車の査定だけしたい！査定方法と口コミを紹介！

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今すぐ車を売る予定がないとしても「もし愛車を売ったらいくらになるのか？」ということは気になるものです。

本記事では、車の査定だけをすることは可能なのかや具体的な査定方法、そしてトラブルなどがないのかを口コミを交えて解説します。

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車の査定だけを依頼することは可能なの？その実態

かのビッグモーター事件以来、中古車業界には不信感を持たれている方は多いのではないでしょうか。

あまり業界に詳しくないと、査定依頼をしてしまったら強引に愛車を持っていかれてしまうとイメージしがちです。

まずは車の査定依頼だけすることがどうなのか、その実態について考えてみましょう。

車の査定だけを依頼することは全然OKです

結論から先に行ってしまえば、車の査定だけ依頼することは可能で、多くの車買取業者は無料で査定に対応しています。

例えばウィーカーズ（旧：ビッグモーター）の公式サイトを見ると、「査定だけでも大歓迎！」と明記されています。

ただ査定依頼をすると車買取業者から見れば見込み客となってしまうので、業者によってはしつこい営業をかけてくるかもしれません。

査定だけとはいえ、やり方を間違ってしまうと中古車業界特有の鬼電攻撃を喰らってしまいます。

この点だけは十分注意したうえ、現在の愛車の価値を調べてみましょう。

車の査定だけしたい場合の選択肢を知っておこう

愛車の査定だけを行うとき、査定依頼をする先にはいくつかの選択肢があります。

それぞれの特徴や注意点を説明するので、自分にあった依頼先選びの参考にしましょう。

車買取業者

査定の依頼先としてポピュラーなのが、中古車販売店や中古車買取業者などで、持込査定や出張査定などを依頼できます。

愛車の最大価値を知るためには最も適した査定依頼先で、複数査定することでより正確な価値が分るでしょう。

注意点は車買取業者によっては営業がしつこくなることですが、「検討するので、こちらから連絡するまで待ってください」と毅然とした態度で応じることが必要です。

もう5年以上前の話のようですが、査定だけお願いしたら肝心の査定額を教えてくれなかったケースです。

どうも車買取業者は会社によって月と鼈くらい違いがあり、ネット上の口コミは非常に参考になります。

怪しい業者はネット民が散々悪口をアップしているので、一通り確認することをオススメします。

一括査定サービスの利用

ネット経由で車の査定を依頼できる「一括査定サービス」を利用すると、一度に多くの査定額を調べられるのがメリットです。

ただ、実際には実車を見てもらわなければ最終的な査定額が出ないので、最初に出る査定額は大体のものと思っておきましょう。

それに一括査定サービスの利用には、申し込んだ瞬間から始まる「鬼電」に注意が必要です。

愛車無料一括査定
カンタン入力1分
数分後各社鬼電話
「ざっくりでいいから距離とグレードで
下限から上限までの値段教えて」
現車見ないとお答え出来ません
現車見ないと〜
実際車を査定させていただいて〜
一度査定させていただきたく〜
お日にち宜しい日は〜
お答え出来ません
値段出ないんだけど🌚

— シゲリノ (@kssktt) October 9, 2024

車買取業者によっては「見てみないことには金額は出せません」という対応もあるので、取捨選択が必要になってきます。

ある意味このような割り切りが必要なのが一括査定サービスの利用です。

新車ディーラー

新車の購入を考えているのであれば、ディーラーで下取り金額を提案してくれるでしょう。

一般的に、ディーラーの下取り金額は車買取業者の査定額より低いことが多く、愛車の最高値を知るという点ではあまり参考にならないかもしれません。

さすがに100万円も差額がでるケースは珍しいのですが、数十万円の差であればよく聞く話です。

また、ほとんどの場合出張査定には対応していないので、ディーラーへ出向く必要があります。

一般財団法人日本自動車査定協会

一般財団法人日本自動車査定協会（JAAI）は、中立公正な第三者機関として中古車の評価を行っています。

このJAAIですが、経済産業省と国土交通省の指導のもと設立されていて、「中古自動車査定制度」を運用しています。

JAAIの査定には以下のような査定手数料が必要で、出張査定にも対応していますが別途出張費用が必要です。

車種	標準車	輸入車
普通乗用車・普通自動車	9,900円	12,100円
小型乗用車・軽自動車・軽貨物車	7,150円	9,350円

出典：一般財団法人日本自動車査定協会

JAAIは下取車（買取車）の評価以外にも、リースの中途解約に係わるクルマの評価や事故による車の評価損も鑑定しているので、意外と使える選択肢ではあります。

査定だけを依頼するときの注意点

査定だけを依頼するという行為は、車買取業者にとっては少しだけ迷惑なことだといえますが、その点も踏まえて注意点を考えてみましょう。

もちろん禁止行為でもなんでもないのですが、頭の片隅に置いておけばトラブル回避にも役立ちます。

査定額は買取額を保証するものではない事実

買取業者に査定を依頼すると、査定員が実車を見に来て（あるいは実車持込で）1時間程度で査定額を教えてくれます。

思いのほか高い査定額だと有頂天になりそうなものですが、この査定額は買取金額を保証するものではありません。

このように最終的に別の業者へ売ったケースでは、査定額からの交渉を経て最終的な買取金額が出されています。

また、一見高く買うように見せかけておいて、車を持って行った後に減額を行う「二重査定」が問題になりました。

車を引き渡した後に「半額です」では、もうほとんど詐欺案件といって差し支えありません。

査定だけを依頼するのなら二重査定の心配はありませんが、査定額を鵜呑みにするのは危険です。

見る査定員によって月とスッポンの査定額

査定の依頼先を1件や2件程度にしていると、ハズレ査定員に当たってしまった場合に信用できない査定額を知らされることになります。

店員や査定員の態度が良くない業者は避けるべし！【 #車買取】②

買取査定の時には査定員の態度をよく観察してください。

ドア・ボンネットの開け閉めや書類の扱いが乱雑な場合は良心的な業者とは言い難いです。

車の所有者や車両を大切にしない業者とは良い取引ができないため避けましょう。

— たかまさ@車好き経済記者&FP🚗車メディアを運営しています (@car_rank7) January 2, 2022

これは査定員のレベルを判断する一つの方法ですが、良くない買取業者の査定員は同じように良くない傾向が見られます。

また、「それで査定員なの？」と驚くほど見る目のない査定員がいるので、査定件数が少ないほどリスクが高まるでしょう。

強引に営業されるリスクもあり

あらかじめ「査定だけを依頼したい」と伝えていても、車買取業者は他社に先んじて買取ってしまいたいと考えています。

そのため査定にやってきて強引に売却を迫るようなケースも、中古車業界の日常風景です。

地方に行くと車なしでは生活できないので、高齢者をカモにするような悪徳業者も跋扈しています。

もちろん査定だけを依頼しているなら毅然とした態度で断るだけですが、押しに弱い方などは誰かに立ち会ってもらうなどの工夫も必要です。

査定だけしても出来るだけ精度の高い金額を知る方法

査定だけをするには、いくつかの選択肢があることを説明しましたが、ざっくりとした金額ではなく精度の高い金額を知るためには知識と工夫が必要です。

そこで可能な限り相場に近い査定額を聞き出すためのポイントについて、様々な角度と方法を考えてみましょう。

査定のチェックポイントを知っておこう

査定のチェックポイントは、基本的には先ほども名前の挙がっていた一般財団法人日本自動車査定協会が運用している中古自動車査定制度に準拠しています。

一般的には査定で確認するのは以下の点で、それらが査定額に反映します。

年式
走行距離
外装の状態
内装の状態
エンジンルーム
メンテナンス履歴

つまり新しく過走行ではなく奇麗でメンテナンスしているクルマほど高査定が出るわけですが、中古自動車査定制度には大きな欠点があります。

それは買い手の熱量と車種の試乗価値という、むしろ査定額を左右する大きなポイントです。

中古自動車査定制度どおりに査定をしたら、300系ランクルやジムニーのように購入価格より売却価格が高くなることはありえない事象です。

ジムニーの事例ですが、1年間7万円で乗れるとはかなりコスパが高いことが分かります。

ところが機械的に査定していては、このようなモデルごとの人気は反映されないので、人気車種ほど査定を依頼する先を考えるべきでしょう。

それともう一点考えるべきなのは、査定だけを依頼した場合に査定員がてきとうな査定額を出す可能性です。

恐らく「査定だけを依頼したい」と伝えた依頼先の査定員は、無駄な作業かと思って本気にはなれないと思います。

これらの事実は、相手の立場になれば容易に分かることだらけなので、つまらないことで怒らないようにしましょう。

高く売るためのコツの数々

愛車の価値を知りたいだけなら査定だけを依頼するのは、全く問題のない行為です。ただ、先ほども説明した通り買取業者にとっては面倒な対応であることは間違いありません。

まずは買取価格を知るとして、いずれ来る売却を見越した行動はやっておいて損はないでしょう。

よく言われるように、普段から愛車をキレイにしておくことは初歩的な取り組みですが、何より重要なのは車検以外の法定点検を受けておくことです。

うっかり佐賀県警のツイートを載せましたが、これは疑いようのない事実です。

しっかり定期点検に出してこそ、愛車を高く買取ってもらえるという事実は変わりません。

カーセンサーを利用して多くの査定を比較する

引用：カーセンサー

査定だけをしてもらいたい場合でも、ホントに売れる価格を知るためには比較対象を少しでも増やすことが大きなポイントとなります。

では、そのためにどうするかを考えたらカーセンサーを利用することが何より簡単で、それに加え迷惑業者を選別できる可能性が高まるでしょう。

一括査定サービス選びのポイントは、提携事業者数や、最大同時見積数ですが、その点を比較するとカーセンサーの一括査定が最高の選択肢といえます。

カーセンサーは、大手買取業者を含めて1,000社以上と提携しているので、比較対象が多くなるのが特徴です。

車の買取価格は業者によって雲泥の差がつくので、ハズレくじを引かないためにもカーセンサーを利用して査定の差を比較しましょう。

また迷惑業者の選別ですが、カーセンサーで車の情報と郵便番号を入力すると査定依頼が可能な業者が一覧で表示されるので、悪評の高い業者のチェックを外すことがオススメです。

ただ、鬼電がウザいとしても査定依頼を少なくし過ぎると、高査定を逃す可能性もあることを勘案しましょう。

まとめ

車の査定だけをすることは問題なく出来ますが、そこで知り得る査定額の正確さは査定の依頼先と依頼方法で大きく変わってしまいます。

ざっくりと知りたいだけなら、優良な車買取業者1～2社だけに見てもらえば大丈夫です。

もし具体的かつ最高値を知りたいと思うなら、カーセンサーを利用して多くの査定をしてみましょう。