオーディオ」「全方位モニター用カメラパッケージ」など、便利装備や快適装備が標準装備されているグレードの車両、もしくはメーカーオプションで追加している車両などは、高額買取に繋がりやすいです。

女性ユーザーが満足できる状態であるかもポイント

ラパンの購買層は女性が主体であるため、「車内が過度に汚れてしまっている車両」「過剰なカスタムや改造が施された車両」など、女性ユーザーから敬遠されるような状態の車は注意が必要です。買取査定でマイナスとなることがあります。

ラパン買取の口コミや評判について

ラパン買取の口コミ

ここでは、実際にラパンを査定に出した方々の、口コミや評判をピックアップします。

 

以下のように、50万円以上の高額買取に成功した声もあります。

一方で、以下のように10~30万円程度でしか売れなかったという声も見かけます。

まとめ

ラパン買取のまとめ

以上、ラパンの買取相場について解説しました。

ラパンは可愛らしく親しみやすいデザインを持ち、女性ユーザーなどから一定の需要があるため、比較的満足いく値段で売却できることが多いです。

特に装備の充実した車両や2トーンカラーモデルなどは、高額買取に繋げやすいため、安売りせず、愛車をより高く買取ってくれる業者を探したいところです。

カーセンサーでは、最大30社もの買取業者に対して一括査定が行えます。まったく同じ車両でも業者によって査定額が大きく変わることもありますので、複数の業者で査定を行い、比較してみることをおすすめします。

カーセンサーの一括査定 90秒で簡単に。

カーセンサー

https://kaitori.carsensor.net/

\1円でも損したくないあなたへ/

カーセンサーで簡単ネット査定