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フリード・ステップワゴンは後悔する?ネット民の声をまとめてみた
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- ホンダのフリードとステップワゴンは地味ながらもホンダの屋台骨を支える存在ですが、一部ではこれらのモデルを買うと後悔するなんていう意見があります。
世の中どこにでも「アンチホンダ」といった人も多いので、この記事ではフリードとステップワゴンの真の評価について検証していきます。
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目次
ホンダの主力ミニバン「フリード」と「ステップワゴン」
出典:HONDA公式サイト
ホンダのフリードとステップワゴンは、ともにミニバンといわれるカテゴリに分類されるモデルで、少なくとも今のホンダにあっては売れ筋です。
なぜフリードとステップワゴンは後悔するのかを検証する前に、この両車について軽く触れておきましょう。
実はホンダが作りだしたミニバンブーム
すでに30年近く前の話になりますが、ステップワゴンのような1BOXカーは商用車というイメージが強い存在で、今のハイエースのようにキャブオーバー型のモデルが中心でした。
そのようななか1996年に登場したのが初代ステップワゴンで、目新しいFFレイアウトのボンネットタイプのミニバンという目新しさや、パッケージの良さと低価格からヒット商品となります。
ただたまにブームを造ってしまうのもホンダで、ミニバンを増やしたオデッセイやステップワゴンがあるし、燃費競争に火をつけたのはフィットだしねえ
— えふえふ (@nb8corz) June 12, 2021
まったく言われるとおりで、ホンダだけに限らず他の自動車メーカーが作りだした流行を、トヨタがしっかり回収して行くというのが最近のトレンドです。
ブームを起こしたステップワゴン
初代ステップワゴンは、シンプルな四角さや提唱設計による広さ、そして攻めた価格(154.8〜287.8万円)で高い支持を受けました。
ミドルサイズミニバンが月販1万台を余裕で超えるというのは、今でいえばN-BOXに迫るような販売台数だといえます。
もはや哀愁すら漂わせる初代ステップワゴンですが、売れすぎたが故トヨタのノア&ヴォクシーや日産セレナなどが猛追してきました。
そのせいかミドルサイズミニバンで3番手にまで後退したステップワゴンで、途中にはわくわくゲートという飛び道具が見られたのはご愛敬です。
現行型ステップワゴンは、2022年5月にデビューした6代目モデルで、原点回帰したシンプルなデザインが最大の特徴です。
N-BOXと共に今のホンダを支えるフリード
2008年5月にデビューしたホンダ・フリードは、ミドルサイズミニバンでは大きすぎるというユーザー層をターゲットにして開発されました。
この当時のホンダは顧客ニーズを掴む嗅覚が鋭く、今のホンダ経営陣に爪の垢を煎じて飲ませたいものです。
この初代フリードが大ヒットした理由の一つが「コンパクトミニバンだからといって女性に迎合しなかった」ことでしょう。
少し年長な方であればショーン・レノン出演のCMで「This is サイコーに ちょうどいい Honda!」というキャッチコピーを覚えていると思います。
2024年6月にはフルモデルチェンジされ3代目モデルへ進化し、先代モデルから引き続き人気モデルといえる存在です。
フリードとステップワゴンに見られる後悔ポイント

ホンダのフリードとステップワゴンは、少なくともヒットモデルといって差し支えのない商品ですが、それを買って後悔するポイントはどこにあるのでしょうか。
考えてみればどんな商品でも完璧ということはあり得ず、かなりピンポイントな後悔なのかもしれません。
ここからはフリードとステップワゴンに対する後悔について確認してみましょう。
ある意味当たり前?フリードの狭すぎる3列シート
ホンダ・フリードは、そもそも5ナンバーサイズに収まるコンパクトミニバンとしてデビューし、当然のことながら一応備えられている3列目シートはゆったり座ることなどできません。
ところが、そんな物理的な当たり前なことを理解できない人がいるようで、3列目シートが狭いと後悔する人がいます。
こんな文句を言われるのも”一応”3列目シートがあるからで、「だったらステップワゴンを借りろ!」という言い放つ勇気を持つべきです・・・ホンダは。
現実的に3列目シートというのは”おまけ”というケースが多いので、過度な期待は禁物だといえるでしょう。
新型フリードはコストカットでエンジンが劣化
現行型フリード最大のガッカリポイントだといわれているのが、先代モデルと比べてダウングレードされた1.5Lガソリンエンジンです。
先代モデルに採用されていた直噴からポート噴射にグレードダウンされ、最高出力が11馬力、最大トルクが11Nmも低下しています。
このスペック低下に不満の声もでているのですが、実はポート噴射(昔からの技術)に戻して扱いやすいエンジンになったという意見もあります。
フリードのキャラクター的には、枯れた技術でもそれで乗り心地や運転のストレスが軽減されるなら正常進化だといえるでしょう。
フリードはライバルより高くて装備も劣るという事実
フリードのライバルといえばトヨタのシエンタがガチなのですが、装備面でみると大きく見劣りする点があります。
フリードは全てのグレードでナビゲーションシステムやディスプレイオーディオがオプションなのに対して、シエンタは中級のGグレード以上で標準装備となっています。
細かい点で比較しても、痒いところに手の届いているシエンタにたいして、フリードはコストカットが丸分かりのようです。
ホントNボは新型でコストカット見え見え過ぎるのよな。まあフリードもドアトリムカチカチになったけど…。
— ヒロきち (@islandarvo) September 26, 2024
こんな調子で日産と経営統合をするかもしれないとは、ホンダファンならずとも不安がよぎります。
ステップワゴンのわくわくゲートの廃止に不満
新型ステップワゴンがデビューするにあたって、一番騒がれたのが「わくわくゲート」の廃止だったかもしれません。
縦にも横にも開く「わくわくゲート」は先代5代目ステップワゴンの目玉装備で、使い勝手の良さはピカイチでした。
新型ステップワゴンで廃止された理由についてホンダは「一番簡単に言うと、わくわくゲートのデザインに拒否反応があり、お客様が逃げたというか、購入していただけなかったという例がかなりあったんです。」としています。
この便利ギミックが廃止されたことが、新型ステップワゴンに不満を覚える理由の一つになっています。
実際のところはコスト削減と、わくわくゲートで立て続けにあったリコールのせい・・・つまりいずれにしてもコストカットが原因でしょう。
内装のチープさを指摘する声
新型ステップワゴンと新型フリードは、最近のホンダらしくシンプルで派手さの全くないデザインとなりました。
そんなエクステリアデザインと合わせたわけではないのでしょうが、ステップワゴンもフリードも「内装がチープ」といわれています。
内装がチープだといわれる原因は明らかで、使用されている素材と仕上げのレベルが低すぎです。
ダッシュボードやドアトリムに使用されているプラスチックが、「まんまプラスチック」でホンダのセンスが疑われるとことです。
車両価格も上がっていることを考えると、ステップワゴンとフリードの不満ポイントになることは当たり前でしょう。
トヨタが比較対象だから?燃費に対する不満
ステップワゴンやフリードに対する不満は、トヨタのハイブリッド車がライバルだからなのか燃費にも及んでいます。
正直なところ、ハイブリッドシステムとして世界最先端を行っているTHSⅡ(トヨタハイブリッドシステム)と比べるのは可哀想です。
ステップワゴンやフリードの名誉のために言っておくと、ハイブリッドモデルの燃費はステップワゴンが25.0km/L、フリードが25.4km/L(ともにWLTCモード)と決して悪くはありません。
ただ、ライバルのトヨタ車がワンランク上の燃費性能を持っているので、比べられる不幸がある両車です。
本当にフリード・ステップワゴンは後悔する出来なのか

ステップワゴンとフリードに関するネガティブ情報ばかりピックアップしてきましたが、それほどまでに公開する出来なのでしょうか。
売れ行きを見るかぎりそうとは思えないので、オーナーの声を交えながらステップワゴンとフリードの実際について見ていきます。
満足しているオーナーさんが多い事実
ステップワゴンやフリードを「後悔する」と言っているのは、実はユーザーじゃない傾向があります。
実際にステップワゴンやフリードに乗っているオーナーさんからは、”多少の不満はあれど”満足しているという声が多く聞かれます。
トヨタのヴォクシーやノアと比べて燃費が劣るのは仕方ないにせよ、使い勝手で大きく負ける要素は見当たりません。
トヨタ・カローラの80点主義ではありあせんが、「足るを知る」ユーザーにとっては大満足できる出来のようです。
ライバルと逆をいくスッキリデザイン
ステップワゴンやフリードだけではなく、最近のホンダ車は外野の声を無視するようにシンプルデザインへ突き進んでいます。
ギラギラグリルのトヨタ車へのアンチテーゼなのか、時代の逆へ突き進み当然のように賛否両論の評価です。
このようにシンプルデザインを良しとする人がいる一方で、以下のように酷評する人もいます。
さすがに「ホンダの社員も誰も乗らない」は言い過ぎですが、ステップワゴンとフリードのナチュラルデザインは悪いものではありません。
広い室内空間と先進装備
ステップワゴンとフリードは、ホンダの特許技術「センタータンクレイアウト」による見た目以上に広い室内空間が魅力です。
ステップワゴン!一番広いのは魅力的🥹
見た目より正直使い勝手だなあって思ってるからみてみる!!
自分たちで買うってよりおじいちゃんに用意してもらうからどこのとかは決めれないのよね😔
ありがとう💖— れあ☺︎@2m🎀(9.25) (@R_rea45) December 11, 2024
またライバル車がベンチシートを採用しているのに対して、独立シートである点は注目ポイントで、お子様が大きくなるほどステップワゴンとフリードの使い勝手の良さが際立ちます。
フリード・ステップワゴンをお得に手に入れる方法

フリードやステップワゴンは、一部で言われているほど後悔するようなモデルでないことは理解できたと思います。
その特徴をよく理解すればコスパの高い両車ですが、ともに人気車種なので工夫もせずに買えば損をするかもしれません。
そこで、ここからはフリードやステップワゴンをお得に手に入れるコツを考えてみます。
フリード・ステップワゴンの値引き状況
フリードやステップワゴンを新車で買うとして、少しばかり気になるのは値引き額がどの程度なのということです。
最新の値引き金額(車両本体価格からの値引き)は以下のようになっています。
- フリード ・・・ 13万円
- ステップワゴン ・・・ 30万円
デビュー間もないフリードの値引きは渋いようで、納期も人気の「e:HEVエアー EX」では10ヶ月~1年となっています。
それに比べてステップワゴンの値引きは緩くなっていて、納期も1ヶ月程度と安定しているの狙い目なのかもしれません。
実は値引き金額より重要な下取り価格
車は決して安い買い物ではないので、今乗っている愛車を少しでも高く売ることが経済的負担を抑えることに直結します。
一般的に「ディーラー下取りは、車買取業者の買取額より低い」と言われますが、実際のところや原因はどこになるのでしょうか。
まずディーラー下取りが安い理由ですが、簡単に言ってしまえば新車ディーラーは中古車が守備範囲外だからです。
中古車の流通価格を下取り価格へ反映させることも少なく、少なくてもディーラーが絶対に損をしない査定額となっています。
さすがに100万円も安いというのは稀有な例でしょうが、一般的にディーラー下取りは買取店より2~3割は査定額が低いといわれています。
カーセンサーを利用して下取り予定車を高く売ろう
引用:カーセンサー
フリードやステップワゴンを買うときディーラーへの下取りが楽だとしても、車買取業者とどの程度価格差があることを確認してみることをオススメします。
もし100万円前後も差があるのなら、多少手間をかけてでも買取業者を利用すべきでしょう。
そこで利用したいのが一括査定サイトの「カーセンサー」で、多数の買取業者を競わせることで効果買取の可能性がアップするでしょう。
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車の買取価格は業者によって雲泥の差がつくので、ハズレくじを引かないためにもカーセンサーを利用して査定の差を比較しましょう。
まとめ

ホンダのフリードやステップワゴンが「買って後悔するのか?」について、多くの口コミを交えて考察しました。
フリードやステップワゴンは非常に良いクルマであることは事実なのですが、ガチンコのライバルがいるせいか不満点も見られるようです。
ただ、良い点や悪い点を理解して選択すれば後悔はしないはずで、この記事を参考にしてフリードやステップワゴンに触れてみましょう。
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